通気性が良いということは通気性が無いということ。でもこのシャツは通気性があります。

ややこしいタイトルの回収の前に、最近の活動報告を。

少し前に東京現代美術館でやっている「吉阪隆正展」行ってきました。ひげから地球へ、パノラみてきました。

ル・コルビュジエに師事した建築家でありながら、登山家でもあったり様々な肩書をもっているということでこれはとりあえず見に行くべき展示だったわけですが、この夏に北アルプスなどへ行くことを計画している方は注目してみてください。私はル・コルビュジエと言っておけばいいだろう程度の知識ですが、それだけではないのでご安心を。

というのは様々な山小屋の設計にも携わり、あの涸沢ヒュッテの設計にも関わっているすごい人。山小屋以外の建築物の構造がとても個性的で興味深く(むしろこっちがメイン)、土地への考え方など非常にユニークで今の目線で見ても斬新なので、山小屋に興味のない人も楽しく見られると思います。そんなわけで、今年の夏、涸沢ヒュッテや黒沢池ヒュッテに行く予定をしている人はぜひその前に展示を見るとより深く楽しめるはずです。

涸沢ヒュッテ模型

私は涸沢ヒュッテには泊まったことは無いのですが、当時20代半ばの元気な時に、山ガールの聖地という都市伝説を信じて若干不純な動機でわざわざルートに組み込んだ記憶があります。もちろんそんな時は必ず雨に打たれるわけですが、この展示を見た今ならより新鮮で清く正しい目線で涸沢ヒュッテを見られる、見てみたいと思いました。今年の夏は再び行ってみようかと真剣に悩むくらいに刺激を受ける良い展示でした。でっかいものが飾られているだけで満足する傾向もありますしね。展示は6/19まで開催中ですので梅雨で天気が悪い時は夏山の準備がてら美術館へ、そして山荘飯島へもぜひ足を運んでみてください。

では本題に入り、ややこしいタイトルの説明といきましょう。

先に言い訳をしておくと、ちょっと極論で言ってますのでご了承ください。

よくアウトドア用の服などは通気性が良いというような言い方をしていると思いますが、通気性が良いということは通気性が無いものと比べて良いという程度と思ってるので、通気性が無いと考えてしまってます。

分かりやすいところだとレインウェアなどのシェル。透湿性があり、脇のベンチレーションなどで通気性があることをうたっている商品も多いですが結局山行中の発汗に追い付かず、内側も汗で水浸しになっていることを経験している人は多いはず。普通の雨具に比べて透湿性、通気性が良いというだけで、実際は通気性なんて無いも同然。

そこは防風、撥水性を目的とした使い方なわけですので当然と言えば当然のことですが、アウトドアシャツという分野もこのシェルの考えに近く、高密度な生地を使用し防風性や撥水性を重視している商品が多いと思います。もちろん風除けとしてのウィンドシェル代わりにするからこその、そんな生地の選択だと思いますが上記の極論が当てはまってしまうものも多いので、通気性をもっと重要視しても良いのではないかと考えていました。アウトドア以外のジャンルに目を向けると一般的には夏のシャツ=麻素材を代表するように分かりやすく生地が風を通し、通気性を確保しているものが多いのです。

そんなわけで山荘飯島のシャツには分かりやすく通気性を確保している速乾素材も数種類ご用意しています。

代表的な例だとこのシャツ。麻のようなシャリ感があり、通気性と速乾性を兼ね備えたポリエステル素材。
実はスーツなどの分野に使用されていることが多い素材なのですが、山荘飯島の目線で幅広く生地を探してみると山で着られると感じる生地はけっこうあります。色違いもありますし、他にもジャージィ素材なども。

意外と他のアウトドアメーカーやアウトドア風のファッションメーカーには見られず、アウトドアシャツという分野では盲点だったように個人的には思えます。少しだけ肌寒い時や、日焼け防止のためにこの分かりやすく通気性のある生地というのはオーバーヒートを防いだりとかなり便利なので、ひとつの選択肢として考えられるはずですし、日常使いでも優秀です。麻のような織りをした化繊素材などはアウトドア感も少なく着こなしの幅も広がりますよ。

もちろん密度の高いウィンドシェル代わりにもなる素材もありますので、細かい用途に分けて生地を選択できるのも山荘飯島オーダーシャツの醍醐味というわけです。ただボディをサイズアップさせて通気性をあげることもできますしね。そんな時に袖丈、着丈が調整できるのが山で着られるシャツとしては非常に理に適った仕組みだと思ってます。


書いていたら結局自社商品の説明になってしまいましたが・・・

今回紹介したかったのは日本のブランド「迷迭香」のこの商品!!

ナイロンメッシュシャツ

「でもこのシャツは通気性があります。」の回収です。だってメッシュ素材ですから。通気性が無い理論を打破してくれる唯一の商品でしょう。

メッシュ素材を力強く通気性が良いとは言わないと思います。通気性が分かりやすくあるからこそ紹介する必要が無いのです。通気性が良いということは通気性が無いと考える今回のブログにとって、ここまでの通気性の分かりやすさは山荘飯島オリジナルシャツでも表現ができない分野なので、素晴らしいデザインと発想をもった迷迭香のこの商品は他の山で着られるシャツと異なった使い方ができると思い仕入れました。

もちろん前提として、単純にカッコいいシャツであることが大切です。
レディースらしいパターンも組み込んだ迷迭香は適度な抜け感のあるシルエットで今っぽさもありながら、どことなく品が漂っています。

メッシュ素材だから当然内側は透けてしまいますが、意外とそんなに気にならない。そして夏場汗だくの人にとってこのメッシュ構造のシャツというのは汗を隠すことに最適だと考えました。
自転車に乗る人、ザックを背負った人、真夏などはひとたび動き出したら汗ジミが目立つことも多いはず。日常なら汗が引くまでちょっと待つなんてシーンもありますよね。

このメッシュシャツなら汗ジミの心配無用でそのまま着ながら、汗が引くまで待つこともできるし、汗を隠すことができてしまうわけです。アクティブインサレーションの考えに近い運動しながら着られる通気性が最高なアウターということになります。日常でのワンシーンやちょっとしたハイキング、そして釣りなど蚊帳感覚でも着用できるのでこれはおもしろい使い方ができそうです。これもまた様々な活用方法をぜひしてほしいと思います。

メッシュ地にプリントを施した凝った生地を使用。着て触ってもらうとすぐに実感するのですが、丈夫さもありながら網のような固さもなく、普通に日常使いをしてもおかしくない絶妙な生地のチョイスです。


ボタンはスナップボタン


襟は開襟


アームホールが大きめなパターン 

この横からの雰囲気の絶妙さはちょっと他じゃ真似できないぞという雰囲気を漂わせてます。
なんなんでしょうか?この感じ。よく見れば見るほど、迷迭香はすごさを感じさせてくれます。

体型や身長問わずに着用できる商品です。ぜひこのナイロンメッシュシャツをこの夏のワードローブに加えてみてください。日常でも「ほのかに」感じさせるアウトドアの香り、それが迷迭香です。このほのかな部分が非常に秀逸なのです。

迷迭香 ナイロンメッシュシャツ
¥16,500(税込み)

オンラインストアにも掲載しましたでの、ぜひご検討ください。

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