植物の育て方に四苦八苦している山荘飯島です。
詳しい方、よかったらアドバイスください!越冬に不安を抱いています。
専門的な分野はその道の人に聞くのが信頼できるし、早いですよね。我が道をいく山荘飯島も信頼され、便利に利用される店を目指していきたいです。
そんな最近の不安を話しつつ、今回は山荘飯島要素が強めにメリノウールを使用した登山用の靴下を紹介していきます。
アメリカの靴下専業メーカー「FITS」の「ミディアムハイカークルー」
〇まずはメリノウールについて
着用したことがある人なら説明不要でその良さはわかるでしょう。靴下だけでなく、ベースレイヤーとして登山には無くてはならない素材なわけです。
簡単に言うとメリノウールには以下の機能があります。
1優れた保温性 → 非常に暖かい。しかも熱くなりすぎず、ウール特有で自然と調整し温度を保つ。
2高い防臭力 → 天然の抗菌、防臭効果。これは圧倒的!
3通気性の良さ → アクティブな活動をして汗をかいても蒸れずに速乾性がある。常にからっとする。
4肌触り → 素肌に着ても全くチクチクしない。肌触りも最高。
ウールというとその暖かさから冬のイメージですが、1.3のおかげで真夏も着用しても全く問題なく、むしろ着心地が良いです。
2の高い防臭力は圧倒的です。例えば、テント泊登山で日中のアクティブな行動と夜のリラックスウェアとしてずっと着ていても嫌な臭いがまったくしません。
4の肌触りは静電気も立ちにくいので肌着に最高なんです。化繊特有のピリつき感が苦手な方は特におすすめ。
上記のような効果から、長く行動する登山において必須の素材となるわけです。
メリノウール素材の商品を着用した人は絶対にリピーターとなるので、騙されたと思ってとりあえず試しに着用してみてほしいと心の底から思ってます。
私も登山始まりでその素材を知ったわけですが、登山だけに限らずシャツやスーツを着る時も着用し、本当に年中着用することになりました。正直これは着用者あるあるだと思います。旅行には必ずもっていきますしね。
メリノウールは日常でもその効果を実感することが多いので、「日常にこそ、登山ギアを」な主たる商品となります。特に最近では様々なメーカーから商品が発売されているのを目にします。それだけ浸透してきたということでしょう。
〇メリノウールの靴下とは
登山をはじめる人が登山靴と合わせてはじめに購入するのがメリノウールの厚手靴下だと思います。それだけ登山では定番です。
先に述べているメリノウールの機能を靴下に照らし合わせて見てみると、
臭わないし、通気性もあるので蒸れない。それでいて指先まで暖かい。これは靴下に重要な要素。
さらに「登山用」というところも重要。クッション性があるので疲れにくく、擦れにくくなるのでマメもできない。しかも一般的なソックスよりも丈夫。
そしてこの機能を日常にも置き換えた時に、日常にこそ登山用のメリノウール靴下が最高だったわけです。
こんな靴下は他にないです。真夏以外は年中履いてください。
これに気づき当時、日常で着用するために全メーカーの登山用メリノウール靴下を調べました。調べ尽くしましたが、、アウトドア感強めなデザインで日常に本気のファッションとして違和感なく履くことが難しい。(これは個人的な意見なのでご了承ください。あくまで個人的なファッション目線、偏見と思ってください。)
そんな中で白地ベースのライン入り靴下を1品番だけ展開しているメーカーを見つけ、それを愛用していました。ちなみに今も店舗で良く履いてます。
スニーカーでもその効果を感じていましたが、ローファーなどの革靴に合わせてみたところその効果が圧倒的だと気づきました。まあ疲れないのです。
そう!革靴の為に登山用メリノウール靴下はあったのです。
1日中ずっと快適に履けるので、疲れが全く違います。帰宅後に分かりますよ。特に登山ソックス特有のクッション性との相性が非常に良いです。
しかし!自分が納得できた唯一日常で履ける登山用ソックスが廃盤に。人気が無いのでしょう。
昔から独特な視点で商品を選ぶことも多く、なかなか一般受けしないことが多かった。もちろん定番も好きなので、店では定番と合わせて、その独特なこだわりが良いアクセントになってますのでご安心を!
