今一度見直そう、EPIgas

少しファッション強めなブログが続いたので、今回はアウトドアギア方面へ。
見直してほしいストーブの紹介です。
いろんな選択肢がある中で山荘飯島ではEPIgas REVO-3700を取り扱ってます。

正直に言ってしまうと、SOTOの商品を持っている人が多いでしょう。
おそらくEPIgasは火力はあるけど大きいというのが一般的な評価だと思います。でも今一度EPIgasのこの商品を幅広い実用途から見直して下さい。他には無い優れた製品であることが見えてきますので、ぜひ最後までブログをご覧ください。

①まずはブランドの歴史から *一部メーカーの公式サイトより抜粋しております。
ロンドンから北へ300km。中世の面影を残す街、ストックポート。EPIの歴史は、この街から始まる。
1961年、地元の街に残る伝統的な技法に、当時の最新技術を導入し、安全性の高いレジャー用のガスストーブとランタンの生産を開始した。【Euro Pleasure International】 の頭文字をとり、ここにブランドEPIが誕生した。
月日は流れ1973年、世界に先駆け【セルフ・シーリング・セーフティ・バルブ】を発表。これは、カートリッジに直接バーナーを取付け、カートリッジそのものを基台として使用することを可能にした。そのため、今までにないコンパクトなガスストーブの設計が可能となった。

元はイギリスのメーカーで、今回の商品のガスカートリッジに直接取り付けるガスストーブを世界で初めて作ったメーカーというわけですね。
1994年に日本国内で製造を開始、現在は日本のメーカーとして根底は変わらずに商品を作り続けています。
山荘飯島ではこのガスストーブの他に蓋つきのチタンマグカップの取り扱いがあります。

②デザイン
一般的な店ではおそらく、この商品だけを紹介しているところはほぼなく、棚に雑多に陳列されていることが多いので数ある商品の中に埋もれてしまっています。でも実際によく見てみると、イギリス発祥ならではのブリティッシュグリーンのカラーとオレンジのアクセントが効いたデザインでガス缶や付属の袋含めて、実はカッコいいぞと思ってくれる人もいるはず。個人的にはこのデザインに惹かれました。なので知っていた人も今一度見てやってください。

山荘飯島では固形燃料タイプのストーブFIREDRAGONの取り扱いもありますので、どちらも英国という共通点でブリティッシュグリーンの統一感を出して、商品と向き合って陳列しています。

③機能
REVO-3700の名の通り、出力3700Kcalというガス缶取付型ガスストーブでは最強に近い火力を誇る優れもの。
メーカーの説明でもトロ火から最大火力まで微調整が可能とうたっているように純粋に火を使うストーブという機能でも優秀です。このオレンジのパーツを回すことで調整します。デザインの面でもこれが良いアクセントに。

④五徳が大きい(約15.3㎝)
ここが選んだ一番の理由です。現在はウルトラライトと言われるUL系の道具が流行りもあり主流です。もちろん軽さとは登山に置いて重要で、単純に軽いと楽だし、実際にUL系のギアなどを持っていますが、山荘飯島ではそこではくくらず、適材適所で道具を選択することを心がけ、おすすめしています。

私の場合、このようなガス缶取付型のガスストーブを持っていく場合は、テント泊など泊りの山行がメインです。翌日の登山に備えてしっかりとした調理をすることが多いわけでパスタをゆでて、スープを飲む。米を炊いたり、炒めものをしたりなどします。湯を沸かしてアルファ米、カップ麺だけということは少ないです。
その時にしっかりとした広い五徳だとものすごい便利。そして料理の選択肢が広がって楽しい。
テント内の調理を想定すると、ガスを置く地面が不安定だったり。最大限に疲れていることもあって注意力が散漫になり、五徳が小さいとうっかり鍋をこぼしそうになります。なのでこの五徳の広さは安心感を与えてくれます。
軽さを追求する人なら別ですが、そこまでしなくてもいいという人なら『普通に』料理できるのでおすすめですよ。
この『普通』というのが、逆にアウトドアではすごいわけです。
小屋泊はもちろん、ハイキングでも、凝った食材を持参してより美味しくて暖かくてボリュームのある調理ができてしまうわけです。

