日々、サッカー日本代表チップスのカードを集めている山荘 飯島です。
友人と比較するとけっこう引きが良いようで今のところダブりはシバサキとエンドウだけ。エンドウに関しては1枚はキラキラエンドウなので、実質はシバサキだけとしましょう。油断しているとW杯メンバーではない人も入ってますが愛着をもって保管しています。
探してみるとあまりコンビニには売っていないのかな?たまたまなのかもしれませんが店の近くのセブンイレブン以外では見つけることができず。なぜか毎日のように補充されているのでお探しの方は山荘飯島ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
いつまで買うかはクロアチア戦次第。ガンバレ、日本です。
そして12月に入ったのでギフトな小物の紹介を。
世間に倣って小物は12月に紹介することにあこがれていたのでようやくに紹介をさせて頂きます。
今回詳しく紹介するのはDIGAWEL Three-Fold Purse
DIGAWELを知っている人からすると新作というわけでも無いし小物は定番的にあり、昔から評判だよね~という感覚かもしれませんが逆にこちらは登山文脈の人に価値が高まって伝わるかなと思い仕入れた商品です。
別に登山で使えるというわけでなく、取っ掛かりとしてはこんな形は馴染みがあるよね?という話です。
そんな形はコンパクトな3つ折り財布
もうこっそりとはっきりと言ってしまえば、ライバルはミ〇〇〇〇トの財布です。人気で優秀な財布でレザー使いもあるみたいですよね。私自身もX-PACシリーズはとても便利に使っていたので否定はするつもりも全くないし、むしろおすすめしたいぐらいです。でも大人気なので、ちょっとずらしたいと思う人もいるのかも・・・いるのかな?そんな淡い期待も込めて。
登山文脈からのアプローチとファッション文脈からのアプローチは今ちょうど交差している感覚もあるのでこのように重なることが多く見られます。ただ今回に関してはそこらへんは後付けで、コンパクトな財布てのはもはや定番なわけで重なることは色々なブランドで見られることでしょう。
じゃあなぜ登山文脈におすすめしたいと思ったのかと言うと、形に馴染みがあることはもちろんなのですがファッション的なアプローチの妙と登山的な背景という部分を今回は伝えたいと考えます。
〇スイスのファスナーメーカー riri社製のzipを使用
ここらへんのファスナー使いはさすがファションブランドと言えるところですよね。デザイナーさんが元々雑貨関連での企画をされていたという背景を感じさせる絶妙さ。みんな大好き「riri zip」です。プラダとかマルジェラとかのハイブランドで使われてたりとなんだか高級感を感じさせるファスナーなのです。とりあえずririだよと言っておけば安心だったり。
実際にファスナー自体がすごく高く、数が少ないとオーダーができないこともあって規模の小さいブランドなど日本のブランドではあまり目にしません。こういったパーツ使いというのが、大きなブランドとガレージブランドなどではどうしても差を感じてしまう部分かと個人的には思ってます。
ririではないですが引手にブランド刻印を入れたジップなどは大きなブランドではよく見かけても、小さなブランドだとロット問題があってどうしても既成品に頼らざるを得ないということがあります。たかがファスナーやボタンと言えどもかなり単価に差があり、こっそりと安いものを使ってるケースもあります。もちろん小さいブランドだからこそ原価を気にせずこだわりを見せている部分でもあるのですが、アパレルメーカーに勤めていたこともあって、そういった細かい部分にブランドの努力が垣間見えるので店で仕入れる際は一つの判断としています。非常に小さなところなのですが、とても重要でなんだか全体の印象さえ変わってしまうのです。
余談ですがこういった細部のパーツ使いはファッションなブランドと比較しても、大きなアウトドアメーカーがかなり優秀だと感じさせる部分でもありますよね。その金額なのに良いパーツ使ってるなあとか思います。大規模最強説です。またまた脱線する話ですが、ここらへんのパーツ使いはAftrerglowがとにかくすごいです。あの規模感で信じられないこだわりよう。そろそろすごいハードシェルも入荷する頃合いなのでお楽しみに。
たかが「riri zip」ですが、されど「riri zip」なわけです。ただここまではファッション文脈の話。登山をはじめる前でもこんなことを言ってそうです。
ここからは登山文脈な話へ。
私が「riri zip」をより愛着が湧くようになったのはZamberlanの厳冬期用の登山靴を買った時です。ゲイター付きの登山靴でしたので靴を包み込むようにゲイターが付いていますがその開閉に使われていたのが、riri社製のzipだったのです。調べたのか店員さんに聞いたのかもう忘れてしまいましたが、実は雪山などやハードな環境において「riri zip」は非常に優秀で頑丈さと凍結時の開閉のしやすさなども評価されていてウィンタースポーツ用品において使用されることが多いということでした。ただのファッションアイテム程度になんとなくこんなの良いでしょうと思っていた「riri zip」にギア感を感じた瞬間です。それ以降より価値を高めて「riri zip」を見ることになりました。
