~ライバルはHOUDINI Power Houdi~フリースで、唯一縫製の良さを語れるTilakのFemund Jacket

Iphone8 → Iphone15proに買い替えて、テンション高めで過ごしている山荘飯島です。

皆様が思う以上にとんでもない進化を感じてます。

STONE MASTER 裏地アルファダイレクトなパンツ 入荷!!

Rabの手袋 再入荷!!

こっそりPOPEYE10月号に掲載されていた中綿入りスリッパもあります!!

ただ撮影するだけで綺麗に撮れちゃうので入荷情報をいち早くお届けできる可能性大です。がんばります。

そして、商品紹介とは関係ないものをインスタグラムのストーリーで挙げる可能性も大いにありそうです。ポートレートモードとかで無駄に撮っちゃてるもんね。

はしゃぎすぎないように気をつけながら、今回のブログでは最高なフリースをうるさく紹介していきます。

既にオンラインストアなどでも記載してますが、最高なフリースと名高いHOUDINIのPower Houdiを勝手にライバルと捉えて、TilakのFemund Jacketについて書いていきます。

誤解を招くことが非常に怖いのでHOUDINI Power Houdiは全く悪い商品では無いとはじめに伝えさせて頂きます。決して安くないのに多くの人が愛用していて、色違いで購入される方も多い。それだけ評価されている商品で毎年多くのお店で販売されているのは、単純にものが良いということの現れだと思います。

そんなわけで、とても人気がある商品だから便乗して紹介しようというのが魂胆なのでご了承くださいませ。

先に一番おさえておいて欲しい部分を記載しておきます。

〇価格差
Tilak Femund Jacket → ¥38,500(税込)
HOUDINI Power Houdi → ¥33,000(税込)

安くない高級フリースのPower Houdiをさらに超える価格です。

この差額【¥5,500】をどう捉えるかがこのブログの大きなポイントとなります。

また言いますが、とても個人的な主観なので否定も批判もしてくださいね。

値上げ続きの昨今のおかげで、ついに価格差が肉薄したぞ!!なんて個人的に思いました。そしてこの価格差なら登山文脈にも響くのではと思って取り扱いを決意したわけです。ちなみにHOUDINIのPower Houdiを持っていないということも正直に書いてしまいます。なので本当にこのブログの否定も批判も素直に受け止めさせて頂きます。

Tilakというと・・・?

チェコの本格的なアウトドアブランドですが、テックウェアの最高峰と言っても過言じゃないACRONYMの背景を持つ、異色なアウトドアブランドとして日本では認知されてます。どちらと言えば、ファッション系セレクトショップで主に見ることできるブランドです。

そして扱っている店が言うのもなんですが、素直な感想として私も登山用品店という目線で単純な価格比較をした時にただ高いと思ってしまうのがTilakです。(ACRONYM目線だと安いのですが・・・)なのでアウトドア文脈専門店では苦戦を強いられるとも思います。

でもそんなTilakですが長年のコアなファンを抱えていることがブランドの素晴らしさを表していると思います。取り扱ってまだ2年ですが非常に実感してます。

単純なカッコよさに踏まえて、10年、20年と長く着られるだけの品質の良さがその根底にあるのです。

長く愛用しているTilakについてうれしそうに話してくれるお客さんも多いし、いわゆる洋服好きなマニアックな方々がTilak目当てでわざわざ遠方からも足を運んでくれるのです。(おかげさまでFemundの色違いは完売しちゃってます。)しかも1着じゃなくて複数は持っている人がとても多いのも特徴です。皆さん金額的には高いと思いながらも、その値段に納得して購入されているとのことで単純な価格比較では分からない良さがものすごく詰まっているのです。だから説明が大変で、こんなブログを書くしかありません。

今までTilakを見てこなかった人も、このブログから興味を持って頂けたらうれしいです。登山文脈の人に分かりやすく伝えるためにPower Houdiを連呼させてもらっちゃってます。あらためて言いますが、Power Houdiは全く悪くないですよ。

