色気と品の漂うフィッシングシャツはガシガシ汚していきましょう。

連日のブログ投稿

分かったことがあります。適度な休養と頭のリフレッシュは重要だということ。
通常営業日が少なく暇そうに見えますが、裏ではひたむきに色々と動いてます。動いてるというか動かないといけないというだけなのですが。なのでなかなかゆっくりと休みがとれていませんでした。別に疲れているとも思っていなかったんですけどね。

そんな時に実家に帰省して甥っ子たちと遊んでもらって、規則正しい生活をしていたら心身ともに想像以上に元気になった。なかなかブログとか細かい作業が進まないでいたのに、今はまさかの連日ブログを書くことができることになり、リフレッシュというものを実感してます。デジタルデトックスなどもそうしょうが、きっと旅行とか環境を変えて1日でも休養することは何かと効率が良くなるのでしょう。年のせいなのか、今さらながら実感したので今後取り入れていこうと思います。とりあえずそろそろ泊りで山へ行かねば。

そんな個人的な話を好き勝手できるのが個人店ブログの醍醐味なのかもしれませんが、こんなの誰が関心あるんだろうと、ふと冷静に思いながら商品紹介へ。
そして好き勝手ついでに登山用品店という枠組みから少しはみ出てふつうに「良い服」の紹介となります。登山というベースは変わらずなのですが、秋冬から若干強めな山荘飯島感を出していくので楽しみにして頂けましたらうれしいです。


山荘飯島には無くてはならないブランド「迷迭香」(マンネンロウ) 2022AWシーズンスタートしてます。
色々と届いた中でまず紹介するのはこちら CANVAS FISHING SHIRTS


秋冬商品といってもコットン一衣でライトなアウターとして季節を問わず年中着用できます。9月頃には実際に着ていけそうですので、ぜひぜひ興味をもって最後まで読んでみてください。

まず目につく凝ったつくりのポケットなどフィッシングジャケットという名にふさわしいつくりなのですが、迷迭香のすごいところは品と色気が漂っているところ。

見てくださいこの後ろ姿。

いい感じのアームホールの太さと、ボリューム感があり後ろ姿も色気の見える絶妙な雰囲気。

ここで重要なのがオーバーサイズというくくりにしてはいけない気がするということ。ストリート感ではなくトレンドを意識しながらも大人も着られる絶妙な品のあるサイジングをしているという表現をすればいいでしょうか?とにかく「迷迭香」な雰囲気の仕上がりなのです。こんなフィッシングシャツはまず無いでしょう。

ものすごく計算されつくしたパターンで作られているというのが着ると分かるはずです。なんとなく女性的なニュアンスも感じられる奥行き感。なので女性が後ろ襟を抜いて着てもらえば、かなりファッションぽくかっこよく着て頂けます。アウトドアメーカーは機能的で立体的なパターンにおいて秀逸だと思いますが、機能面においてある意味で無駄とも思われる色気やカッコよさというのを醸し出すことは単純に着るだけではなかなか難しい。(もちろん機能美という言葉もありますが・・・)仮に同じフィシングシャツという名称で似たようなデザインの商品があったとしても、この迷迭香とは全く別物になると思います。

ここらへんが一線級で活躍しつづけているデザイナーさんの凄みというか懐の深さなのでしょう。ブログにはあえて記載するのもなんだか失礼なので、具体的な名称は控えますが、皆さんも知っているだろうブランドにも関わっていたり、ファッション界隈で一目を置かれる店の源流を築いたような人でもあるのです。(ここらへんは店舗でお伝えしますね。)

そして商品名にも書いてあるようにこれは「シャツ」なんですよね。

背中のヨークやボックスプリーツ部分、袖口カフスなどはまさになのですが、このシャツという作りのおかげでただのジャケットとも異なる「迷迭香」感がより際立つ。

シャツというつくりなので、脇や袖付けなどの裏側の始末は二本張りの折り伏せ縫い。

ワークな作りのロック始末じゃなく、ワーク感のあるステッチがされながらもトラディショナルな洋服好きも納得なきちんとしたつくりになっています。

細かい話で申し訳ないのですが、ステッチの色や太さにもぜひ注目してもらいたいです。きちんとデザイナーが指示をしていると感じられるのです。
最近なんとなく思うのですが、このステッチのカラーと太さの指示ができるデザイナーって実はものすごく少ないように思えます。ここがきちんと服を知っているデザイナーズブランドと企業がトレンドを意識してつくるブランドの差のようにも感じてます。

ちなみに山荘飯島のシャツはあえてのドレス仕様の為、非常に細かいステッチを売りにして、他のアウトドアメーカーのシャツと全く異なるものをつくるという意図を醸し出してます。が、実はドレス仕様という縛りを設けることでステッチの太さをいちいち考えることをしないようにしているという部分もありまして。
私がデザイナーにはなれないと思うのはこういうところでしょう。だからメーカーさんから商品を仕入れて、いちいちそのつくりやデザインに感動して、細かく説明をしながら店をやっているのです。

話を戻すと迷迭香のフィッシングシャツは一見するとベーシックなのですが実は細部までデザインされたある意味で非常に個性的なのです。中国製と分かりやすく書いてある下げ札なんかも含めて、知れば知るほどその深さを思い知らされます。

