天気回復した3連休の真ん中。皆さん遠出をしているのでしょうかね?山荘飯島はのんびりと営業してました。
そろそろ店を開いて10か月経とうとしてますが、山荘飯島には地下室があることが今さら判明。びっくりです。そんな地下室に震えながら今回は世間をにぎわしているニューバランスの新作ラッシュに便乗して、ニューバランスにはこれを履こうな靴下を紹介します!!
その前に再入荷情報
ヒートブロックな超軽量傘が再々入荷してます。しかも山荘飯島的には信じられないペースで売れてまして気になる方はお早めにどうぞ!あくまで吹けば飛ぶような個人店、山荘飯島での話ですからね。でもびっくりなことは間違いない。これはさすがに買い付けした自分をほめちゃいます。
そんな勢いがあるにも関わらず、今回は万人受けはしないような少し個性が強めな商品を。誤解があるとあれなので、仕入れるメーカーと品質は最高ですが、山荘飯島がセレクトした商品が少し個性的なデザインというだけです。
でも私は靴下が大好きで、アウトドアソックスに限らずイギリス製、イタリア製、アメリカ製、日本製などなど様々な靴下を着用しながら自分ルールを築きあげてきました。おかげで、靴下は様々な仕入れルートがある中で何を仕入れるかめちゃくちゃ悩みました。そんな悩み抜いて仕入れたのが、主にトレランやランニング用の靴下を作っているアメリカのソックスメーカーDrymaxであり、その中でもこんな商品。
ちなみに登山をやる前から靴下は好きでしたが、結果的に登山をやって一番日常に影響を受けたのは靴下かもしれません。そこで出た結論は、極論で言ってしまうとアウトドアメーカー以外が靴下に快適さをうたったならばそれは嘘ということ。賛否両論があると思います。もはや偏見だと思ってください。ファッションブランド的な靴下を購入することももちろんありますが、それは履き心地や快適さで選んでいるのではなく、見た目という要素のみで選択しています。それだけアウトドアメーカーの靴下には超えられない壁があると思ってしまってます。とは言ってもいつだって安心なユニクロとか無印の靴下も買っている履いている2枚舌な山荘飯島です。
そんなアウトドアメーカーの靴下を日常に落とし込もうとした活動を長きにわたって勝手におこなってきた一つの結果が過去に書いたブログでもありますが、それとはまた異なる提案となりますね。
いつも通り前置きが長くなりました。靴下に関しては他にも色々と思うことがありまして、またきっと今後も違う提案をしようと思うくらいに靴下に力を入れていこうと考えてます。
では本題へ。まずはDryMaxに関して。
とりあえずこのファンキーな公式動画をご覧ください。個人的にこの動画のなんだか無駄な感じと雑な感じが好きですが、みんなきっとNo.1ソックスだと理解してくれるはず・・・?
でも本当にこの動画には嘘偽りも無く、名前の通りドライマックスなんですよ。
これはドライマックスという撥水性のある独自の繊維と水分を外側へ押し出すデュアルレイヤーシステムという構造によるものです。そして加工ではなく繊維自体の機能というところもポイントで洗濯などで劣化することがないです。
足の蒸れや湿気というのはランナーや長時間歩くハイカーには大敵でそれによってマメや水ぶくれができやすくなってしまいます。そのため、靴下内部をドライに保つことが重要なのですがDrymaxはこの動画の通り、水にぬれても外側に水分が出ていき、繊維の撥水機能により内側は常にドライに保つことができるという点がとにかく圧倒的に優れています。履いてもらうと間違いなく実感する部分ですし、洗濯した時にもはや信じられないくらい乾いてることに驚くはず。洗濯機から出しですぐに履けるみたいな感じです。ちなみに今日はこの靴下を撮影する事情もありまして、朝一で洗ってそのまま履いてみてますが、ベストでは無いもののベターな感じでいけました。
また言いますが、実際に履いてしまえばとにかくドライマックスなんですよ。わかりやすいネーミングがまたいい。
トレランからハイキングに最適なクッション性もあり、非常に機能的という部分で日本でも実際に多くのガチンコランナーやハイカーに愛用されてます。ちなみに今回は化繊のソックスです。登山と言えばウールのソックスが代名詞ですが一長一短それぞれの良さがあるわけで、やっぱりこの圧倒的な速乾性を見れば間違いなくこの靴下も選択肢に入るはずです。しかも抗菌添加剤であるMicroZap®という成分を含んでいる為、抗菌防臭効果も備わっているので長時間の着用にも適しています。雨を想定した時なんかは本当に役立ちます。泊りでの山行の際に、1日だけは雨が降りそうだという時にこのソックスなら全く問題ないですね。
ここまで説明しましたが、ここらへんはテンプレみたいな説明です。この説明だけでも売れていくのがDrymaxでして、その機能面を日常使いをした時の快適さは本当に最高だよということがアウトドアメーカーの靴下を強くおススメする理由でもあります。日常で比較した時にこそ本当に快適さが分かることもあります。でもそんな機能面だけではない部分に注目する山荘飯島の話はここから。最後までぜひ読んでください。
まずはこちらのデザインを。このアメリカ国旗です。
実はこれが全てです。
DrymaxはMADE IN USAでこのデザインはアメリカの国旗があしらわれている。
同じくMADE IN USAのニューバランス993が分かりやすくアメリカの国旗をイメージしたデザインの中にUSAと書いている。
