「Afterglow」の紹介 その2 ストリーム チェーサー バックパック

4月になりました!世間じゃ新年度ですね。
新社会人らしき人をみると自分の懐かしき新人時代を思い出します。リーマンショック直撃世代で東京だと思ってたら新潟に飛んでいきましたが、お金だけはとにかく貯まった。
そのおかげで登山道具をいっきにそろえることができて、結果的に今につながったのかと今さらながらに思いました。
ちなみにその時は電子部品メーカー的なところで働いてました。

自分の思い出に浸って長くなりそうなので、まずは4月営業予定のお知らせを。

気軽にアポイント制もご利用ください!実は店側にもやさしいアポイント制だったりしますので、暖かくなってきて散歩がてらの朝活代わりにご利用してみてください。

ゴールデンウイークに関しては祝日なので11-19時の通常営業をしていくと思いますが、またあらためてご案内いたします!


では、前回の続き「Afterglowの紹介」その2といきましょう。商品紹介が重要です。

まだ読んでいない方はこちらのブログにも目を通して頂けると幸いです。ブランドを紹介してます。
あきらめずに読んで頂いた方がいらっしゃいましたら感謝感謝な長いブログです。

山荘飯島ではバックパックとウェアの取り扱いをしております。ウェアも紹介が長くなること間違いなしなので、
その中でまずは一つに絞って「ストリーム チェーサー バックパック」を紹介します。

まずはこの背負った姿を見てください。

すごくカッコいいです。
男前なフィッシングベスト風にも見えるこの感じはギア感もありつつ、絶妙な雰囲気です。
UL系のバックパックももちろん良いのですが、無駄をそぎ落としていく分、なんとなくどのブランドも似通ってしまいすのでどうしても差別化が難しいんですよね。
他と被りたくないと思う方や、新たなジャンルを開拓したい方への提案をしたいと常々思っていたので、まずは見た目の部分も含めて、個人的にかなり惹かれてしまいました。
カルチャーの匂いも感じながら、トラッドやクラシックな雰囲気が好きな方にもお勧めできるのもこのバックパックの魅力だと思います。

では細部を見ていきましょう。ここから独自の哲学を感じて頂けます。

まずはメインの画像

メイン収納の内部を撮り忘れました・・・
後で追加します!ポケットなどは無い1気室の構造です。

素材は600デニールポリエステル生地
分かりやすく頑丈な素材です。流行りなどは関係なく、この素材が良いというチョイスです。
ちなみにその生産背景から様々な素材を手に入れられることが容易に想像できますのであえての選択ということを伝えておきます。リアルにガシガシ使うことを考えるとこれということでしょう。
沢登りにおいて防水性よりも水が抜けていくことを目指した作りです。濡らさないものは防水バックに入れておくということ。

そしてこのカラーはアーティストMHAKが手掛けたグラフィックをプリントしたコラボカラー「HIGHLAND(高原)」
他に山荘飯島では無地オリーブの取り扱いもあります。

前面上部の収納部分。
止水ファスナーを使用。ファスナーの引手はものすごく引っ張りやすく、しっかりしたパーツに。
そしてカギなど紛失防止のストラップ付き。
このストラップはフロントポーチにも付いていて、何気にブランドの顔と思うかも。ウェアにも付いてますし。
車のカギを無くしたという実体験を生かしている部分とのこと。確かに車のカギを無くすことは怖すぎる。雪山ならなおさらです。
つぶしたくない行動食や、緊急時のテーピングやファーストエイド的なものを入れておくのもいいですね。
縦に伸びるファスナー部を開閉した画像
ここには渓流釣りで主に使われる8㎜×20mのロープが収納可能。
下部には水抜け穴もあるので、登山用途ではジャケットなどレインウェアや飲料用のボトルを収納してもいいかもしれません。汚れても良い場所として考えてしまえば、サンダルや自転車に乗る人はチェーンロック入れなどにも良さそうですね。
深く開き、容量も多く開閉も容易なので、街用でも何かと便利に使えそうです。
そして、フロントポーチは背面にも取り付け可能です。
ブランドの説明では釣場にたどり着く前の山中や、沢登時に困難な道中などその用途に合わせて付け替えてください。
このギミックも便利かつ格好いいですよね。
街中で使用する際にベスト感を無くしたいなあと思ったり、暑さを感じた時に外しても良いわけですから、これは何かと便利です。
上部の収納部分にうまく隠れてバックルがあり。
ここにフロントポーチがカチッと簡単に取り付けられます。


フロントポーチは片方約3リットルの収納 
ここにはルアーやリールを入れたり、釣りの際に役立つつくりをしてます。
斜めのファスナーもフロントポーチとして使用する際に驚くほど使いやすいです。
登山なら行動食とか、地図や、財布、タオル、充電器、グローブ、日焼け止めなどなど。容量も多いのでサコッシュなど使用する人にとっては当然代わりとなるのでこちらも多くの用途で使えます。
ショルダーストラップ側につけておいても、サコッシュと異なり行動時も重さを感じず邪魔にならないので、低山ハイクなどのゆるい登山ではちょっとふざけた新しい使い方ができそうだなと思ってます。
新しい使い方とは一体なんだろ?アイディアを教えてほしいところ。
ファスナー収納部の他にベルクロ付きのポケットあり。外側にもループコード付き。
ロッドホルダーもあります。
背面にはメッシュポケットとここにもフック付き。
ここにはスマホを入れてフックで固定しておくと紛失の心配もなく、よりアクティブに使用可能。
行動中のスマホ撮影にも最適ですね。
他にも紹介しきれてない部分もあり、フロントポーチなのに一つのカバンとして考えていいくらい、とにかくこだわりが満載です。