色々と説明文が長くなってしまいましたが、とにかくこの画像を見て、そして実際に着てみてその良さを是非感じてほしいと思います。

金属製のスナップボタンは取り外しやすく、頑丈です。

この雰囲気が良いと思ったならば、それだけでも買ってしまっていいと自信を持って言える商品です。きっとこのサイズ感含めて気に入ってくれるでしょう。

ここまで書いてタイトルの回収を忘れてました。ガシガシ汚すという話。
もちろんオフホワイトだからということもあるのですが、私自身はキャンプではこんな感じの服装をしています。

目をつぶってますが、全身が写っているのがこれしかなかった。

キャンプといえば難燃素材で焚火用~なる服装をおすすめしているとことも多いと思いますがコットン100%キャンバス素材ならばもう十分だと考えます。そして大きめのライトなコットンアウターを一番上に着ることでインナーに燃えて溶けやすい化繊ダウンなど着こむことができるので真冬も快適に過ごせます。オーバーサイズはトレンド感もありますが、キャンプにおいては非常に理に適ってます。

この時は10月くらいでまだ暖かさもありましてダウンは着てませんが・・・詳細はこんな感じ。

カーハートの大きめXLサイズ一衣コットンジャケット
パンツは無印良品の最大サイズのコットンキャンバスパンツ 10年以上前のもの? 
品の良さを出すためにグレーのタートルネック 首元も暖かいので。
グレーのタートルとの色合わせでグレーのウールキャップ、ちなみにメガネもグレーベース。

オフホワイトとグレーと相性が抜群なので、じゃあ足元だけは赤いウールソックス
そして、脱ぎ履き楽ちんなモンベルのサンダル。

コットンキャンバスパンツの下はSTATICのAdrift Pantsを寝巻き兼タイツ代わりに着てますが、基本的にインナーは登山で使ってる服を活用します。ベースレイヤー、ミドルレイヤーなる考えをそのままキャンプや日常にも効果的に使えるのは登山をやってよかったと思う一面です。登山ウェアはわりと色んなところで活用できるのです。しかも快適に。

当時は店もやっていなかったので、自分の服装を説明することはなくこんな秘めたる思いでキャンプの服装を選んでました。そりゃそうです。ただの自己満足というやつですからね。

アウターが一衣のコットンジャケットというところも重要で夏場などの暖かい時期にも使えます。年間通して着られることを考えると買う理由にもなるはず。ライトなオーバーサイズのアウターとして日常でもかっこよく着れますしね。
汚れの目立たないキャンプ服らしいアースカラーを着るのではなく、オフホワイトをあえて着る。他の真似をしたくないということもあったのでしょうか、なんとなくキャンプにオフホワイトが個人的にグッときまして昔から着ていました。
汚れたらその分だけ愛着がわき、しっかりと洗濯していい匂いをさせれば食べ物や飲み物のシミも気づいたらアジとなっていきます。日常でもこなれた雰囲気で清潔感もあって着られるのです。それがオフホワイトな服をキャンプで着る理由です。

ちなみにこんな笑顔の写真もお見せしましょう。

笑顔よりも注目してほしいのは山荘飯島エプロンの元ネタになったエプロン。ちなみにエプロンはチャコールのみ少量在庫ありますので、この笑顔に何かを感じた人は合わせて検討してもらえたらうれしいです。

山荘飯島エプロン チャコールの商品ページはこちら

外側は全てコットン100% 特に難燃素材とかキャンプ用ではないオフホワイトなキャンプ服

こんな感じが私、田窪さんのキャンプな服装だったわけですが、
ようするに山荘飯島は好きな服を好きなように説明すれば共感する人はきっといるだろうと思い、はじめました。まあ~~~なかなかに険しい道だったので、色々と修正しながら今はやっています。

でもこれから入荷してくる商品はまさにこんな感じのイメージで仕入れたものもありますので、少し覚えておいて頂けたら幸いです。きっとまた同じ話をするでしょうが。

そんな山荘飯島が提案するキャンプな服装の第一弾としてもこのCANVAS FISHING SHIRTSをおすすめします。

ポケットはベージュですがカーハートのジャケットと同じような感覚で着用できるし、なんでも入る大きなポケット、様々な道具を吊るせるテープなど機能的で便利に使えるギアのような洋服です。
しかも昔着ていたカーハートより値段は安いし、袖はまくりやすいし、色気と品まで漂わせている。キャンプへ行かなくとも普通にカッコいい服なのです。

広めのアームホールのおかげで厚手のインナーを着ても全く問題ない。コットンキャンバス素材は燃えづらく、汚れにも強いのでガシガシ汚して、そして洗っていい匂いと清潔感を保ちながらぜひ着てください。

身長171cm 体重58kg サイズ3をゆったりと着用してます。
女性も男性もユニセックスな感じで着こなしましょう!

オンラインストアにも掲載しましたのでご検討ください。

迷迭香 FISHING SHIRTSはこちら

サイズ感など不明な方はお気軽にDMなどで御連絡ください。もし可能でしたら身長(可能なら体重)肩幅などの体型の特徴も合わせて教えて頂けますとよりスムーズにやり取りさせて頂けると思います。

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