先週末は山荘 飯島 1周年企画第二弾 URBAN SKIN SHOPにお越し頂き、誠にありがとうございました。
いつもより幅が広がった様々なお客様にお越し頂けて、個人的にはとても刺激を受けるイベントとなりました。これからもなにか楽しい企画ができればと思ってますのでご期待頂けましたら幸いです。そしておもしろい企画をしたい人や場所を探している人がいましたらお気軽にお問合せください。
ちなみにポップアップをしてくださったSURPLUS_2501ですが今回は山荘 飯島にあわせたセレクトをしてもらっていましたので、そのほんの一部のお披露目だったとのこと。詳細を書きませんが話を聞いてると、とにかくすごいしそのポテンシャルは計り知れないかと。今後も不定期でどこかでポップアッププロジェクトは開催していくとのことなので引き続き、その動きに注目ですね!今回お越しになれなかった方もぜひインスタグラムはフォローしておきましょう。
これは先日行ってきた文化学園復職博物館 NIGO’s VINTAGE ARCHIVE展
決して真似しようとしたつもりはないけど、どこかで見たことあるなあと思ったら10日ほど前に行ってたやつでした。無意識な影響力とは恐るべし・・・こんなもんです山荘 飯島。急に何かを始めた時はわりと身近なところから影響を受けたりしています。まあそこらへんのバランスというか、上手く抽出することは得意だと思います。パクリじゃなくてオマージュてことでね。
そしてこれから紹介することはきっと影響を受けていないはずだけど、黒でまとめたくなったのはSURPLUS_2501のインスタグラムを見過ぎたせいなのかもしれない・・・でも登山用品店らしいテイストを忘れずに紹介していきます。
まずは全身写真 こんな感じです。登山要素はでてきますのであきらめずに見ましょうね。
上着として着ているのはコリアンミリタリーで学生用だった?と思われるジャケットです。これかなり珍しいみたいですが、今回のイベントで購入させて頂きました。なのでこのジャケット中心に考えてみました。考えたというよりは思いつき。
この柄とパッチと謎の背景は、もう山荘 飯島だったので買うしかないでしょう。1着との出会いを大切にするのも古着の醍醐味かと。でもこれ、見た目ほど派手じゃなく合わせやすいですよ。
お客さんが古着一点、一点の説明を丁寧に受けているのを脇で聞いていて自分もものすごくほしくなってしまった。ポップアップ恐るべし。
薄手生地なので今くらいの時期だとインナーにTシャツ1枚では寒い。そしてどことなくヤンキー感もある。そんな時に品と暖かさを底上げするのがコムアーチのSuper 120’s Melino Highneck。これは本当に便利ですよ。
オンラインストアには他の色と、レディースも掲載済みですのでぜひ。
山荘飯島としてはオリジナルシャツとの合わせで着てほしいなと思ってましたが、こんな感じで合わせてしまえばお持ちのジャケットやライトなアウターの季節感が秋冬らしくなり、けっこう長い時期まで着られるようになります。インナーダウンの一歩手前みたいな感覚でしょうか?機能底上げにもなり、とにかく便利なのでとりあえず1枚といわず2枚、3枚持っておきましょう。
そしてここからがタイトルにもした本題へ
アメリカの靴下ブランド Sockwellの取り扱いをはじめました。
この靴下に出会う前はこのDickiesのハーフパンツと黒いサッカーソックスを合わせてました。
太いハーフパンツにタイツじゃなくて長い靴下を履く雰囲気が去年くらいから個人的にブームでして。そしてこのコーディネートを完璧にしたのが今回のSockwellなのですが・・・こんな説明はやめましょう!個人的な感想でした。
登山用品店として、様々な靴下ブランドがある中であえてこれを扱った理由を説明していきます。
まずはSockwellの背景として、
もともと登山には同じのみの靴下ブランド Smartwool の社員だった人が立ち上げたブランドです。
なのでなんとなくこのロゴは見たような気になるかも。「S」mart「W」ool → 「S」ock 「W」ell
きっとこの人も無意識にアレしちゃったのかな?辞めた後の関係性はわからないけど、きっと悪気はないはずです。
生産背景も全てアメリカ国内製でその品質は折り紙つき。ある界隈にとってはmade in USAだよ。てのは魔法の言葉なので安心してください。
そして登山ではお馴染みのメリノウールをもちろん使ってますが、北アメリカ大陸にあるロッキーマウンテンで、自由放牧されたランブイエメリノという品種から採取したウールを使用しています。正直言ってしまうと、ここらへんの品種までは私もわからんです。メーカーの紹介文をそのままに使ってしまってますが、きちんと生産地と名前を言えることはメリノウール戦国時代に突入しているので今後重要になってきそうです。とにかく品質が良いということだとおぼえましょう。
