金額は¥64,900 コスパ最高のダウン

先日は定休日を利用して山梨県にある道志の森までキャンプへ行ってきました。ちょうど7年前の11月以来。当時は土曜日の夕方に行きほぼ人はいなかったイメージでしたが、さすがキャンプブームといった印象で平日にも関わらずそこそこ人がいました。道志の森キャンプ場はハイシーズンは満員となるみたいで場所取りが大変で有名。ちょうど今くらいの時期はそこまで寒すぎるわけでもなく、人も少ない。そういった意味ではキャンプに最適な時期だと個人的には思ってます。焚火の暖かさがちょうど良いですよね。

色々と撮影をする予定で行ったのですが、うっかり楽しみ過ぎてしまったわけで。でもインスタグラムやブログなどで少しづつ紹介できればと思ってます。

とりあえずハンモックは最高ですよてことを伝えたいです。設営、撤収快適、結露もしないし1家に1台ハンモックを推奨します!もちろん山荘飯島でも画像の商品の取り扱いがあり、都内では貴重な体験もできますので気になる方はぜひ!


そんなキャンプの話はここまでにして本題へ。個人的にも昔から愛用していて山荘 飯島の理念に通じる本当の意味で山から街まで使える最高なダウンジャケットを紹介します。

westcomb HIMALAYA HOODY 

先に値段を言ってしまいます。税込みで¥64,900です!この値段に対して思うことは人それぞれだと思いますが、山荘飯島ではあえてコスパが最高のダウンとして紹介していきます。最後まで読んで頂ければ納得いくはず・・・そう願ってます。

では順番にその説明を。

①世界最高レベルの縫製技術を持つカナダの自社工場で作っていること。
以前のブログでも紹介してますのでよければ詳細は以下リンクよりご覧ください。まずはやはりwestcomb自社工場の縫製技術に尽きます。ここが圧倒的に他と差別化できる部分です。

簡単に言ってしまうと、アウトドアブランドではありえないレベルの縫製技術があるということです。
元々アークテリクスを手掛けていた縫製工場であり、アークテリクスなど多くのアウトドアブランドはアジアに生産を移している中でいまだにカナダの自社工場 made in canadaにこだわっている稀有なブランドです。自社工場だと生産効率の都合からうっかり妥協することもあるのですが、ここは徹底した管理と技術を追求してます。それでいて自社工場だからこそ、そんな品質に対してコストを抑えられるわけです。
某有名ブランドを縫製しているのが実はwestcombの工場だったりして、そのブランドの価格を聞くとよりコストパフォーマンスの良さを納得して頂けると思いますよ。気になる方は店舗まで聞きに来て頂ければ幸いです。

きれいなステッチ。
個人的に一押しなのが袖口のパーツ。ものすごいしっかりしてます。グローブをはめていても調整しやすく、しっかりと固定されるのが良いです。細かいパーツにもこだわりがあります。
裾の裏側には絞れるパーツも。


②ダウンの質
ポーランド産900フィルパワーのダウンを使用。
多種多様なメーカーからダウンが販売されているのでフィルパワーという言葉は馴染みの深い言葉になっていると思います。
この数値が高いと羽毛のふくらみがあり、より空気の層ができて暖かくなるというわけです。
ダウンに定評があるブランドはきちんとダウンの産地を明記しています。最高品質にこだわるWESTCOMBも同様にきちんと産地を明記した上でこだわりのダウンを使用しているわけです。

この部分に関しては他のアウトドアメーカーでも色々こだわっているので、フィルパワーのみを見ればこれより高い数値のダウンを使用している商品は他にあります。なので他には無い最高級なダウンを使用しているとは言い切れないのですが、高品質なものを使用していると言えます。
もちろんダウンの封入量によって暖かさが変わってくるわけですが、ここで特筆すべき点は快適温度-20℃までとメーカーが謳っている点です。これすごいです。
ポーランド産900フィルパワーダウン 快適温度-20℃ てところを見て、この商品価格を他メーカーと比較してもコスパの良さを実感して頂けるはず。

フード部分までダウンがぎっしり詰まってぬくぬくです。ここで暖かさを実感するかも。びっくりしますよ。
ダウンたっぷり。裏側もぬくぬく。それでいて綺麗な作りです。地味に裏側のメッシュポケットも便利。


③表地  PERTEX ENDURANCE
アウターとしてダウンを着用する場合、表地も「ある程度の機能性」が必要だと考えます。あくまである程度です。
HIMALAYA HOODYの表地は防風、耐水素材PERTEX ENDURANCEを使用しています。
PERTEXとは生地のメーカーで機能素材をメインに供給していますが、このENDURANCEはその中でも撥水性に優れ、耐水性の高い素材です。摩耗強度もあるので、ダウンの表地には最適な素材です。

このENDURANCEは防水ではないという点をあえて説明しておきます。

☆そしてここで防水イメージの強いGORE-TEXに関しての余計な説明を☆
実はGORE-TEXでも完全防水としていない素材があります。ダウンの表地やどちらかというと街着用のコートなどに使用されている素材は「GORE-TEX INFINIUM」というカテゴリーに属した生地を使っていることが多いです。
おおまかに言ってしまえば、「 GORE-TEX INFINIUM 」のカテゴリーは完全防水ではなく、この PERTEX ENDURANCE と変わらない機能の素材となります。*細かい部分では異なるのでご注意ください。