⑤キャンプにおすすめ
上記のように商品の良さを見直しましたが、そうするとキャンプへ行く人にもおすすめができます!
火力が強いのでメインにもなる可能性をもった商品。これと焚火台だけ持っていけばごく普通のキャンプが楽しめます。フライパンで肉を焼いたり、炒め物したり。朝のホットサンドもすぐです。なにより安定感があるのでフライパンを置いておけます。

さすがに用途によってはこれだけで問題無しとは言えませんし、ツーバーナーのコンロと比較すると劣るわけですが、コンロは意外と使用しないこともあり、その用途を見直してみるとこれで代用できることも多いですよということを伝えたいです。しかも長辺約9cm×5.5cm×5.5cmの箱に収まるのでこのコンパクトさを考えたらかなりの利点があるはず。

少し話はそれますが、山荘飯島のおすすめのキャンプはやることを絞ること。
ハンモックでくつろぐだけ。焚火をするだけ。ダッチオーブン料理をするだけ。一回のキャンプで目的を一つに絞るといい。
焚火をするだけなら、料理はカップ麺とかで十分。それ相応の道具でいいでしょう。
私自身も焚火はしたけど、テントは結露と撤収がめんどくさいので車中泊ですませたり、天気や状況に応じて変えることもしばしば。それで十分に楽しめたし、帰宅後の後片付けのことを考えてもそれが親切だったりもします。
ちなみに私がやったキャンプの一例をあげると天ぷらはおすすめ。鍋と油だけでOK。
キャンプ場へ行くまでの道中に野菜の直売所がありその誘惑に負けますよね。天ぷらならその野菜を無限に食べられます。油の温度管理が重要ですが、終わったら油を固めて捨てるか持ち帰るだけ。

こんな感じでやることを一つに絞ると買い出しする食材、道具が絞れ充実したキャンプ1日が過ごせます。全部やろうとするとゆっくりと過ごせませんよね。家から料理を持っていってもいいです。ファーストフードだっていいじゃない。色々とやってみて結果的にはウィンナー最強説にたどりつくはず。

外で過ごすということ自体が特別な環境なので、普段の家と同じ過ごし方をするとより有意義に感じると思います。なので目的を絞り、用途を見直した時に登山以外の用途としてもこのガスストーブの良さが再認識されるわけです。もちろんウィンナー焼けます。

逆に家で使用したっていいわけです。簡易的な卓上コンロに早変わり。アウトドア感を感じながらテーブルで家族に料理をふるまってください。アウトドア用品は日常にこそ使い道ありです。マイクロアドベンチャーです。
(家で利用する場合は換気には十分注意してください。あくまで外での使用が推奨されています。)

他でやっているので、山荘飯島ではあえて細かいスペックの比較はしません。そんなに難しく考えないで、山でもキャンプでも『大きな五徳』で安心感があり、最低限の料理が『普通に』できるのに『コンパクト』で『火力が強い』『デザイン性のある』ストーブとしてこの EPIgas REVO-3700 を覚えておいてください。
軽さを追求すれば他に軽いものはありますが、決して重たいわけではないですし、幅広い実用途を考えた時に他に無い良さがある、優れた製品であることが見えてきます。
全ての人がこれで十分と思わないかもしれませんが、これで良いと思える人もいるはず。

先日、地震があり都内でも大きく揺れましたがそんな災害時の備えとしても一つあれば安心感はあるでしょう。

今回は山荘飯島の目線でEPIgas REVO-3700の良さを今一度見直しました。

他にもこの商品の良さがありますので、気になる方はどうぞ店舗までお越しください。
そして一緒に使用してほしいフライパンや鉄板などなど、山荘飯島的なキャンプ道具もご提案させて頂きます!!

EPIgas REVO-3700 ¥10,450(税込み)
重さ111g
*純正のガス缶も取り扱ってます。

オンラインストア 商品掲載ページは以下URLをクリックしてください。

https://sanso-iijima.stores.jp/items/62506d532023976c8a28f309

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