誰が買うのかプラチナランタン

アウトドアブームは着実にきていることと、IVYファッションの偉大さをあらためて感じている山荘飯島です。
残念ながら独自の道を進んでいるのでブームには乗れずですが、歩みをとめずに頑張ります。

そして本日はそんな独自の道を進んでいる中で見つけた誰が買うのかわからないランタンの紹介。果たして買う人がいるのか・・・
最後までこのブログにお付き合いして頂き、判断して頂けたら幸いです。

名前は「プラチナランタン」
日本が誇るとても良いもの作りをしている新富士バーナーのブランドSOTOの製品です。

名前の響きだけでも興味を持ってもらえたらうれしいです。なんたってプラチナランタンです。

単純に比較したらこのランタンの特徴は「高い」「暗い」「暖かい」というもの。
暖かいことは良いのですが、他がなかなかの特徴で持っている人は少ないランタンなわけです。

ランタンとして考えたら山荘飯島で取り扱いのあるLEDLENSERのLEDランタンの方が明るく、利便性では優れています。なのでLEDLENSERを買いましょう。充電式で7年保証もあり、安心安全コスパも最高なランタンです。

プラチナランタンはガスカートリッジ専用なので、ガス缶も必要。火を使うので取り扱いも注意です。

じゃあ、なんで仕入れたのと言うと、

〇ギミック


羽を開いて出てくるのがプラチナ発光体。これがプラチナランタンたる由縁。プラチナの触媒作用を利用した発光方式とのことです。化学ですね。
*触媒(しょくばい)とは、一般に、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう
とのことなのでプラチナ発光体は変化しないということですね。
ちょっと詳細はわからなかったけれども、化学反応を促進させて発光させているということですかね。化学詳しい人いたら教えてください。

では話を戻すと、
使用しないときは羽を折りたためばきれいに納まる。良いじゃないですか。羽を閉じて置いてあるだけでも何だろうと思わせるギアらしい存在感。
全てはこのギミックといっても過言じゃないくらいなので、なんか響くぞ、カッコいいぞと感じた方は挫けずに最後まで読んでみてください。

プラチナ発光体は風に強く容易に再点火も可能です。
羽の内側は鏡となっているので、光を反射させ光量がアップします。

地味に良いのが折りたたむ際に、ガス量を調整する取っ手部分の先を引っかける箇所があるのできれいに納まるわけです。

さすがSOTO!という作りです。

専用収納ケースもついてるので、持ち運びも安心。
ランタンと考えた場合、軽くて小さいのでかなり便利!この点も隠れたおすすめポイント。


〇マントル不要
ガス、ガソリンランタンの多くはマントルを買う必要があります。消耗品の為、事前に準備が必要ですがマントルだけを買いにいくてのが結構めんどくさい。気づいたときについでに買っておけばいいのですが、、

マントルのように空焼きする必要もなく、即点火が可能で便利です。

ただプラチナ発光体は100~200時間で交換が必要で、製品に同梱してある交換依頼書と一緒に新富士バーナーまで発送して修理を申し込む必要があります。送料込みで4,300円~5,300円かかります。なかなか手がかかるやつだな・・・


〇ホヤ不要
これがあったから仕入れようと決断しました。私はコールマンのシーズンランタン2012を持っていますが、油断してガラス製のホヤを割ったことがあります。車移動でもガラス製のホヤならば慎重に持ち運ぶ必要があるわけです。

ちなみに当時はシーズンズランタンのホヤ単体でも入手しやすく、スペアを持っていたのでそこまでショックを受けなかったわけですが、現在は空前のアウトドアブームにつき、オークションサイトでも価格高騰で入手困難。今割ったら泣いちゃいます。店舗に飾ってあるのですが取り扱い注意です。

プラチナ発光体も破損する可能性がありますが、折りたためるギミックのおかげで発光体が守られているわけです。よくてきてるんですよ。ここも、さすがSOTO!という作り。


〇暖かい

ガスで火をつけて照明とするので当然暖かさもあります。これはLEDランタンでは出せない特徴です。
テント内で使用する場合は十分に換気に気を付ける必要性がありますが、小型ストーブ的な意味合いで使用することも可能です。

明るさは120ルクスで、正直明るさを求めたら他に良いものがたくさんあります。
でもLEDでは決して出せない、温かみのあるなんとも言えない雰囲気はこの商品の唯一無二のところ。そして少し訂正すると、暗いと書いちゃいましたがランタンと名はついてるので当然明るさはありますのでご安心ください。絶妙な明るさと前向きにとらえましょう。

手間や費用がかかっても、ランタンに重要な明るさなどのスペックを無視しても、それでも良い!と思わせるくらい唯一無二の雰囲気とギミックなわけです。冷静な分析をしたら誰が買うのか分かりませんが、そういうことじゃなくて必ず惹かれる人がいるだろうと信じて仕入れてみました。ここまでの作りこみなら値段にも納得してくれるはず。持っている人は少ないし、絶対に愛着がわきますよ。

我こそはという方お持ちしてます!


SOTO プラチナランタン ¥15,180(税込み)
通販対応可能 DM、メールにてお問合せください。
contact@sanso-iijima.com


山荘飯島ではこれ誰が買うんだろうと思いながら仕入れている商品がたまにあります。数が売れないので大手じゃ取り扱うのは難しいだろう商品。
でも私自身は本当に気に入ってる、こいつは面白いと思って仕入れてますので共感してくれる人には魅力的な店になるでしょう。
謎のお店かもしれませんが、こだわった良いものやってますよ。

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