「perm and baton」を取り扱えた経緯と、とても魅力的なプロダクトだと伝えたいブログ

先週の土曜日より取り扱いをはじめさせてもらったperm and baton

日本で初めてDCFにプリントを施した製品を作っているメーカーです。その勢いがすごく色々とびっくりしています。いつもの店とは異なる勢いを感じさせてもらいました。perm and batonさまさまです。わざわざ店舗までお越し頂きありがとうございました。

perm and baton のインスタグラムはここからどうぞ

そしてゲリラ的な販売となりまして誠に申し訳ございませんでした。事前に告知して販売するみたいなことは今までやったことも無かったので、色々と模索しながら今後の販売方法を検討していきたいと思います。

すごく少量ですがまだ残ってますよ~そして他の製品サンプルもありますのでなんだか気になる方もぜひ足を運んでみてください。

これは残念ながらポパイに掲載されなかった案。写真は撮影してもらったのに残念無念。
個人的な使い方としては銭湯セットを入れるのに調子がいいです。

タオル、シャンプー、ボディソープ、歯ブラシ、ケアセットなどなど。その他に下着も靴下も入ります。マチも深く見た目以上の収納力。

とにかく好きなものを好きに入れて、楽しく使っていきましょう。

では、なぜ山荘飯島が取り扱うことができたかという説明へ

ちらっとperm and batonの投稿にも書いてもらってますが昔からの知り合いだったというのが一つの理由です。その当時はお互いこんな感じなるとも思わなかったのでけっこう感慨深かったりします。

そんな出会いは10年前くらい?日比谷の野音にて。

私は音楽を聴かない人間ですが、友人からの誘いを機に、毎年日比谷野音で開かれていたROVOのライブだけは顔を出していました。顔を出すというよりもとてもはしゃいでました。

ちなみに音楽を聴かないから店舗ではもっぱらラジオをかけてます。クリスペプラーにDJをまかせたりもするので、突然のヒットソングや脈絡もないBGMがかかるのはそのためだったりします。

そんな野音でお酒片手にはしゃいでいた時に友人の知り合いとして出会ったのがパーマンドバトンの川越くんだったわけです。そして私の友人同士が酔った勢いで、へなちょこな喧嘩を繰り広げていたところを仲裁してくれたとてもナイスガイでもありました。

そんなこともあってインスタグラムをフォロー。あれ?この人も山好きなんだ!ということが分かりました。

そういった経緯もあり、共通の友人を介して一度だけ一緒に山へ行く機会がありまして、

その時の写真がこれ

暴風の蓼科山 

快晴なのに雪が舞うというなんだかきれいな写真が残ってました。

動画もありました。(*音が出るのでご注意ください。)

暴風の中でもスマホを取り出すなんて我ながら元気いっぱいです。ちなみに山頂だけ暴風であとは快晴だった蓼科でした。

川越くんにはお手製のチャイをふるまってもらったのを覚えてます。

撮ってもらった写真を発見 もちろんパンツはプロモンテ。このパンツは全く紹介してないですけど、店にもありますよ。実は洋服好きもびっくりな作りをしています。

なんとなく気づいた人もいると思いますが、私はアウトドア界隈の知り合いがほぼいません。なのにまさかの唯一の知り合いだった人がこんな素晴らしいプロダクトをつくりはじめたのにはびっくりです。

しかし、知り合いがブランドをはじめたからと言って、店に置けるほどの余裕も優しさもないのが山荘飯島です。

そんな山荘飯島もパーマンドバトンは一目見ただけでどうしても取り扱わせてもらいたいと思ったので、初回販売のタイミングで商品購入と合わせて数年ぶりに連絡をさせてもらいました。そして数年ぶりにもかかわらず快く返事を頂けたというわけです。

これが東京初の取り扱い店舗となった経緯です。ただのラッキーです。ご縁に感謝。

でも先にも述べましたが、結局のところ単純に魅力的なプロダクトという部分が重要です。

ここらへんの魅力は購入された方のほうが詳しいかもしれませんが、せっかくなのであらためて私の個人的な意見を述べさせてもらうと、

(*ここからはメーカーの画像を借りて紹介させてもらいます。)

①日本で初めてDCFにプリントを施した製品を作れるメーカーであること。

とにかくこれがすごいよね。
正直DCFに関してはもはやバーゲンセールのような状況であちこちにプロダクトが生まれてます。そうするとよほどのものじゃない限り、取り扱おうと思わないのが正直なところです。というか、山荘飯島にあっても売れないのです。お客様もたいていのものは知ってる or 持ってますので厳しい目があります。

