これはクッカーです。お湯を沸かすために1万円オーバー払えますか?

少しだけ休日の活動報告

本当は山のブログを紹介する予定が寝坊しましたので、いたって普通の内容に。

寝坊したって山へ行かなければ早起きだから、取り戻せるのが山の醍醐味だとか・・・

東京オペラシティアートギャラリーにて 18日まで 

寝坊のおかげで、滑り込みできたので良しとしましょう。

アースの力強さを感じてきました。

大学生の頃に、あれは静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館まで川内倫子展を見に行って以来。おぼえてますか?
調べてみたら14年前ということが分かり、自分の中ではなかなかに衝撃をうけてます。

おかげさまで「川内倫子=すいか」の記憶を更新することができました。

そして時間が余ったので

とりわけマニアでもなく暇だったら見てみようくらいな気持ちでいたのですが、世代的にはど真ん中でジャンプで読み、単行本は友達のまた貸しを読んでいたので、色々と当時の記憶を思い出して面白かったです。あの頃のジャンプ最強ですね。

これって映画からはじめて見る人はどんな感じなんだろ?今どきの若者の意見を聞いてみたいとふと思った青春取り戻しおじさんです。

本当は登山と映画をセットにしようとしたのですが・・・反省しながらブログの本題へすすみます。

タイトルの通りの内容です。

実は結構前から入荷していた商品でしたが、ようやくブログに紹介してみます。金額も金額だけに焦って紹介するのもあれなので、機が熟すまで待っておりました。

そして気づいたら熟し過ぎてしまったのでまだ間に合うクリスマスプレゼントはもちろんに、年末年始の楽しい勢いにまかせて新しい気分でハッピーに迎えたい人にぜひおすすめしたいと思って紹介します。年明けは自分へのお年玉的なところでこんなクッカーはどうでしょう。

そうなんです。これクッカーなんです。

1万円オーバーと言いましたが、

一つは1万3,200円(税込)

一つは1万7,500円(税込)

簡単に言えばお湯を沸かすために使うものなわけで、破格な値段です。イマドキのクッカーなんぞは質を選ばなければとても安く買えますし、いいものでもここまでしない。いったいどのくらいの人が興味を持ってくれるのだろうと思って販売をしています。

そんな商品ですが既にご存知の人も多数いるかと思います。今年の夏ごろに彗星のごとく現れたTMR industiesのもの。

どのくらいの人が興味を持ってくれるのだろうと言いましたが、瞬く間に話題をさらい、今では様々な有名店に置かれて勢力拡大真っ只中のとても勢いがありあまっているガレージメーカーなのです。むしろ興味がある人があふれている最中でしょう。

私も夏ごろにインスタグラムで拝見してから1か月くらいに悩み続けながらやっぱりこれでしょう!という勢いでコンタクトを取りこちらの取り扱いをお願いしました。実はけっこう早くに連絡をして9/末には取り扱いを開始していたのですが、一番遅くに紹介をしているだらしなさです。

勢いよく、連絡した背景としてはまずやっぱり目を引くのがこの美しさですよね。美しいという表現が一番合うクッカー

これが底面です。

そして決め手は私の地元栃木のメーカーであるということ。
もともと栃木県にて精密機械の部品などを精密加工で作る工場を経営していた方が、自分が満足いくクッカーが世の中に無いことから自分で研究して作り上げたのがこのクッカーです。

今までの工場で培ってきた技術を集約させて他では見たことない作れない最高のクッカーが誕生したのです。もう下町ロケットです。ドラマを見たことないので雰囲気で言ってます。

価格にはびっくりしたけれど、普通のすごく良いクッカーを置いたとて山荘 飯島では売れないでしょうから、ベストだと思える面白いモノを置くことを優先して取り扱いをさせて頂きました。

そして連絡したところ担当者の方から返事を頂き、わざわざ店舗までお越しになってくれたことも追記しておきます。直接出向き、取引先と直接会ってちゃんと話をしてから取引をするというスタンスなのもこの商品への愛情が感じられます。それだけ大切に取り扱っている商品なわけです。

ガレージメーカーという枠にもおさまらないような・・・パッケージにも哲学を感じます。

ではそんな商品の詳細は

〇L.T.Cooker 13,200円(税込)

容 量    推奨 350 ml / MAX 450 ml
重 量    78 g
size 口部 99mm 中底部91.6 mm 内径90.6mm 高さ87mm

350mlの水を約1分35秒で沸かします。

材質はアルミ

削り出し加工によって厚みは驚異の0.5mm
でもちゃんと強度試験もしているので安心の強度です。

強度実験では高さ1mからコンクリート面へ落下を10回行い多少の歪みは生じましたが破損、欠陥は見られず性能を保持されたとのこと。

実物はとてつもなく美しいです。精密すぎて110サイズのガス缶がジャストすぎるくらいにフィットします。

シューーーーと心地よく入るのでこれだけでも買う価値があるかも。

〇W.R.Cooker

容 量    推奨 350 ml / MAX 450 ml
重 量    78 g
size 口部 99mm 中底部91.6 mm 内径90.6mm 高さ87mm

350mlの水を約1分30秒で沸かします。

材質はアルミ

削り出し加工によって厚みは驚異の0.5mm
でもちゃんと強度試験もしているので安心の強度です。

強度実験では高さ1mからコンクリート面へ落下を10回行い多少の歪みは生じましたが破損、欠陥は見られず性能を保持されたとのこと。

見た目としては底部の構造が異なりますね。

**ではこの2つの違いは?**
重さは5gの差があります。
L.T.Cooker 78g
W.R.Cooker 73g

左 L.T.Cooker 右 W.R.Cooker

分かりやすい部分だと底部の穴の大きさが違います。

では肝心の燃焼性はというと、
メーカーHP記載の文章を抜粋させて頂きます。

ガスストーブにて野外実験を繰り返し行いました。環境により大きく結果が変化しL.T.Cookerより好成績を記録する事もありましたが、大きな性能の開きは無く同等の結論になっています。

L.T.Cooker 約1分35秒
W.R.Cooker 約1分30秒

どちらもすさまじい燃焼効率です。開発者がいかにこだわったかが分かりますよね。
冬季での使用も想定してた試験での対応で、アルコールストーブや固形燃料との相性も抜群です。

*山荘 飯島ならこれですね。

FIRE DRAGON オンラインでも買えますのでここからどうぞ。

そうなんです。燃焼性に関してはほぼ性能は変わらないとメーカーも潔く書いてくれてます。

でも性能だけではなく『底部の美しさと精密設計加工を価値としています。』ということも明記されているのです。

すなわち、もはや芸術作品、嗜好品!!男のロマンかもしれませんし、乙女のロマンかもしれない。
性能も凄まじいのですが、そんな性能、機能を超えたその先の世界を目指したTMR industiesなのです。
実物を見れば、その理由が分かるでしょう。


どちらもすごく美しい作品ですが、価格差は4,000円あります。
でも実物を見るとどうせならさらに最高なものと思う人も多数いるでしょうし、どちらを買うか迷う人も多いはず。

L.T.Cooker
W.R.Cooker

キャンプ道具なども含めて、安いものでそろえようと思えばいくらでも揃えられる昨今ですが、

何かズシン!とココロに響いた方はぜひ実物を見にきてください。こちらは店舗のみの販売となりますので1万円オーバーでお湯を沸かしたい方をお待ちしております。そんなお湯で飲むコーヒーは至極の自己満足でしょう。

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