店をはじめてから2度目の7月。ある程度店らしくなってからは、はじめての7月。
どんなもんかと思ってましたが、暑くてやる気が出ない山荘飯島です。こんな酷暑ならば7月は短期決戦的な営業日にしても良さそうです。色々と勉強になった7月なので、残りの営業日はやる気を出してがんばります。
そして外出を控えてくださいというような酷暑ですから、店まで頑張ってお越し頂いた方は気にせず一息ついてください。汗だくなのは普通です!なんなら道中で飲み物を買ってしまった方は店で飲んじゃっても構いませんので。店内はそこまで冷えてはいませんが、外よりは一息つける室温でお待ちしてます。
ファッションだと早いとこだと今月から、遅くとも来月には秋冬が立ち上がるわけですが、ぜんぜん考えられないくらいにまだまだ夏全開ですよね。(そんなことも踏まえて来年春夏の新商品展示会を巡りながら、仕入れを検討している最中なのでご期待ください!)
こんな時には季節感の無い靴下を紹介していきましょう。
靴下というだけで暑そうですが・・・夏も履けますのでぜひ検討してみてください。
もちろん山で履ける靴下です。紹介する前から既に店頭では好評につき、再入荷させましたのでマイサイズが無かった方はぜひ!
毎回靴下のブログでは書くことですが、登山をはじめてから自分の日常着で一番変わったのは靴下だと思います。履き心地が良いとか、丈夫とか、速乾性抜群とか、そんな言葉はアウトドアメーカーやランニングメーカーが作る靴下のものだと思います。機能性において登山文脈の壁を超える靴下はなかなか無いと個人的に思ってます。
日常にこそ登山用のソックスなのです。
なので靴下は力を入れている分野の一つです。そして、気に入ったものがないと仕入れないから靴下が無いなんてこともよくある山荘飯島です。
そんな山荘飯島が、ようやく定番的に置いておきたい靴下を見つけました。
そんなメーカーは既に取り扱いのあるアメリカの「drymax」
メーカーの詳細な説明は以下ブログをご覧ください。
自分で言うのもなんですが、こっそり真似した人もいたり、影響力がなかなかにあったブログだと思ってます。
今回の靴下もオリジナルの素材と独自構造によって内側を常にドライに保つSUPERIOR TECHNOLOGYは健在です。
一応、おさらいとしてその機能性を書いておきます。
・独自素材ドライマックス繊維は17〜25倍も湿気を発散、足をドライに保持する事で水膨れ、水虫を防ぎます。
・抗菌作用がある銀が練り込められた抗菌添加剤MicroZap®が採用されています。それは表面処理ではなく、繊維に練り込められているので、その効果は靴下の寿命が来るまで永久的に持続します。
***とは言え、ウールソックスの方が防臭は機能は優秀だと正直に言っておきます***
でも速乾性もあるので、泊まりの山行や旅行では洗ってもすぐ乾くので清潔に便利に使えます。
そして適度な防臭性は日常においては非常にありがたい。何かと安心感がありますよね。
具体的におすすめしたいシーンは
例えば、日常で大雨の時。靴下が濡れても、これを履いておけば不快感無く過ごせますし室内に着いたら自然と乾きます。
夏の泊りの山行でも、雨が降るという時には最高です。ウールだとどうしても乾ききらない時や靴の中が濡れている時は不快感を和らげてくれます。沢登りにもおすすめ。
・優れた耐久性がある。
穴が空かずに長持ちして履けます。3足1000円の靴下よりも結果的にコスパが良くなります。
・内側の湿気を発散するので、夏は蒸れずに快適、冬は水分で冷えることを防ぐので暖かい。
・みんな大好きアメリカ製
ちなみに山荘飯島のおいてアメリカ製だよは品質が良いということではなくて(むしろ品質は悪いかもしれない)説明できない魅力のことです。
ここまでがdrymaxのおいては共通の説明です。
同じdrymaxなのに、わざわざ新たにブログを書いてまで紹介したいと思ったのは以下部分にあります。
①ミリタリーライン
②日常でも使えるシンプルデザイン
③適度なクッション性
まず、①ミリタリーラインに関してですが、
その名の通り、このdrymaxは「軍モノとして考えてもいい靴下」になります。わざわざ軍放出品を探しに行く方もいるわけですから、アメリカ製でミリタリーラインならば説明不要で欲しくなります。
