『洗える』『絶妙に暖かい』かっこいいアウター

店舗をオープンしてから早1か月が過ぎました。その間に様々な方にご来店頂き刺激をもらっています。ありがとうございます。
こだわって作った店だからこそ来店して頂けることにうれしさを感じつつ、そして営業したからこそ見えること、足りていないことにも気づかされる日々です。
そんな実店舗ならではの醍醐味を感じつつ、本格的に寒くなってきたこの時期におすすめのアウターを紹介します。山や日常などでくくらないで、どなたにもおすすめなので1着あれば間違いなくメインに活躍してくれますよ!
では最後までお付き合いください。

Tilak KETIL MIG JACKET 

ブランドはチェコのアウトドアブランドTilak その複雑なパターンと圧倒的な縫製技術はこの商品にも顕在。

KETIL MIG JACKETはTILAKの中でもミリタリーラインに属しています。
ミリタリーラインの商品は何がすごいかというと、例えば通常ラインでも同名のKETIL JACKETはありますが、暖かさや素材、細かな作りを過酷な環境にも耐えられる仕様にアップグレードしています。でも通常ラインが劣っているというわけではなく、適材適所でその使用用途に合わせて選択していきましょう。
山荘飯島的にはより冬の日常着として着てもらいたいと思い、機能面、雰囲気の良さ、そして冬の街の気温と合う絶妙な暖かさからこの商品のこの色を取り扱いました。

ではここから画像と合わせて詳細を紹介していきます。

①表地 PERTEX QuantumAir

PERTEXは素材のブランドです。イギリス発祥で日本の三井物産が買収し、そこから国内外に販路を広げています。おそるべし日本の商社・・・
PERTEXは世界の様々なブランドに採用されているのでその品質の良さは保証済みです。
その機能面は簡単にいうと軽量で防風性、撥水性に優れています。なので登山ウェアなどでは風除けの為のウィンドシェルに採用されていることが多い素材になります。
ちなみに防水機能で有名なGORETEXも種類があり街着などに採用されているのは防水素材ではなく防風、撥水素材だったりします。街着レベルで日常使いのアウターとして考えるならこの『防風性』『撥水性』が最適です。むしろこれ以上のクオリティはいらないとも思います。

②中綿 CLIMASHIELD® APEX®

CLIMASHIELD® これも主にアウトドアやスポーツ用途の素材を提供しているアメリカのブランド と覚えてください。

CLIMASHIELD® APEX® は簡単に言うとCLIMASHIELDの中でも最軽量かつ熱効率の良い素材となっています。
ちなみに覚えるのは大変だと思いますが、登山目線で様々なブランドを見てみると最新の素材が見えてきてなかなかおもしろいですよ。同じ素材ブランドの中でもその種類によってスペックの違いがあるので、そこを気を付けながら見るとよりその商品の良さが見えてきます。

ここでの重要なところは化繊綿なので、気軽に洗えるということです。洗濯表示はネットに入れて手で押し洗いになってますが、個人的にはネットにいれて洗濯機でも洗ってしまってます。(ここは自己判断で。当然、洗濯表示が正しいのでお気をつけください)

ダウン(羽毛)との違いはここにあります。ただ昨今では洗えるダウンなどもあったりなので一概に言い切れないのですが、単純に洗える点は日常着としておすすめできます。

じゃあダウンよりもいいじゃんと思う方もいると思いますが、そういうわけではなく、そこらへんの説明はさらに細かくなってくるので、気になる方は店頭にて。気軽に聞いてください。

この①、②の素材のおかげで『洗える』『絶妙に暖かい』アウターとなるわけです。それでいて軽い。

ちなみに、通常ライン KETIL JACKETは
表地 通気性と速乾性が特徴のLight Weight Nylon、
中綿重量 67g/m2 
→ よりインナーダウン感覚で夏季高山を含めた通年の登山用途で着用できるイメージ