今回この3つ折り財布に使われているzipはウィンタースポーツ用のzipというわけではないのですが、アウトドアとファションの両方の背景を感じられるわけで非常に価値が高まります。だからこそ登山文脈の人にぜひおすすめしたいと思いました。どうでもいいと思われる部分かもしれませんし、これを使うおかげで下手したら商品代が上がっているのかもしれませんが、そういうことじゃなくてこれがDIGAWELなわけですごく惹かれてしまいました。ある意味で無駄と言える部分がアウトドアブランドにはあまり見られないので、この存在感が素晴らしいですよね。
〇日本製ではなく、PORTER製
今、made in Japanとただ言うことだけなら誰でもできると思いますので、どこの工場で作っているかという部分はすごく重要と思ってます。とは言えなかなかに工場の詳細は分からないことも多いですが、この財布はカバンのPORTERでお馴染みの吉田カバン製なのです。吉田カバンと言えば名だたるブランドの鞄や財布などを作っています。デザイナーの無茶な要望があってこそ、工場の技術は高まると思ってますし、過去の経験からも実感した部分であるので様々なブランドのプロダクトを作っている大きな工場てのは安心安全の高品質と言って間違いないと思います。
そんなことがあてはまり過ぎるPOTERなら特に常識外の素材やデザインも縫製してそうですし、その経験は唯一無二なはずで技術レベルは常に向上しているでしょう。(もちろん小さな工場でもすごいよってところもあるので一概には言えないのですが。)
PORTERの直営店の制服をDIGAWELが手掛けているらしく、その良好な関係性も伺えます。ただ単純にPORTER製という部分だけでも裏原憧れ世代としては価値を感じてしまいますが、そういった技術的な部分にも信頼を置いてますのでより具体的に価値があると言っていい財布なのです。
〇金額¥16,500(税込)
価格のことを言うのはなんだかブランドに失礼な気もするのですが・・・前回のSTATICウールグリッドのブログに続いて今回も関係しているので触れてしまいます。
正直なところ今のDIGAWELにしては非常に買いやすい価格だと思います。登山文脈でも手が届き、納得いく価格かと。小物類や一部定番のシャツなどは昔から価格が変わってないところにもDIGAWELのこだわりを感じますよね。
日本製の牛革を使い、PORTER製で、riri zipを使用。なんとなく登山的な背景を感じさせるデザイン。
しかもこんな細部のデザインも気が効いてます。
箔押しでブランド印字されているところに高級感を感じさせますが、矢印まで箔押しのデザインというところにファッションブランドの妙を感じます。普通に見えてヒネりが効いてる独創性。これがDIGAWELらしさなのかも。ここらへんの塩梅はすごくいいですよね。
登山文脈の人がアウトドアブランドの財布を持つことは当たり前なので、あえてのDIGAWELを。見慣れたデザインで使いやすさに関してはもう説明不要でしょう。金額的にも納得いくでしょうし、何か言われた時はriri zipだよ言っておけば大丈夫な安心感。そんなわけで山荘 飯島でおススメのギフトとして紹介しました。
早速にオンラインストアにも掲載しましたのでぜひご検討ください。
そして既に紹介したことのあるこんな商品もギフトに最適です。
その1 PARAPACK
山荘 飯島と言えばまずはこれ。日本での展開はほぼ無いというところにも登山文脈を超えて価値があるでしょう。36cm~62cmという子供からデカヘッドな大人にも対応するフリーサイズというところもプレゼントとしては安心できる部分ですよね。
その2 Sock Wellの着圧ハイソックス
靴下としては少し考える値段かもしれませんが、中途半端なものに5千円かけるならばSock Wellはとてもアリだと思います。暖かさを求めてタイツ代わりに履くのもちょうど良いし(タイツだと窮屈という人はぜひ!)、着圧は機能的でなかなかに新感覚を味合わせてくれます。サイズ展開も少なく幅を持って対応できるので、老若男女問わずおすすめできるという優秀なアイテムです。
その3 アウトドアブランドの小物類
登山文脈の人からすると定番的に感じられるものかもしれませんが、文脈を超えたところに価値を感じられるものばかり。例えば、EXPEDの防水ケースとかは値段以上の優秀さです。あの子はバチバチにファッションだなあと言う人に同じ土俵で勝負したら値段も分かったりして色々と大変でしょうから、山荘 飯島的な文脈ズラシを利用すればなんだか騙せそうな気もします。
こんな感じでギフトな山荘 飯島のご利用もお待ちしています!!
ちなみに
力不足で大変申し訳ございませんが、ギフトラッピングはやってないです・・・
でも必要であればダイモテープに文字を打ち込めますので、微々たる特別感を演出したい方はお気軽にお申し付けください。
通販でも備考欄に記載頂けましたら対応させて頂きます。(テープの色と文字を指定してください*英語、カタカナ、ひらがな、数字のみ対応)
文字数が多すぎるとバランス悪いかもなので、少ない文字数でふつうのビニールの上に貼るくらいがクールな時もありそうです。
今年も残すところあと1か月・・・日本代表もいいですが
ガンバレ、山荘飯島もどうぞよろしくお願いします。