もうこの説明だけで買ってもいいのでしょうけど、今回のdrymaxはミリタリーラインとして開発・デザインされており、2構造による湿気発散システムを採用することでdrymax製品の中でも最高クラスの速乾性能を持っているという、ちゃんと機能的にもおすすめできる部分があります。
(*しかし履いた感想としてはは通常ラインとの速乾性の差は正直分からなかったことも正直に言っておきます。でもミリタリーラインだから許せます。そして値段も通常ラインと変わらないしね。通常ラインと値段の変わらないミリタリーラインて実はものすごく珍しいですよ。)
そして、興味ない方にはどうでもいいことかもしれませんが、
個人的にすごく重要な部分だと思ったので、ミリタリーラインに関してちゃんと言及しておきます。
「軍モノとして考えていい靴下」という言い方をしましたが、これは軍に実際に納入しているアイテムではないのでこのような言い方をしました。ここらへんにこだわることは山荘飯島らしいと思いましたので、気になってしまいわざわざ代理店に確認してから書いています。
正確に言うと、OEMで軍に納入している商品をdrymaxが作っていて、それと同じ品質の商品とのことでした。
例えば、DannerやOAKLEYなどのブランドの靴下をdrymaxが生産して軍に納入しています。なので軍からの評価を得ている部分は間違いは無く、むしろアメリカ老舗ブランドとも関わっていることにも信頼性がうかがえます。
リアルミリタリーではありませんが、山荘飯島としては「軍モノとして考えてもいい靴下」として紹介するようしています。
次に、②日常でも使えるデザインに関して
drymaxはどちらかと言うと、ランナー向けに目立つデザインのものが多いので、通常ラインではシンプルデザインがあまりありません。日常にこそ登山靴下と言いましたが、意外と日常に普通に馴染むデザインのものは登山メーカーには無いので、これは非常にうれしい部分であり、店として定番としておきたいと思った重要な要素です。
カラーリングこそミリタリーぽいですが、普段使いとしてスニーカーや革靴に非常にあわせやすいシンプルなリブソックスとして置き換えることができます。表立ってブランド名が目立たないというデザインなのも、登山靴下ではあまり無いので、おススメできるポイントです。
つま先にブランド名に記載はありますが、ここなら隠れるので安心です。サイズ表記のカラーはサイズによって色が異なります。
最後に、③適度なクッション性に関してですが、
他のブランドでもミリタリーラインはありますがブーツ用のソックスが多く、厚手タイプが多くてけっこうかさ張ります。私自身もミリタリーラインの靴下が好きで他のメーカーの物を履いてますが、その厚みのせいで真冬のみという感じです。
このdrymaxに関しては適度なクッション性とリブの厚さなので、革靴やごつくないスニーカーにも相性が良く、トレランシューズなどで登山に行く人にとってもちょうど良く履けます。
適度なクッション性と言いましたが、裏側はちゃんとつま先までパイル素材
かかと~アキレス腱までパイル素材なので安心感ある適度なクッション性です。
このおかげで革靴履いても普通の靴下より安心して履けます。
ちなみに足の甲は通気性のあるメッシュ織り。当然、通気性を意識しています。でもメッシュ部は透けないので安心ください。ちゃんとトレランシューズ用にも使える機能靴下なので、日常にはなおさら最適なのです。
履くとこのくらいです。長さもふつう、ボリューム感もさほどないので、非常に日常使いがしやすい。
色は4色。どれもいいです。
同じ色を5個くらい買って自分の定番にするのもおすすめ。洗濯して脱水してしまえばすぐに履けるくらいなカラッと感(でも濡れてますよ)なので、1足あればなんとかなるかもしれません。
S(22-24cm)、M(24.5-26.5cm)、L(27-28.5cm)の3サイズ展開
ちなみにSサイズは日本国内では山荘飯島のみの取り扱いですよ。おかげでとても貴重です。
そして今回のソックスはファッション文脈のど真ん中で勝負できるソックスだとも思います。
オンラインストアにも掲載してますのでぜひご検討ください。