このDIGAWELのシャツ?楽しみながら色々と使えそうな気がします。

先日は出張なるものをしてきまして、業界を震撼させることができそうな気配を感じてる山荘飯島です。

社会人時代は成果や結果が求められるので純粋にテンションのあがった出張てのはあまりなかったので、行きたくていった出張てのは自分の中で発見が大きく、働き方の幅が広がったような気がします。あまりに発見が多かったのでおそらく完全に自分に酔ってます。震撼させるとか大袈裟に言ってますので気持ちも落ち着いたころにその成果がお見せできればと思います。まずは4月の後半ごろかな?色々と動き回ってますので楽しみにしててください。

東京の虎も忘れないでね。

おかげで先々のことで頭がいっぱいなのですが、入荷商品も多くそればっかりにかまっていられないのでこのDIGAWELのシャツをさらりと紹介していきます。

言い忘れてました。

今季のDIGAWELは軽やかなピクニックウェアをテーマにコレクションが作られてます。このコレクションテーマを聞いた時はすごくテンションあがりました。どこか懐かしさもありつつ、少しの機能性とアウトドアなニュアンスで作られている洋服にはあれ?なんだか山荘飯島でつかえそうなものがあるじゃないかと思わせるものもちらほらありまして。

DIGAWELに関しては山荘飯島に固執しないで私、田窪の好きな服をチョイスする感覚で楽しめる仕入れをしているのですが、今回ばかりはきっと貴重なシーズンとも思いまして少し山荘飯島をのぞかせるテイストで集めてみることにしました。

とは言え、重さとか機能性だとかそういう話は置いておきましょう。適度な機能を感じつつ、そんなことよりこれを着たらなんだか楽しめそうじゃんと思える洋服です。

それがこのシャツ?アウター?ウィンドシェル?

素材はポリエステル70% ナイロン30% ようするに化繊100%

高密度に織られた素材なのでウィンドシェル的な解釈で着られるのではということです。御覧の通り前の開きは防風じゃないけど適度な機能を感じてください。あくまで機能はおまけです。

先に値段を言うと¥30,800(税込)なのですが・・・

ついでの機会なので山荘 飯島のオーダーシャツの値段の話へ。

本当に本当にありがたいことに少しづつオーダーをしに来てくださる方が増えてまして、値段に関しても満足頂けることが多いかと勝手ながら思ってます。

そんな値段ですが、冷静にうぬぼれないように俯瞰で考えて決めました。

化繊シャツなら1万円後半~2万円前半でオーダー可能ですが、オーダーだからという安直な考えでこれを3万円台にしても、もしかすると売れるかもしれません。自分で言うのもおこがましいのですが1着1着、一人一人のお客様に対してなかなか丁寧な対応をさせて頂いているとも思います。(それが売りなのでずうずうしく書かせてくださいね。)

でもこのDIGAWELのようなシャツの台頭にビビってたという話です。

少し前からファッション文脈でもアウトドアブランドと遜色ない素材が使われはじめ、値段を際限なく出せば山で使えそうなおもしろいものが買えたりする予感をビシビシと感じておりました。実際に今をトキめいちゃうブランドや洋服好きも唸っちゃうブランドでも、そんな商品を目にする機会も増えてまして、同じ3万円(実際は4万円くらいしそうですが)出すならそっち買うでしょうという俯瞰で見た自分がいたわけです。

そんな脅威を感じ悩んだ結果この山荘飯島オーダーメイドシャツの価格になってます。結果的に正解だったと思います。とはいえ安いわけでもなく、オーダーシャツの文脈を覗くとわりと妥当な価格ではありますとも冷静に伝えておきます。でも丁寧さと幅広い提案ができることは妥当じゃないよということなので、訪れる価値ある店が山荘飯島なわけです。

そうここまで凝ったギミックとデザインならば山荘飯島のシャツと比較しててこれを買ってもいいじゃんと思えるシャツがこのDIGAWELのシャツなのです。さらに深く言うと最近の登山文脈の価格高騰にもちょっと疑問を持ってまして、なら逆に別の文脈から引っ張るチャンスもあると感じてます。

そんな凝ったつくりの部分はここ

匂わせアウトドアですね。釦じゃなくてコードにフックを引っ掛けて止める仕様になってます。
斬新で楽しい発想というか発見です。本当はアウトドアブランドがこんなことをやったらおもしろいのにと思ったり、なんだか悔しさまで感じてしまったディティールです。DIGAWELは楽しませてくれます。

慣れたら簡単に着脱可能で、意外としっかり止まります。フック部分はゴムについてるのでゴムを引っ張ることで前の開きを広げることも可能です。シャツの前身の間を広げながら固定させて、間から風抜けしますよ、通気性がいいですよなんてことが言えますね。

全部止めるとこんな感じ

なんだかチャイナジャケット的なニュアンスも感じられるところもおもしろい。

しかも製品染めを施しているので、独特なマットな風合いとシワ感があります。コードが縫い付けられている部分のパッカリングが強まり、そのおかげでフリル的なニュアンスが感じられますね。DIGAWELですね。

デザインに取り込む製品染めの発想てのは本当にすごいです。

ポケットのつくりも匂わせアウトドアです。

ハンディングポケット
こんな感じにつながってるので、一番下のポケットへもアクセスできます。

上のポケットの袋が下のポケットのフラップになっているオリジナティあふれる凝った作りですよね。

でもちゃんとシャツのディティール

カフスに釦が2個ついてるので、シルエットも変えられて雰囲気よく着られます。(ボタンが完全に掛けられていないのはダメですね・・・これは当時ならめちゃくちゃ怒られるポイントだ。)

サイズ感もゆったりで、柔らかさはあるけど、しっかりとした質感の生地なので今時期のライトアウターとしてもおすすめ。ユニセックスでまとってみてください。

そんなコーディネートは

ウィンドシェル兼シャツ DIGAWEL

パンツ 迷迭香のハイキングパンツ *7月頃には再入荷予定ですので少々お待ちください。

靴 ALTRA

そしてインナーのボーダーTはメリノウール100%

この服装は今の時期の低山登山に最適でしょう。素材だけ見たら山ですし、機能的にもアウター以外はアウトドアブランドではないけど、ちゃんと山。新緑のハイキングや花見を見にいくような小旅行においてはここまで適した組み合わせはないでしょう。「街でも着られる」ではなく、街で着るのが正解と言える機能服ですからね。

山荘飯島のシャツを冷静に見て、こっちのほうがいいじゃんと思う人ももちろん大歓迎。今の世の中、幅広く見るとおもしろいものであふれてますよ。高機能ウェアは他のブランドにおまかせして適度な機能を感じつつ、楽しくファッションしてみてください。

ざっくりとまくって着るのもいいです。シャツなのか、シェルなのか、羽織りものか自由な解釈でどうぞ。

オンラインストアに掲載しましたのでぜひご検討ください。

商品掲載ページはここから

そして・・・少し先の匂わせを

脱いだらこんな感じ。

ボーダーでロンTでメリノウール100%で絶妙なシルエット。最近はこればっかり着ています。

またまた別文脈から発見してしまった1枚で着られるメリノウールのベースレイヤー。ただカッコよく、カルチャーを感じさせるメリノウールは初めてです。近々紹介しますのでご期待ください!!ちゃんとユニセックスで着られるブランドなので女性の方もお楽しみに。

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