ちなみに昨今ではいろんなメーカーからメリノウール靴下が発売されてはいるんですが、山荘飯島の偏見に適う商品が見つからず。
でも、店をやるにあたってこの革靴との最高の相性をお勧めしたいと考えていました。そして探した結果、少し視点を変えて山荘飯島ではこの真っ赤な無地の靴下を取り扱うことを決めたわけです。
靴下に関して言えば、登山用に限らずかなりこだわってきたと自負があります。いついかなる時も靴下に真剣です。そんな山荘飯島がたどり着いたのが「赤無地」です。派手過ぎない絶妙なこの赤の色合いもいい。
当時見つけたライン入り靴下はどちらかといえば白地ベースだったので日常使いがメインでしたが、今回紹介する靴下は登山用途で本当におすすめしたい商品です。進歩してます。
〇ようやくの商品紹介
まずは写真をみてください。
赤い無地は世の中のどんな革靴とも相性抜群です。コーディネートも選びません。
画像にはありませんが、普通に黒い革靴でもOKです。
そして、登山靴の背景もあるパラブーツみたいなボリューム感のある靴とも相性は抜群にいいと思います。
made in usaということからレッドウイングのポストマンや、オールデンのUチップにも最高でしょう。
ちなみに先日いったキャンプではこんな感じで合わせてました。サンダルにも良いです。暖かいし、ウールなので焚火で溶けないのでキャンプにもおすすめですよ。履いてるパンツはSTATIC Adrift pantでした。
柄じゃなくて「無地」というのがポイント。
どんなパンツとも相性いいです。柄のパンツもOK。
スニーカーもなんでも履いてください。無地なおかげでラインやロゴの入ったスニーカーとも相性が良いわけです。
さらに、重要なのがミディアムという中厚手の種類を選んでいるところ。
これより厚手のタイプもありますが、それだと膨らみ過ぎて革靴にはNG。薄手はクッション性が弱く、長時間の登山用途や疲れにくさを考えるとちょっと弱い。この中厚手の絶妙な厚さが日常にも山にもちょうどいいんです。
当然、ALTARA OLYMPUS4にも相性最高です。この靴は靴下のコーディネートすら悩む必要が無いです。
登山用靴下なのですからこれで登山に行ってください。
登山で赤い靴下を履いている人は少ないので、ちょっと珍しいのを探している方にもおすすめ。でもこの赤は落ち着いた赤なので、変に悪目立ちせず違和感はないですよ。色の良さも仕入れの決め手です。この赤がFITSしかなかったのです。
今さらですが、ブランドの説明を。
FITS(フィッツ)は靴下産業に100年以上歴史のあるアメリカテネシー州でmade in usa にこだわった靴下専業ブランドです。
その名の通り、フィッティングと履き心地の快適さに定評があります。そのフィット感から靴を脱ぎ履きしてもずれにくく日常使いにも最適なのです。
色んなブランドでメリノウールのソックスがあり探しましたが、足先のみのロゴ表示で他に余計な柄が無い点、そして絶妙色合いの赤い無地ソックスはここだけでした。
もちろん素材も縫製もこだわっています。
フルコンタクトフィットシステムと名付けられた構造。
18.5μm極細メリノウールを使用し、裏は総パイル地で柔らかく最高の肌触り。
つま先と踵は強度のあるウールで補強。丈夫です。
立体縫製の為、ノンストレスで最高の履き心地。綺麗にたためないくらい立体的で立つソックスです。
以上 ここまでが商品紹介となります。
おそらくこの靴下のこの色だけをブログで紹介している店は他に無いと思います。
それだけ商品1個1個にとにかくこだわって仕入れています。まあ小さい店だからこそできることですが、その丁寧さだけは怠らないように気を付けてます。
奇をてらっているわけではなく、街でも山でも本当の意味で活用することを考えた時にミディアムハイカークルーの赤のみを山荘飯島ではおすすめします。
スニーカーはもちろんのこと是非、革靴にこの上品な赤い靴下を合わせてその驚きの履き心地を確かめてください。
ユニセックス展開なので、女性にもおすすめ!あたたかく、本当につかれない靴下です。
残念ながらさすがにビジネス強めなシーンでのスーツ着用には合わないのですが、カジュアルなシーンでのジャケパン合わせにおすすめです。
紺ブレ、白シャツ、チノパン、ローファーで赤い靴下。ここまではよくある服装ですが、ここに本格登山靴下を合わせるのが山荘飯島ですね。
FITS ミディアムハイカークルー ¥3,146(税込み)
メリノウール70% ナイロン22% ポリエステル6% ライクラ2%
S・M・L 3サイズユニセックス展開 *サイズによってラインの色が異なります。
余談ですが、
化繊が良くないというわけではありません。
速乾性が非常に優れているのでトレランなどより汗をかき、短時間でのアクティブな活動には化繊のインナーやソックスの方が適しています。
メリノウールのソックスも強度や速乾性のバランスで化繊をミックスしているわけです。
なので、化繊を使ったソックスも山荘飯島で取り扱ってます。シーンに合わせて適材適所で選びましょう。
私の場合インナーに関して大まかに言うと、短時間の運動は化繊、長時間の運動、日常生活は天然素材という風に分けてます。
そして、来年2022年の春シーズン
山荘飯島の理念にばっちりとはまる唯一無二なメリノウールのTシャツを取り扱う予定ですのでご期待ください!冗談ではなく本当に唯一無二。おもしろい店になりますよ。