USA×USAということは誰からも文句が出ないくらい相性と背景が抜群ということ。きっとNBのためにアメリカの国旗がデザインされていたのでしょう。そう、これがタイトルの理由です。
気づいた人がいるかもしれない。今回は完全に釣りタイトルというやつですね。自分でもびっくりするくらいに単純明快で薄い内容ですよ。でもこれが本当に仕入れた決め手なんです。せっかくお気に入りの靴を履くならば絶対に靴下にも本気を出すべきということを心がけています。誰が気にするのか分からないこんな背景まで含めて考えてしまうのが山荘飯島です。
そして色々と靴下を履いた結果、無地以外でスニーカーに合わせやすい靴下て実は適度にふざけた柄モノなんですよね。どんなスニーカーとも合わせやすいというのが仕入れたもう一つの理由です。さらに言うとここまで大柄なデザインだと本当に合わせやすい。
ちょっとここからは今まで心の内に秘めていた話であまり聞いてほしくないのですが、ライン入りソックスを良くない方で例に挙げてしまうと・・・某コンビニでも買えるので今もっともホットなソックスかもしれませんが、私は革靴の時に長いパンツと合わせる時にしか履きません。上着までのスタイリングをトータルで考えた時に2本、もしくは3本のラインと色合わせを意識しながらライン入りソックスを合わせるのは意外と難しくて、特にホットな今は気軽に手を出すと色々と勘ぐってしまって難しさが増している。カジュアルスーツと革靴の時は気軽にいけるのですけどね。
アウトドアメーカーでもラインソックスを出してますが、山荘飯島が認めるのは忘れもしない2013年くらいに出てたダーンタフのライン入りソックスのみ。もう廃番となってしまった配色なのでですが当時はまだギリギリファッションのあざとさが見えず、機能面を兼ね備えたラインソックスはありませんでした。ちなみに現行品の配色も持っていて、けっこう履いちゃったりはしています。
そしてライン入りソックスに関して決定的な難しさを感じている最大の要素として、もはや個人的な偏見でしかありませんが私がadidasのスニーカーをよく履くからなのです。3本ライン×ラインがもはやラインマンになってしまい、色合わせができないと変な感じだし、色合わせをし過ぎても決め過ぎてしまう感覚。だから革靴の時以外はライン入りソックスは履かないのです。
じゃあ柄モノの合わせやすさてのは、どんなもんだと言うと・・・こういう感じで合わせてます。
アメリカ国旗はないけれど、チームRWBこと全米屈指の退役軍人支援組織の特別カラー。その組織の詳細を知らずに語るのが良くないのかもしれませんが、そんな背景もあるというのはポイントかと。
ここからはアメリカ国旗柄のBand of Runner
どちらの靴下も色合いの系統を似ており、グレー×赤系×青系×白という配色。実はこの配色て非常に合わせやすいんです。ここらへんの感覚は色の足し引き的な要素なんで、説明しづらいというかもはや感覚的で独特な部分かもしれませんが、限界はあるにせよかなりの幅で様々な色の服と合うので騙されたと思って合わせてほしいと思います。肝心なことを言い忘れてましたがショートパンツ限定の話です。これまた個人的な偏見ですが、この丈のソックスはローカットの靴とショートパンツにしか合わせてはいけないのです。
そして最後になりましたが、このソックスと本当に相性が良いのはALTARA OLYMPUS4なのです。恐ろしいほどに合う。一折りしても合う。
私自身靴下の色というのは全身のスタイリングにおいて重要なところなのですが、ショーツを履いてALTRA OLYMPUS4を履いて、このグレー×赤系×青系×白という配色で素敵なデザインのDrymaxを合わせてしまえば、どんな困難な上着を着てもきっと相性が良いと思ってます。なんとなくですがライン入りソックスを合わせるよりこのくらいの配色とデザインでわかりやすく狙った方がかえって潔しというものです。何より本格アウトドアメーカーが日常のファションに落とし込もうとしていないというこのデザインが山荘飯島のスタイリングにおいて重要な要素であり、この靴下を仕入れたさらなる決め手です。アウトドアメーカーはまだまだファッションに昇華されてないのが良いですよね。その上、圧倒的な快適さをも合わせているのですから。
靴下に¥2,000以上出すのに躊躇する人はいるかもしれませんが、アウトドアメーカーの靴下は耐久度が抜群。特にDrymaxはウールがメインの靴下と異なり毛玉にもなりづらいので長持ちするという意味でコスパも良いです。ここらへんもアウトドアメーカーの靴下が最強で最高という由縁です。汚れた以外で捨てるタイミングは見失うでしょう。
このブログで何が言いたかったというと釣りタイトルを利用しながら、日常履きを提案しつつALTRA OLYMPUS4 BLACK ×STELLを履くならばこのDrymaxのこのデザインが最高な相性だよということでした。
今回のブログに関してはあまりにも偏見が過ぎるので、わずかばかりに参考となる人がいればうれしいのですが山荘飯島というよりも私、田窪という個人の偏見として聞き流して頂ければと思います。
でも怖いのがこの先、ライン入りソックスをどや顔で履きながら、このブログで柄モノを批判してライン入りソックスを語っている日が来るとも思っていることです。さも無かったかのように真逆の意見も語りだすのが山荘飯島だったりもしますので。
靴下は奥深いので引き続きお付き合い頂けしたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します!!
オンラインストアにも掲載しましたのでぜひ。