過去のブログでもTilakについて紹介してますので良かったらご覧ください。とても良いもの作ってます。
*今年も取り扱っている商品のブログを抜粋しました。

圧倒的~、異次元な~・・・我ながらなかなか恥ずかしいタイトルで書いてしまってますが、今回も同じく唯一縫製を語れるフリースというタイトルにしてみました。

まず挙げるべきは、裏側まで綺麗なのがTilakということ。

チェコの自社工場でものすごく丁寧にものづくりをおこなっているからこそ見せられます。ACRONYMの複雑すぎる製品を縫製できた工場ですからね。(*ACRONYMを知らなかった人はぜひ調べてみましょう。)

今回のFemund Jacketも同様です。

これは縫製がとてもとても綺麗だからにほかなりません。

裏側はあまり見せられない商品てけっこうあります。別に悪いわけでも無く、隠しているわけでなく、ある意味でそんなもんというのが洋服です。人の手でミシンを使って縫製してますからね。

そんな裏側まで縫製が綺麗なTilakですが、訳の分からないパターンをしているのも特徴です。

基本的にストレッチ性のあるフリースは複雑なパターンは必要ないと思います。
特に今回の素材であるPOLARTEC® POWER STRETCH PROは名前の通り、優れたストレッチ性が特徴であるのでなおさら複雑さはいりません。

フードと首の部分が分かりやすいですね。パーツも多く、縫製箇所が異常にあります。

おそらく首と肩回りに動きやすさにものすごくこだわりをもっているのかなと思います。何度も言いますが私程度では訳が分からないのがTilakなのです。

縫製が多いといのはそれだけ、作るのに時間がかかります。

工賃=時間 なので時間がかかるだけ、コストが高くなります。

自社工場だからこそできるのだろうなんて思わせる複雑さです。

外注工場に依頼したらもっと工賃がかかって商品はもっと高くなっちゃいます。

深く見れば見るほど、¥38,500という値段ですら安いのでは?なんて思わせる怖さがありますので注意してください。

山荘飯島オリジナルのアルファダイレクトベストでも説明しているフラットシーマです。

ベストとマフラーは現在、工場と再生産納期調整中です。入荷が確定したらインスタグラムなどで告知しますのでお待ちくださいませ。お問い合わせ頂いている方は、お待たせしてしまい申し訳ございません。

フラットシーマの名の通りフラットに仕上がるので、ごろつかずに肌触りもよく、生地のストレッチ性を損ないにくいため、POWER STRETCHのようなフリースとも相性抜群です。フラットシーマ自体は珍しくないけど、ここまで綺麗なのはさすがのTilakです。手持ちの商品などと比較すると分かりますよ。

裏ばかり見てもあれなので、肝心な見た目はというと、

171cm 58kg Mサイズを着用

タイトなフィット感ですが、素材も良く、シルエットが美しいので、一目で良いものだと分かります。
同じくシルエットに特徴のあるDIGAWELのサルエルパンツと合わせてオールブラックな装いでモード感が出てきます。これもTilakらしさですね。

サルエルパンツの掲載ページはここから

ロゴも刺繍で高級感あります。ロゴのカッコよさも重要なポイントです。

本当に細部まで綺麗に縫製されてます。

袖はサムホール付きなので袖長め。手首まで暖かさを保ち、雪や風の侵入を防ぐ本格的なアウトドアブランドならではのつくりですね。そしてこのサムホールのおかげでまたまたモード感が出てくるのです。

Femundの刺繍もカッコいいですね。

タイト目なフィット感ですが、立体的なカッティングのおかげで動きやすさは間違いありません。

生地だけで十分に動きやすさが確保できるので、ここらへんは別格にその良さを感じられるはずです。

ちゃんと登山を想定されてます。

画質が悪く分かりづらくて申し訳ございませんが・・・
この肩線の途中までわざわざ切り替えて縫製をしています。でも袖は一枚袖ラグランスリーブです。おそらく肩回りのフィット感を向上させるための縫製なのでしょう。わざわざやる必要があるの?ていうくらいに訳の分からないTilakのこだわりです。何度も言いますが、これストレッチ性に定評しかない素材を使ってるんですよ。