このKETIL MIG JACKETは防風、撥水性のある表地 PERTEX QuantumAir と中綿 CLIMASHIELD® APEX® を100g/m2にアップグレードして、暖かさが増しているので、よりメインのアウター用途として活躍するわけです。通勤などで自転車に乗る人もいいですね。
そしてこの暖かさが日常着として『絶妙な暖かさ』になるわけです。
よくオーバースペックなアウターを着て電車で汗をかいてる人もいますし、インナーダウンをアウターとして着用している人も目にしますが、季節感を出しながら服装を楽しむためにもこのくらいの暖かさがちょうどいい。
個人的に中を薄着にするのは好きではないのし、見かけが寒いのも嫌だ、インナーも含めて季節感を出した服装としたいので、ニットやスウェットなどとも合わせても問題なく、冬らしいコーディネートをしながら寒くない日常着として着用できます。とはいうものの、かなり暖かい部類に入るアウターですので寒がりな人もご安心を。

さらに秋から冬季の登山でインナーダウンとしても高機能でいい。もし秋冬登山でスペックが高いものを求めている人がいれば選択肢に入れてください。防風性もあるのでシェルを羽織らず単独で行動着としても使えるのもいい。

これだけでも十分に商品の良さを伝わったとも思いますが、ここまでの説明だけでは似たような製品もあるじゃんと言われ兼ねないので、ここからはTILAKであるからこその唯一無二のポイントを紹介。

〇複雑なパターン
写真を見てもらえらば分かるようにパーツ数が多く、非常に複雑なパターンをしてます。
中綿やダウンなどの防寒機能を備えているものはどちらかと言えば、休む時に着用するものなのでここまで複雑なパターンで作りこまなくてもいいはずですし、実際そんな商品が多い。でもTilakは違います。ここが本当にすごい。
やはり腕と肩回りの作りこみがすげーですし、横脇のカッティングもすごい。体のコアな部分を中綿で温めつつ、脇下などはより行動しやすいようなパターンなのかと考えます。正直ここまでの商品は無いので細部の詳細な狙いまでよくわからないのが本音です。力不足ですみません。よく人間工学に基づいて~という言葉を売りにしている商品はありますが、Tilakこそまさにですね。
当然日常でも様々な動きをするので、日常のアウターとしても最適なわけです。ノンストレスに着られますよ。

〇補強
肩部分と肘から袖下部分に補強となるストレッチナイロンを使用。
ここらへんがミリタリーラインぽいです。登山用途で考えても大型ザックを背負う場合、肩部分の生地の消耗は激しいし、肘は岩などに擦りやすい。最適じゃないですか。そしてそれは日常にも当てはまるので日常着としても安心です。
軽さを求める場合、より薄手の生地が使われるので意外と日常では適していない場合があります。表地含めて絶妙なバランスで仕上げている点もおすすめしたいところです。

〇ファスナーの引手
この大きな引手のおかげで冬山などでグローブをつけていても開閉しやすいわけです。
日常でも手袋を付けていても開閉が簡単ということです。歩きの人はそこまで気にならないかもしれませんが、自転車に乗る人ならかなり便利だと思います。

〇パッカブル仕様
前回紹介したCRUXのダウンジャケットは裏側の胸ポケットに収納ができる仕様でしたが、今回は裏側中央、腰にあたる部分のポケットに収納できるパッカブル仕様です。
収納袋を無くす心配もないし、登山はもちろん旅行でも便利です。アウターは基本1着しかもっていかないと思いますが、ここまで小さく軽いならサブとして持っていけます。旅先で様々なコーディネートしたい人にも良いですよね。

ここらへんがTilakならではのおすすめポイントとなります。
素材も含めて、ここまで作りこんでいる商品は他に無く唯一無二の商品です。


そして最後に、ふつうにファッション目線でかっこいい点もお忘れなく。
このグレーが入ったようなKHAKIカラーは絶妙な色合いでどんな色のパンツとも相性が良いです。私自身も得意なカラーなのでここらへんのコーディネートがお困りでしたら任せてください。この色は2月以降春を感じるような時期にもおすすめなので、本当に長く着られますよ。


他にもロゴが控えめな点など、多くの説明できるポイントがありますので詳細を確認しに是非店頭までお越しください!
これはまず1着買うべき、冬用のアウターです。間違いなくメインになりますよ。

Tilak KETIL MIG JACKET ¥46,200(税込み)

*通販対応可能 お気軽にインスタグラムDM、メールにてお問合せください。
contact@sanso-iijima.com

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