そしてSock Wellの特徴としてメリノウールとバンブーを掛け合わせた素材を使用しています。
以下もメーカーの説明文を引用しております。
「メリノウール×バンブー」これはソックウェルが見つけた最高のソックスの形です。
竹の繊維を糸に混ぜることで、ソックスに光沢、柔らかさ、通気性が加わります。さらに、染料を美しく吸収し、保持するので、虹色のパレットから選ばれた様な色とりどりのカラーリングのソックウェルが次々とデザインされていきます。
確かにこの通りできれいな配色の多いデザインなのです。ちなみにデザイナーは元アルマーニの人らしく、デザインもこだわりをもった靴下メーカーなのです。しかしなかなかに特徴的なデザインが多いため、そこは山荘 飯島チョイスで選んでます。
そう!いさぎよく無地でしょう。
使いやすいものを選んでいます。一見すると奇抜なものが好きと思われがちな山荘飯島ですが、そこらへんのバランスはおまかせください。
レディースに関しては無地が無かったので、
実は総柄ソックスが大好きでして、メンズでも仕入れていたのですが早々に売れてしまったのでまた入荷した際に紹介します。総柄って実はスニーカーに一番合わせやすい靴下という持論があります。ここもまた決して奇抜じゃないですよ。
たぶんこのブログでも似たようなことを言ってると思います。靴下ブログだけでも熱を帯びて何個も書くくらいに靴下への思い入れは強いですので信じてください。
とは言えここまでの説明だけでは、まだまだ仕入れるまでにいきません。
今回の最大のポイントとして着圧ソックスだという点です。
騙されたと思ってまずは履いてみてください。日常生活含めてこんなに快適なのはないですよ。
デスクワーク、立ち仕事、外回り・・・全ビジネスマンにもおすすめしたい。
女性にとってはお馴染みのムクミ防止になる着圧ソックスかもしれませんが、さらにウールという素材も加わっているので防臭効果、冷え防止効果もあります。
そして着圧は運動においてのサポート効果もあります。
私自身、実はc3fitのひざ下までの短い着圧サポートを履き、その上に靴下を履いて長年登山をしておりました。10年以上前はあまり半ズボン単体登山をしている人が少なく、インナーにタイツを履いている人が多かったのですがそこの窮屈感に嫌気がさして、タイツ以外のなにかを探していたところ靴下型の着圧サポートにいきついたのですが・・・
こんな感じでSockwellなら靴下+着圧なのでこれ1枚で十分なのです。
しかもハイソックスの利点はスネなどのけが防止にもつながります。
なのでハイソックス登山をはじめてまして、満を持してこの秋冬からSockwellの取り扱いをはじめたというわけです。
そしてロングホースなるタイトルですが、
革靴との合わせでスーツの下にもSockwellのハイソックスが最高におすすめです。
適度なクッション感があるのだけど、厚すぎないので革靴においても全く問題なくアウトドア感ゼロで着用できます。
以下ブログに同じようなことを言ってます。赤い靴下の代わりにSockWellのふざけた柄モノを今後提案していきたいところ。良い柄が出るまでお待ちくださいね。
そして最大のおすすめポイントはまったくずり落ちないことです。これは長時間歩く、登山において実証済み。
きっと日常においてこそ、まったくずり落ちないことの利点を感じて頂けるはず。
もう一度、塔ノ岳での写真をご覧ください。山頂まで一度もあげずに靴下が全くずり落ちないので、表情もキリっと決め顔なわけです。
もうロングホースがスラックスの下でずり落ちる心配なんてありません。
このおかげで登山においてのハイソックススタイルが現実的になり、ロングホース的な解釈で英国紳士的に履けるmade in USAなソックスとなるのです。
もう一度言いますが、騙されたと思って履いてください。
一般的なウールソックスよりも毛玉にならないのも日常使いに拍車がかかるはずです。
暖かく、蒸れず、臭わない、さらには着圧でむくまず、疲れず機能的に履ける。しかもロングホースで紳士的にもは履けてしまう最高の靴下です。
その耐久性も踏まえて靴下に関しては、登山とファッションにおいて超えられない壁があると思ってます。私自身、登山に出会ってから一番変わったのが靴下かもしれません。いつだって登山用靴下です。
ぜひSockwellを試してみてください。
店舗では試し履き用のソックスもありますので、お気軽にどうぞ。ではでは皆様のお越しをお待ちしております。
**追記**
オンラインストアに追加しました!遠方の方も是非ご検討ください。