唯一縫製を語れるフリースてのにそろそろ納得頂けるはず。

裾には紐がありませんが、ゴムパイピングがされているので風や雪を防ぐシルエットです。

Power Houdiは裾にドローコードがあり絞れるので、ここらへんが大きく異なるかもですね。
ドローコードの方が重い、壊れやすいなどなど、悪く言うこともできますが・・・ここは好みで判断してください。
HOUDINIを紹介するならば、ドローコードの方があって良かったなんてと言っちゃうと思います。

でも変にシワが寄るような生地の余りができずに無駄のない洗練された見た目になるので、Tilakの雰囲気にはこっちの方がお似合いです。

フードの裏にもロゴ。これまた刺繍です。

細かい部分ですが、刺繍の色が白ではなく、グレーなのも馴染みがよくてとても良いです。
狙ったデザインなのかは分かりませんが、このカッティングと縫製のおかげで後ろ姿までカッコいいのがTilakです。

通常はフードでロゴが隠れます。

ファスナーパーツもちゃんとしたものを使ってます。

「世界最高レベルの生地を用い世界最高クラスの縫製技術とデザインで、 1点1 点最高の機能と外観を作るのがTilak の特徴です。」なんて謳っているのですが、ファスナーからもそんなこだわり伝わりますよ。

そしてそんな世界最高レベルの素材の説明を忘れてました。

登山文脈の人なら良く目にするPOLARTEC® POWER STRECH PROなのですが、イタリア製のものを使ってます。ちなみにHOUDINIも同じかもしれません??(何かでヨーロッパ製の素材みたいな記事を目にしたような記憶がありますが、間違っていたらすみません。)

イタリア製の良さはなんなの??と聞かれたら・・・

個人的にはそれだけで良く感じてしまいますが、機能的な面の優位性というと正直なところ具体的には分からないのですが、同じPOWER STRETCH PROでも見た目や手触りに差を感じるというのが素直な意見です。またBlackの色だしが非常にきれいだと感じます。

Power HoudiのPOWER STRETCH PROは他と違うと思っている方もいると思いますので、まさにそれと同様なことです。

POWER STRETCH PROは4方向にストレッチ性があり、毛足のあるフリース面は保温性と吸汗性を備えており、多くのアウトドアブランドで採用されていることからも、アクティブな用途においてこの機能面の良さと強度を信頼して間違いありません。

厳冬期まで含めた通年使えるミドルレイヤーとして活躍します。

そしてPROと言われる由縁は表面にナイロンが混紡されていて、耐久性、耐摩耗性、耐ピリング性(毛玉にならない点)に優れている部分が挙げられます。

別ブランドですが散々着ても全く毛玉にもならず、穴が空く気配も無く長持ちしている登山ウェアがこのPOWER STRETCH PROのフリースでした。

ちなみにはじめて購入したフリースはPROじゃなかったせいで、末尾にPROがついてるかどうかが重要なんだと友人にマウントを取られた思い出も。おかげで名前をおぼえて、次買う時はめちゃめちゃ末尾のPROを気にして買ってやりました。

毛足が無くフラットな表面は見た目にもおすすめです。
毛足のあるフリースはセーターみたいなものなので、秋冬らしい印象を与えてしまいます。

TilakのFemund Jacketは、ぱっと見ではスウェットパーカーみたいなものなので、春先に着ていてもおかしくなく季節感も気にせずに通年着られるのです。真夏は高山で使うことを想定したら本当に出番は多くなります。簡単に洗えて、速乾性のあり、丈夫で長くいつでも着られるパーカーだと思いましょう。

では最初の話に戻ります。

Tilak Femund Jacket → ¥38,500(税込)
HOUDINI Power Houdi → ¥33,000(税込)

価格差は¥5,500 

高いか安いかはどうとらえるかは個人の判断におまかせしますが、Power Houdiの良さを知っている登山文脈の人こそ、気にしておくべき最高のフリースの一つではないでしょうか?

イタリア製のPOWER STRETCH PROを使って、素晴らしい縫製技術をもつチェコの自社工場で縫製された、語れる最高なフリースことTilak Femund Jacketです

既にオンラインストアには掲載済みですので、ぜひご検討ください。

商品掲載ページはここから

そして、12日(日)まで開催中のSTONE MASTER POPUP STOREにもぜひお越しください。

STONE MASTERのフリースパンツと合わせても調子いいですよ。

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