実はGORE社のホームページにもきちんと明記されているのですが、防水というイメージがあまりにも強いので知らない人も多いと思います。私自身も昔からGORE-TEX製品を信頼して多用し、店にも取り扱いはあるので、決してGORE-TEXを下げる話ではなく、常々正しく知ってほしいなという思いから書かせて頂きました。
また撥水、防水の違いの詳しい説明も店舗ではさせて頂いております。ここも全然違うんです。

話を戻すとようするに適材適所で素材を使っているわけなんです。なのでこのダウンはGORE-TEXじゃないから劣っているのではなく、様々なフィールドでの用途を考えた時に最適な素材が PERTEX ENDURANCE だったわけです。
薄手で軽量でもあるため登山などでは携帯も容易、厳冬期にはシェルの下のインナーダウンとしても活躍します。それにも関わらず耐水性と摩耗強度もあるので雪山の行動時もアウターとしてアクティブに着用できるダウンとなるわけです。

そして、この素材が街着としても最適なんです。
一般的には雨が降れば傘をさすわけですから、完全防水は必要なく、適度な撥水性で十分。防風性は備わっているので寒い木枯らしも問題なし。自転車でも快適です。
インナーダウンというカテゴリーであれば軽さを追求してる分、かなり薄手の生地を使用していることが多く、羽毛が表地を突き破ることもあったりして強度という面で街着のアウターとしては適さないケースもあります。
これよりも強度のある素材は当然ありますが、それでは重さもでてしまうので、軽さや耐久性などを含めてあらゆるバランスで このPERTEX ENDURANCE が持つ「ある程度の機能性」が街着アウターとして最適と言えるわけです。
(*なのでどちらかと言えば街着用途の製品には同程度の機能を持つ 「 GORE-TEX INFINIUM 」 が使われているわけです。)
ある程度と言ってしまってますが、機能面のバランスをみるとかなり優秀であるということも念のため付け加えておきます。


④デザインと色


表地の機能面から街着としては最適としましたが、このデザインと黒という色からもその良さを伝えたいです。
ボリューム感はありますが、絶妙なバランスの仕上がりでシンプルかついい意味で「普通」のデザインなので街で着ても全く問題ありません。どんな太さのパンツとも合わせられ、コーディネートを選びません。

そして黒という色がアウトドア感を抑えめにしてます。もちろん本格的な雪山用途で考えれば、視認性の高い色合いが重要ですがそこまで考えてないならこれでいいでしょう。
登山用途でも高山であれば、秋~春にかけて最高のクオリティのダウンとなりますが、個人的には近郊の真冬の低山におすすめ。

今年の正月はこれを着用して、小田急線沿いの塔ノ岳に行きました。ちょうど良いです。行動時は脱ぎましたが移動時と休憩時にちょうど良い。そして近郊の山なので、電車でいき遅くとも夕方には都内に戻れます。このデザインと黒という色のおかげで、まったく問題なくアウトドア感少なめで街に馴染んで遊びに行けちゃったわけです。

③、④をまとめると
「本格的な登山用途でも高い性能の製品でありながら、街着としても普通に上品に着られるダウン」ということです。
まさに山荘飯島の理念と重なっています。
すなわち、街でも山でも着用できるということは必然的に着用頻度が上がるわけです。様々なシーンで妥協無く活用できるという点でもコストパフォーマンスが最高なんです。

以上、コスパの最高さを説明しましたが、実物を見て着用して頂ければ1番納得して頂けると思います。
最高の縫製技術、最高品質、本格的な山でも活用できる、街でも普通に馴染むデザイン
それなのに¥64,800(税込)
もちろんダウンジャケットという商品だけで考えれば様々な価格帯のものがあるので、ただ安いですよというわけではありませんが、ここまでのダウンジャケットは他に無いのでコスパ最高ですと紹介させて頂きました。

個人的にダッフルコートやトレンチなどクラシックなコートも大好きで良く愛用してますが、一回このダウンを着るとその軽さに衝撃を受けますよ。
今回は「日常にこそアウトドアギアを」です。
画像は普通のチノパン合わせですが、グレーのスラックスなどドレスよりのパンツとの合わせもおすすめ。

緊急事態宣言も解除され、少しずつ外出する予定も多くなってきていることでしょう。これからの本格的な寒い時期にぜひ着用して頂きたい商品です。たいてい大晦日の年越しは HIMALAYA HOODY です。
私自身も時間が経てば経つほど購入して良かったと思ってますので、このコスパの良さを実感して頂けることは間違いないです。

HIMALAYA HOODY ¥64,900(税込み)made in canada
*通販対応可能 お気軽にインスタグラムのDM or 下記メールまでお問合せください。
contact@sanso-iijima.com

色々な事情が重なり、今年は特にWESTCOMBの商品自体が希少になっていますので、あるうちに是非。

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