なので魅力的なガレージブランドを見つけるのはなかなかに困難です。

でもそんなところにみんなが待ち望んだことをやってのけたのがパーマンドバトンだったわけですからすごいです。
これを実現させることがどれだけすごいことか・・・店をやっていると色々と歯がゆい思いもしているので、余計にすごいと思いました。

さらにいつもの通りファションに絡めると、おそらく今年からDCFを使うようなファッションブランドが増えはじめてくるように感じてます。今ファッションに昇華されてきているタイミングなのでしょう。王様のブランチ状態です。またの名はめざましテレビ状態。

きっと登山文脈からすると、絶妙に見たことがあったり、値段の高いアイテムが出てくるかもしれません。でもおもしろい製品が出てくることも期待できるのでファッションの凄みが見られるのを楽しみにもしています。

結局何が言いたいかというと、無地のDCFが今、ファッションならば、ファッションの先に行けるのがパーマンドバトンということ。

一ファンとしてもこれからどうなっていくのかが気になります。

今さらですが、登山の人は説明不要でしょうけど一応DCFの(ダイニーマコンポジットファブリック)説明をすると

半透明でペラペラな見た目ですが、耐衝撃性・耐引裂強度に優れており、ロープや防弾ベストの素材としても利用され、さらには耐水性と軽量性がそなわっています。その繊維にフィルムをラミネートした防水性のある素材が今回の生地です。

シワにもなるし、高いのにみんな使いたがる素材なのです。シワの分だけ愛情が生まれます。これにプリントを施したものがみんな欲しかったのです。

②自らがイラストをデザインをしていること。しかも欲しいと思わせるデザイン!

個人的にはこの部分がすごく惹かれました。むしろこれが決定打かもしれません。ただプリントができる技術だけでは(いやそれだけでも、とてもとてもすごいのだけれど)すぐに連絡はしなかったかもしれません。単純に良いな、欲しいなと思うデザインだったから焦って連絡してしまいました。色使いと配色が個人的にも好みです。山荘飯島はわがままな店なので、ここらへんのセンスに共感できることは取り扱う上ではすごく大切にするようにしてます。

世間的に売れている商品や色の取り扱いがなかったりするのもそのわがままなせいだったりします。(かといってお客様をないがしろにするのもあれなので、模索している部分でもありますよ。)

ふつうは外部に依頼してデザインをおこなうことも多いわけでしょうから、自分がデザインできるという意味でコスト的な魅力もあるでしょうし、今後、突然に様々なデザインが生まれてくるかもしれません。末恐ろしいですよね。

カラフルなデザインと合わせて細部のパーツの色使いもすごくいいです。ファスナーの引手もナイスな配色。

ちなみにホームページもちゃんと世界感が出ていていいよね。

③自分で縫製していること。


これに関してはできる人が今では多いかもしれませんが、①,②ができてとなるとより凄さが増してしまいますよね。多いかもとは書きましたが、自分で縫製できる人はうらやましく憧れます。デザインと同様にコスト面でも優位性がでるわけです。

④ロゴがカッコいいこと。
私にとってはすごく重要な部分

洗濯表示含めてちゃんとデザインしてます。

このブランドロゴてのは私の中では購買を左右する重大な要素です。どんなに性能が良くて、世間的に人気でもロゴがグッとこないので買うまでに至らないというものはたくさんあります。

ここらへんは個人の好みによるところだと思いますが、私はパーマンドバトンのロゴが好きだということを伝えておきますね。

この①~④を自分ができてるということがとてもすごいです・・・という話です。

以上 ざっくりですが個人的な主観でまとめてみました。
ブランドを取り扱う上では、自分の中のストーリーも大切にしたいのでそういった意味でも知り合ったきっかけなど、語れる背景があることもグッときてます。

何度もいいますが、ここまでをちゃんと実現させたているの本当にすごい!と感じるメーカーなのです。できそうだけど、でも誰もできなかったことをやってます。ガレージメーカー全盛期だからこそ、差別化が難しいなかでここまで注目されるのも納得ですよね。

きちんとした海外トレイル経験もあり、その背景から作り出されるコンセプトにも共感してくださる方も多いでしょう。

こんなブランドを東京初で取り扱わせてもらったことは本当に感謝しかありません。ファッションの人もファッションの先は気にするならぜひパーマンドバトンに注目した方が良いですよ。

今後も継続して取り扱わせてもらいたいと考えているので、今回購入できなかった方も楽しみにして頂ければうれしいです。色々と楽しい取り組みができたらいいと思ってます。みんなで楽しく仲良くやっていきましょう。

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