弱気な価格設定の山荘飯島ロゴパーカーができました。

まずは報告。
本日髪を切りました。
なので、だいたい2か月に一度、約2週間程度の期間見られるモヒカン飯島で店に立っております。
この週末がちょうど見頃になりそうです。
見ためよりも優しく、気弱な接客ですので、どうぞ気軽に訪れて頂けましたら幸いです。

そんなどうでもいい報告はここまでにしておいて、本題は完成したこちらを紹介。

山荘飯島 勝負の寅年 第一弾としてパーカーを作りました。
ベタですねと言われそうですけど、店を開く=パーカーを作る。なわけでとりあえずその王道の道を順調にたどることができましたね。グレーのスウェットパーカーはとりあえずかっこよく着られる万能アイテム。

でも自分のこだわりと山荘飯島というロゴを最大限に生かすために考えた結果ということを伝えていきたいので、詳細を紹介していきます。


〇胸の刺繍ロゴワッペン

自分の店の強みは何かと考えた時にロゴは唯一無二で、素晴らしいデザイナーさんに作って頂いたもの。これは活用しないと損だと思いました。そして以前も書きましたが、ロゴには寅のイメージが入っている。今年は寅年で私は年男。

やるなら今年しかないでしょということで、ロゴを活用していくことにしました。

山荘飯島の文字を見てみると、なんとなく柔道着などに名前を刺繍されているあの感じを思い出し、この独特な漢字のフォントは刺繍と相性が良いはず。なのでパーカーに刺繍を入れようと決めました。

そしてせっかくなら刺繍は経堂近辺でやりたいと考え、探していましたが同じ世田谷区で偶然見つけたところが規模も技術もすごく、日本でも有数の刺繍屋でびっくり。言い方は悪いですが、小さな家の町工場的なところを想像して、気軽にこんちはーて感じで向かったら、きちんとした佇まいと設備に驚き、一気に緊張しビビってしまった私です。

しかし、非常に丁寧に対応頂き、ロゴを刺繍をする上での問題点の助言を頂き、結果的にワッペンという方法にたどり着けたわけです。この出会いは本当によかった。細部を調整して頂いたおかげできちんとイエローの下地と文字のロゴが表現できる最適解を見つけることができました。

ワッペンの下地も選択できる中でツイル地を採用し、少し綺麗なイメージと山荘飯島の文字刺繍を際立たせることを目指しました。
このような過程を経てワッペンができたわけです。

他で作ったワッペンと何が違うのかと言われると、ぱっと見の見た目は同じかもしれません。
でもただの日本製ということだけでなく、工場までこだわってこそ良いものができるという前職での経験もあり、ワッペンにもその思いやこだわりをもって作りました。こんなこだわりが、なんか分からないけど感覚的にこの商品良いねにつながるとも思ってます。それが山荘飯島です。

ちなみにそのまま刺繍屋の工場でボディに取付もしてもらえたので、その取付クオリティーもばっちりです。

そして世田谷の会社に依頼ができたということも、経堂に店を出した者としてよかったです。
公に言うことではありませんが、近場ということでハンドキャリーもできたわけです。小規模な話なので送料を抑えてコストダウン、商品の金額を抑えることにもつながりますしね。(この部分は最後に記載している弱気な価格設定のためでもあります。)

〇ボディ

1950年創業のペンシルバニアのカットソーメーカーLIFEWEAR(ライフウェア)の12OZボディを採用
家族経営でいまだにMADE IN USAを貫いている今では少なくなってしまったメーカーです。

簡単に言えば、弱気なボディ選択です。
ロゴには価値があります。でも山荘飯島には現状、そこまで価値を生むことができてません。
なのでボディそのものに価値を見出すことにしました。とくれば、やっぱりMADE IN USA アメリカボディでしょうということです。
再度念押しで言いますが、ロゴには価値があるんです。

アメリカ製といっても複数あり、昨今ではカナダ製などもある中で、あえてLIFEWEARの12onzボディを選びました。
弱気と最初に言ってしまいましたが、メーカーの選択にはこだわってます。
ふつうに質が良く、カッコいいボディを選んでます。アッシュグレーの色みも最高です。

このアームホールのデカいシルエットがいいんです。


私自身、キャンプや登山帰りの温泉、銭湯の後などはこんなパーカーやロンTを好んで着てましたのでそんなシーンを想定して選んでます。気取らないざっくりとした感じがなんだか雰囲気がでて格好いいんですよね。(登山用品店ということで、一応そんなシーンもアピールしておかないと・・・)
そしてそんな時を想定すると、この厚みもありつつ、柔らかいボディがちょうどいいんです。裏起毛の肌触りも滑らかでちょっと他とは違う感じですよ。
普段は固く肉厚なボディも好んで着てますが、この柔らかさというのはリラックスするようなシーンでも重宝します。
恥ずかしい話、年齢を重ねて分かる柔らかい生地の快適さ。
サーフィンはしたことありませんが、アフターサーフなんかにもきっと相性良いはず。ショーツとの合わせでどこまでも行けそうです。

フードもボリュームありますよ。


ちなみに画像はLサイズを着用してます。(171cm 58kg)

Mはこれ 画像だとわかりにくいかも。こちらの方が良いかなと思っている。


Sサイズでもまったく問題なく着用できるので、スタイルに応じてすっきりと着ることも可能です。

もちろん女性も着用できますので、ぜひおすすめしたいと思います。このざっくりとしたシルエットなのでかなりオーバーに着てもお洒落さんです。
S、M、L、XLまで用意してますので、そのスタイルや好みに合わせて選んでください。
私もどのサイズを着るか迷ってます。

山荘飯島ロゴワッペンパーカー ¥12,100(税込み)

価格だけ見たらどこが弱気なんだと思う人も多いはず。私も思います。タイトル詐欺じゃないか。
正直、いろんなブランクボディが入手しやすい昨今ですので5,000円程度のパーカーを作ることは簡単でした。もっと言えば安いボディを使って商品の金額を高く設定することもできます。

でも自分が本当に欲しいということ、こだわりは大切ということで、簡単なグッズのノリにはしたくなかったのでこのLIFE WEARのボディでこの刺繍ロゴワッペンにたどり着きました。
ワッペン代などはほぼのせず、ボディそのものの価値で金額を算出してます。
色々と詳細な紹介をしましたが、売れるかどうかビビってます。ビビったからこそのこの弱気な価格にしました。

もしかすると今後、山荘飯島が有名になれば初期ロットとして価値がでるかも。
その時はメルカリで売ってください。先行投資的な意味合いで賭けてみましょう。
まだ着ている人もいないので、きっと一目置かれます。


ちなみに山荘飯島がこのまま・・・な可能性もあります。
そんな時はこっそりワッペンを外してください。
ブランクボディとしてもこの¥12,100の価値はあるので損はあまりさせません。

長々と書いてしまいましたが、こんなこだわりと思いの詰まった弱気な価格設定のパーカーをぜひ!!
寅年な今年にあまり気にせず気取らず、ラフに着てもらえたらうれしいです。

ちなみ第一弾ということはそういうことです。
もちろん登山用品ということですので、そこらへんも踏まえてどうぞご期待ください。


オンラインストアはこちら↓

https://sanso-iijima.stores.j/items/62078fbe113ce059ffba8262

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