山荘飯島とタイベック®

3月は季節が変わり、暖かくなる。

→ 出歩く人が増える。

→ 春物の洋服を買う人が増える。

→ 新生活に向けた準備をする。

こんな良いことだらけな3月の当たり前なことに当たり前に期待にしてしまう個人事業主1年目です。アウトドアもそろそろシーズン到来ですしね。
はたして3月はどうなるか・・・おそらく山荘飯島は厳しいでしょう!

とにかくなによりも取り扱う商品ですよね!誤解を招くといけないので、現状の商品はとてもいいモノをそろえてます。でももう少し春夏に向けて増やしたいところ。入荷ラッシュですと言いたい・・・
毎回言ってるようで申し訳ないのですが、ようやく目途が経ってきたのでちょっとはおもしろくなると思ってます。たぶん、きっと。ブレブレになりがらも色々と動いてます。

でもそんな片鱗がまだまだ見えてないと思うので、今回はSIX MOON DESIGNSのタイベックフットプリントが入ってきたという事と合わせて、山荘飯島について少し。

タイベックという素材には山荘飯島の理念の一部が隠れてます。
店を訪れたことがある人は天井や壁にタイベックシートが貼られていることに気づいたかもしれません。

まずはタイベックに関して。
タイベック®は、米国デュポン社が開発した特殊不織布で、耐水性/耐塵性などの各種バリア性を有しつつ、通気し、強靭で、尚且つ、軽いという特性を持ちます。その機能性から様々な用途に使用されている昔からある素材です。

建築資材、農業用資材、医療現場の防護服、包装紙などなど、海外では紙幣にも使われているみたいです。
本当にその用途は様々。
以下が日本の代理店のホームページリンクですので、詳細はここを確認した方が良さそうですね。

https://www.tyvek.co.jp/about/

建築資材としては外壁の下地にも使用されているので、山荘飯島の内装での使い方としては間違っているけど間違ってないと勝手な解釈で使用してます。

そしてアウトドア界隈では紙のような加工のしやすさと、頑丈さ、防水透湿性などの機能性に目をつけ、「MYOG(Make Your Own Gear)」といわれる流れで自作ギアの素材として使用されるようになりました。日本では海外のその文化の影響を受けて、2010年代くらいからはじまったようですが、ここらへんの流れはきっとウルトラライトな名店が詳しいと思います。

工業、医療など専門分野 → 趣味、アウトドア分野  までの流れですね。

そしてここでおもしろいのが数年前からファッション業界でも目をつけられるようになりました。
最近では雑貨や商品の梱包材やマイバックなどにも使われていますが、そのはじまりとしてやっぱり「DIGAWEL」の存在は欠かせないと思います。

独自の世界観とファッション、カルチャーなど様々な分野がミックスされたブランドですが、個人的には私があこがれた「東京感」てのが感じられるブランドなのです。そんなブランドが数年前にタイベックを使用したポーター製のカバンを発売しました。私は「ファッションに昇華された」と感じたわけです。

現在のコレクションでは使用されていませんが、当時はこのおかげでアウトドアに興味がない人も知ったように思います。

工業、医療など専門分野 → 趣味、アウトドア分野 → ファッション分野 の流れというわけです。

ちなみにこの流れの話は自分の中でも重要な部分なのでまた別の機会に紹介できればと思います。

そして、
ここまでつらつらと語ってますがいったい何が言いたいんだこいつ?となると思いますのでまとめると、
ようするに山荘飯島はタイベックみたいになりたいと思ってます。


タイベックは建築や医療現場などの専門的な分野でアウトドアも、ファッションも感じられない素材として使用されてきました。でも現状は人によってはアウトドアも、ファッションも感じられる素材になってます。

山荘飯島は分かりやすいように登山用品店は名乗ってますが、その使い方は様々。
近いところでは、釣り、ランニングなど動の活動でも使用して頂くことはあると思いますが、スーツで仕事するような静の活動にも山荘飯島を利用してもらってもいい。モードなファッションが好きな人も、インテリア好きな人も。きっとどこかに役立つものがあるはず。近所のよく分からない雑貨屋と思ってもらってもいいです。

ジャンルもスタイルも無いので、
『みんなそれぞれの山荘飯島を見つけよう』ということです。恥ずかしがらずに復唱しましょう。

もちろん自分の経験から山とファッションに関しては少しは役立つアドバイスができると思います。
でもそれ以外の新しい使用方法があれば教えて頂きたいです。一人だと限界があるし、考え方も様々です。なので商品を使った実体験などの話はぜひ聞かせてほしいと思ってます。とても勉強になりますし、人の影響は受けやすく、考えも変わりやすいので本当に歓迎します。

『みんなで育てよう山荘飯島』 ということです。これもぜひ、復唱してみてください。

登山用品店でありながら、タイベックのように様々な分野で活用されるそんな店を目指してます。

そして、そんな思い入れのあるタイベックなわけで、扱うべくした扱ったSIX MOON DESIGNSのタイベックフットプリント。
ようやくの商品の紹介にたどり着きます。

最初の方に貼り付けたメーカーのホームページにて使用用途と背景を見れば、その頑丈さと機能性は分かると思いますので割愛します。
テントのグラウンドシートとしてはもちろん、レジャーシートとしても十分な機能性を発揮して使用できます。
これはブランドのステッカーが貼ってありますが、こんな感じで自分でステッカーを貼ってもいいしペイントしていいです。無地のタイベックシートをこのm数で仕入れるのは一般の人では大変なので、何かの材料として使うのもありでしょう。

個人的には真っ白なレジャーシートととして。軽いし、雑に扱えるし、水もしみない。

破れることは少ないですが、汚れたり、シワにはなります。それはアジです。でもそれが気になれば買い替えましょう。機能性に反して、値段は良心的かと。
こんなところも含めてタイベックシートの良いところだと思います。

大きさは2種類  全面白無地にブランドのステッカーが貼ってあります。

タイベックフットプリント 
Sサイズ 213cm × 91cm 128g ¥2,420(税込み)

https://sanso-iijima.stores.jp/items/6223261ca8611366532ea14e


Lサイズ 213cm × 122cm 184g ¥2,860(税込み)

https://sanso-iijima.stores.jp/items/622326ac9a706231e0392dcf

オンラインストアのリンクも載せましたのでぜひ!


最後に山荘飯島の話。
毎回長くなってしまいすみません。これで本当に最後です。
店舗の壁に使用しているタイベックシートは、「青字のカタカナ」と「赤字の英語」が混在したデザインです。
今まで述べたタイベックの背景もあって使用することを決めたのですが、このデザインが実は昔のもので現行品は異なってました。
本音は、背景後付けのデザイン重視みたいな部分もあったのでけっこう一大事だったのですが、探しに探して見つけることができました。今風に言えば、ビンテージタイベックと言えばいいでしょうか。
そのかいあって自分のイメージとベストマッチなバランスに仕上がりました。
もともと天井には使用しない予定だったのですが、出来上がりがよくて1階の天井全面に使用しちゃってます。

奇をてらった使い方ではなく、その商品の背景などの基本を大事にしながら独自の幅を見せた提案をする山荘飯島らしさの一端でもあるので、今回はブログを書きました。

こんな紹介よりも次はちゃんと商品紹介をしないと・・・
がんばります!!

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