連休最終日はあいにくの雨。のんびりすぎるくらいに営業しておりました。
メディアに取り上げて頂いて絶好調そうに見えますが、いまだに来店ゼロなんてことはけっこうあります山荘飯島です。
そんな時はブログを書いて過ごしましょう。単純に暇すぎたことがこの山荘飯島ブログをはじめたきっかけでもありました。
本日は店になくてはならない山荘飯島史上最高なメリノウールTシャツを紹介します。これがあれば暇な時でも安心です。
暇すぎた昨年でさえ好評だったわけですからね。そんな史上最高なメリノTの新色が入荷してきてます。そしてこの商品は実物を見て触れると買ってしまう方も多く、リピーター率も非常に高いので、紹介する前に既に動いているという・・・とてつもないポテンシャルの高さをあらためて感じている商品です。知名度ではなく、純粋な質で売れていく感じはセレクトショップとしてもやりがいがありますよね。
おかげさまで既に残りわずかになってますので気になる方はお早めに。
女性からも評判高いメリノウールのTシャツです。
今年はL.GRAYとNAVYの2色展開
あいかわらず良い洋服屋らしい色のチョイスですよね。センスしかありません。ここまで品のある色合いは他にありません。
グレーはいわゆる杢グレーで雰囲気バツグン
ネイビーは深みのある綺麗な青というか・・・こんな色使いしているアウトドアブランドありますか?上品とはこのこと。
お客様にとっては嫌なことかもしれませんが、毎年色を微妙に変えてくれるのは店にとってはありがたいと正直に言ってしまいます。今のところ同じ色の再販が無いので希少性が増しちゃいますよね。気づいた時はサイズが無いなんてこともありまして、昨年のうちにそれに気づいた方は今購入してくれているというわけです。
色違いの入荷なので基本は昨年のものと同じ。山荘飯島と史上最高なメリノTのことを知らなかった方はぜひ以下ブログを読んでください。昨年の自分に説明を任せてしまえるのはすごく楽です。積み重ねというやつですね。
今年に入り、さらにメリノウールの勢いを登山文脈以外からも感じてますし確かに良いものはありますが、この感じのものはまだ無さそうです。山荘飯島でも取り扱いのあるカレドアーとはファション文脈というカテゴリーは一緒でしょうが、細分化するとまた別の文脈になります。より今の空気感を感じるカレドアー系は今後増えていくかもしれませんが、ノースオブヘブン系は出てくるのはまだ先だと予想します。
前のブログにも書いてますが重みと歴史が違うので流行関係なく、長く着用できる安心感は唯一無二でしょう。
そして、結局のところ
ネックと袖リブが全てです。
登山目線だと無駄ともいえる部分、さらに適度な厚みのある生地感のおかげで1枚で堂々と上品に着用ができるわけです。この上品さがとにかくすごい。
ちなみにSuper120sという極細糸が原料ですが、そんな極細糸で厚みを出しています。
=糸を大量に使用している。
=原価がすごく高くなるということ。
このメリノTのそういった意味でも価値しかない1着です。
ウールTシャツとリネンのパンツの組み合わせ。
真夏も快適に過ごせる機能的リラックスウェアなのにすごく上品な雰囲気を醸し出してくれます。上質なウールのニットみたいなイメージ合わせられる登山で使えるメリノウールのTシャツです。
着丈は長めですが、インして着用すると女性もすごく雰囲気よく着用できますのでご安心ください。去年の実績からの話ですので。首が詰まっている分、ちょうどいいサイズ感になります
そして迷迭香のウルトラライトなショーツと合わせれば、とてもアクティブに使えます。
どちらもアウトドアブランドではないので、街着としてが正解と言える山にも真面目に行ける組み合わせです。
今年になっても山荘飯島でしか提案できないコーディネートと言えて良かったです。
そして、ライトグレーのTシャツに合わせているリネンパンツはコムアーチの商品。こちらも紹介していきます。
イージーなのに、品よく見えるのでこのメリノウールTとは最高の組み合わせです。
以前ブログで紹介した以下商品と同型の素材違いになります。
今回はリネン100%
さすがに登山で使えますという話ではありませんが、天然素材100%らしいナチュラルな肌触りを好む人も多いはず。着用して洗うごとに柔らかく馴染んでいくのはリネンの特徴です。
今でこそ、化繊やウール素材をプッシュしてますが、リネン素材に関しては好きな人より着てきたという自負はあります。昔の私のことを知っている人ならば納得してくれるはずでしょう。リネンが好きな上で化繊やウールをすすめているわけですが、メリノウール好きの人ならばぜひ、天然素材100%のリネンもおすすめです。長時間着た時の肌触りの良さというのは化繊では感じることができない部分があります。
しかも素材を追及しているコムアーチですから、ただのリネンじゃありませんよ。
素材の説明をいつも通りメーカーの文章を引用させて頂きます。
**以下引用文章です**
S/S定番素材のフレンチリネンを織機用に細く紡績し直し、柔らかさを失わないよう、しかし透け感を出さないように尾州の旧織機でゆっくり織り上げた、シンプルな夏素材用生地でcomm. arch.定番のイージーパンツを製作しました。洗濯後に大きな縮みもなく、繊細な見た目の割にはガシガシ着込め、真夏に気持ちよくはいて頂けるリネンパンツです。
ファッション文脈の人は旧織機大好きでしょうが、このパンツの素材も旧織機で繊細に織っているわけです。しかも細く紡績し直したリネン糸を使っているとのこと。本当にこの説明の通りの商品ですよ。ナチュラル感の強いリネンもその良さはありますが、繊細な見た目のおかげでより上品なイージーパンツとなっています。
下駄なのに品の良い下駄とも相性がいいわけです。
ウールTも含めて馴染みある素材使いかもしれませんが、この上品さに関してはなかなか出会えないような商品だと思います。なかなか出会えない商品を仕入れたいので、ネタ切れにならないように頑張らないと。
メリノウールTも含めてオンラインストアに掲載しました。ぜひご検討ください。
ここから参考画像とおまけの話
同じコムアーチの別のイージーパンツを合わせるとこんな感じ。
こっちは化繊麻パンツ。よりドレス感が強い感じです。
171cm 58kgでサイズ4を着用した画像です。いつもよりワンサイズ大きいサイズですが、これはこれで良いですよ。
気になる方はこちらもぜひ。
上品なメリノウールTは山荘飯島シャツとも相性良し。
シャツはリネンポリエステル素材(税込み¥24,200)*他の色も選べます!
インナーはメリノウール
パンツはポリエステルラミー
登山的な解釈でも素材使いはすごく機能的。ここらへんは登山用品店らしい提案だと結びつけておきます。
リネンとポリエステルの混紡素材のシャツは夏らしく快適に使えそうです。
そしてこのシャツの形は・・・
丸襟開襟、ものすごく着丈短め、袖は八部袖、身幅はゆったり、カフスまわりはとても大きく
ポケットも無くして、羽織りモノ的なイメージで作りました。
身幅が大きいことを伝えるポーズです。
ドレープ感を伝えたいポーズです。
こんな感じの作り方もできます。オーダーメイドシャツだけど、シャツが好きな山荘飯島だからできることも多いです。