昨日に続いてCaledoorの商品を紹介していきます。
その前に・・・
本日3/9発売のPOPEYE4月号に掲載して頂きました。
「春の理想のクローゼットを作るには。」という企画の名だたる顔ぶれの中に潜んでますので良かった探してみてください。なかなかに名だたる並びでして、過大評価されてそうでちょっとビビってます。そしてモデルに着用してもらったプロモンテのスタイリングがかっこよすぎるのでそっちも見てね。
ちなみにプロモンテのシェルは店舗に少量ありますので気になる方は足を運んでみてください。今週末まで店舗のみの販売とさせて頂きます。日曜日の夜に余った分をオンラインストアに掲載します。
悲しいことにもう廃番なので再入荷はありませんのでこの機会にぜひ!!
では本題へ
まずCaledoorに関しては以下ブログをご覧ください。商品紹介と思いきや思い出ブログになってましてあきらめずに下へ下へと進むと商品紹介へたどり着きます。
昨日のブログはなかなかにボリュームがあって力尽きたと思いきや、その勢いでこのブログを書くことができました。入荷商品他にもありますので頑張って急いで紹介していきます。
山と絡めてブログを書いたカレドアーですが、結局のところファッションブランドじゃないかと思う人も多いでしょうが、でもただのファッションブランドでは無く、大手が本気を出したファッションブランドです。
しかしロングランブルなるカテゴリーにおいては登山文脈にも響く商品があります。
ここで、話は逸れますが勝手に山荘飯島的トレンド予測をすると、登山文脈の人も今年来年くらいからファッションブランドをより注視すべき感じになってきそうです。単純に言うとアウトドアブランドの専売特許だった機能素材がファッションにもだいぶ波及されていきます。ちゃんと使えそうな絶妙な感じです。
そうなるとどうなるかというとアウトドアブランドのファッション風アイテムがなかなかに大変になりそうな気がしてきました。もしそのブランドが素材の良さしか伝えることができないならば、ファッションブランドを使っていいかもしれません。ファッションに振った時はどうしてもファッションブランドの方が強みがありますからね。
絶妙に登山でも使えるなあというのが既にたくさんありますが、ますます目に付く商品が多くなりそうです。そこの線引きというか、チョイスは山荘飯島の得意とするところと思いますので逆にとても面白い提案ができそうな気もしているのも事実です。どこまで響かせることができるかは心配ですが、個人的には楽しめそうです。
そして、そんな時に見直されるべきはちゃんとしたアウトドアブランドだとも思ってます。アウトドアブランドの凄みです。バランスよく登山用品店をしていこうと思います。
なぜこんな話を出したかというと、
カレドアーの商品がまさにその流れに先駆けて今のファッションの凄みを感じさせてくれたメリノウールのベースレイヤーなのです。
(*ちなみにノースオブヘブンもそうなのですが、また異なる文脈でクラシックな感じです。)
またまた新しい文脈からのメリノウールの提案です。これなら登山文脈にど真ん中に響くに違いありません。
もちろんメリノウール100%のベースレイヤーです。
画像を見てしまえば分かるかもしれませんが、ただのベースレイヤーではなく、ちゃんと1枚でファッションとして成り立ってしまう稀有なメリノウールのロンTなのです。
ライバルはセントジェームズとかフランスバスクシャツ系でしょうか?でもこのロンTならばメリノウールという機能を抜いても渡り合える雰囲気が詰まってます。
個人的にはこの部分を特に注目してほしい。
ネックの絶妙な開き具合
リブが無く、ソリッドなデザインで少しだけボートネック風なのですが開き過ぎずに品のある感じなのです。
このネックが全てかもしれません。すごくオリジナリティーを感じました。こここそファッションと感じた部分。
適度な開きがあるので通気性もあるとアウトドアブランドならば言ってるかもしれません。でもそれ以上に品が備わったネックなのです。
より通気性を求めたり、ファッションを求めたアウトドアブランドが首元やサイズが少し緩い感じのベースレイヤーを出してますが、正直なところ日常でそれが正解として一枚で着るまでには至りません。(とっても個人的な意見ですよ。)
このカレドアーならば、
すごく絶妙なサイズ感と思います。このサイズ感のメリノウールのベースレイヤーは全くないです。
ちなみに画像は全てMサイズを着用しています。(171cm 58kg)
歩く文化であるランブリングがきちんと背景にあるので、ベースレイヤーと言ってもいいサイズ感であり、でも適度な緩さのある1枚で着用できるサイズなのです。このネックならば山荘飯島オーダーメイドシャツとの相性も良さそうです。
チャコール
また言ってしまいますが、
ただ着ているだけなのにカッコ良くないですか?これぞカレドアーの、ファッションの凄みですね。
さらに、アウトドアブランドならば無駄ともいえるディティールがあります。
共地エルボーパッチ付き
イギリス的背景ですね。着ても気づかないくらいの厚みなのでご安心ください。しかも共地なのでデザインのアクセント程度な感じです。細かく言及すると肘の補強パーツとしての役目がエルボーパッチということなので登山用途としても正解ですね。
やっぱりファッションブランドはこういったデザインの引き出しの多さが秀逸だと思います。
アウトドアブランドはアクティブな用途において機能美ともいえる良さがありますが、ファッションに振った時はサイズ感などどうしても差がついてしまうと言わざるを得ません。
袖もリブなし。ソリッドな雰囲気です。
サイズアップして着用しても、まくってしまえばいいでしょう。
ということはぜひ女性にも着用してほしいと思ってます。着丈はそこまで長くないのでぜひぜひ試してみてくださいね。なんなら裾はパンツにインして、シルエットを変えれば間違いなく女性らしく着こなせます。
軍パンと首元にシルクのスカーフでOK。アウトドア臭など感じさせないでしょう。
カレドアーに関しては好きなサイズで好きな着こなしで選んでみましょう。
挟み込まれたブランドネームまで良いと思ったベースレイヤーはカレドアーくらいかもしれません。ネームへのこだわりを具現化できるのは大手らしい部分かと。とにかく大量なロットがいるわけなので。
最後についでのような素材説明
上質なメリノウールを100%使用 防臭抗菌機能、透湿速乾性、調温機能もあります。もちろん家庭洗濯も可能です。
アウトドアブランドのメリノウールのベースレイヤーよりも本当にごくわずか厚みがある程度です。だからこそ身体のラインも出にくく一枚で安心して着用ができます。
「PRODUCTS FOR RAMBLERS」 Caledoorです。
最後に、
山荘飯島が登山文脈からのファッション文脈超えに一番苦労しているのが値段なわけですが、このロンTは17,600円(税込)
これならギリギリ超えていけるのでは?
海外ブランドのベースレイヤーをファッションぽく着ようとサイズアップするならば間違いなくこっちの方がいいと思います。着丈、袖丈が合わないでしょうしね。日本のファッションブランドだからこそ日本人に合った今の空気感をまとったサイズで着られるのです。
「街でも着られる」ではなく、日常のファッションにおいても正解なのがこのロンTです。
オンラインストアにも掲載しましたので是非ご検討ください。
紹介できていない春物の入荷も続いてますので少し充実した店内になってますよ。