そして背面

厚さの無い絶妙なパッド入り、両肩、腰部のメッシュ部分もあり絶妙に背中に干渉しない作りです。
ショルダーストラップ部分はフロントポーチ含めて長さが調整できるので、好みで決めてください。

ウルトラライトな人は、これから紹介するショルダーストラップやベルトの作りなどはこの28リットルという容量に対して疑問に持つ人はいるかもしれませんが、ぜひ背負い心地と動きやすさという原点にかえって試してみてほしい部分です。
実は、私自身も容量が少ないなら背面パッドや、ベルト部は正直なんでもいいやと思っていたのですが、背負った時の固定感などアクティブな活動をすることにおいてのその重要さを実感し、新たな発見となりました。
この容量だからこそ、荷物が軽いからこそ、これだけきちんとしたベルトがあるおかげでアクティブに活動できるということ。
インスタグラムでも先に紹介してますが、このショルダーストラップの薄さと幅が本当に絶妙です。
Afterglowのバックパックは22ℓ+6ℓの容量です。
その程度なら荷物はそこまで重くないのでストラップの厚さは必要なし。
そして幅は広めにとってあります。
このショルダーストラップの薄さと広さのおかげで、行動時の横揺れも無く、がっちりと固定されるというわけです。
釣りはもちろんスノーボードでのバックカントリーではただ歩くだけでなく、アクティブに動くことが多いのでその経験を生かした設計です。
ホイッスル付き。川に流された時や、熊との遭遇など万が一の時に。

ショルダーストラップの左右を固定するチェストベルト
個人的にはこのバックルのチョイスが秀逸だと思いました。あまり見たことないパーツです。すごく頑丈でしっかりしている。それでいて取り外しも容易です。
ウエストベルトも薄くて幅広いので、かなり固定されます。大型ザックでは荷物を背負うための補助ですが、こちらは行動する為の揺れを無くす補助というわけです。
穴が空いているのはミリタリーのモールシステムを意識してる部分でもありつつ、フロントポーチを位置調整しながら固定するのに役立つという機能的なつくり。通気性も上がりますしね。

両サイドには水抜け穴がついたポケット付き。下部にはロープなどを引っかける紐付き。
左右2か所づつバンジーコードもあるので、ロッドなどが固定でき、そして荷物の少ない時にはバックパックの厚みを抑えることができます。

ちょうどこのバックパックの厚みについて触れたので、あわせてこのバックパックの形について説明します。
容量に対して、幅が大きく見えた方もいるかもしれませんが、実は幅を持たせることで厚みと高さを抑えたつくりをしています。このおかげで行動時の枝の引っ掛かりや沢登りなどで邪魔になることを防いでいるのです。
なるほど!と感心してしまいました。


まだまだ長くなるので一応、ここらへんで紹介を終えることにしますが、本当に細部までこだわりのギミックが詰まっているのでまだまだ紹介しきれていない要素があります。

デザイナーさん自身が独学でものづくりをしてきたという歴史があるので、今の流行りなどとは無縁で独自の見解でプロダクトを作っているということが商品を見れば分かるはずです。独自と言っても、自身でのテストに加えて、ガイドをしているようなその道のプロのアンバサダー(ブランド背景を見ればつながりのすごさが想像できます。)も実際に使い、その経験をフィードバックしているので、独創的で個性的にも関わらずリアルな場面を想定した正解ともいえる機能が備わっているわけです。

私の場合経験上どうしてもウェアの方が独創的な部分を比較しながらうまく紹介できそうなので、ウェアの紹介でそこらへんの詳細をより深く説明したいと思います。

そしてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、若干説明に浅さを感じたかもしれません。
そう、私は釣りをしません・・・なので登山に置き換えて説明をしておりますので、正直この商品の細かいギミックを100%紹介できてません。ごめんなさい!
なので渓流釣り名人の方ぜひこの商品の細かい部分をさらに教えてください!!

じゃあなんで、この商品を取り扱ったかというと登山用途でこのギミックが間違いなく役立つと感じたことが挙げられます。
前回紹介したブランド背景の素晴らしさはもちろんですが、アウトドアギアとして単純な素晴らしさがとにかく際立っていました。ガレージブランドではできない、プロのアウトドアメーカーらしさを感じたことにあります。
(*ガレージブランドはその良さがありますので、私も大好きですしどっちが良いというわけではありませんよ。)

今回紹介したパーツ一つ一つもかなり頑丈で良いものを使っていることが一目瞭然ですし、一つ一つの部分から実際にテストしたことや、デザイナー自身の幅広い経験を感じることができます。
流行りとは無縁に自分の哲学を追求している部分も、カッコいいし新しい発見を感じさせてくれます。
間違いなく信頼していい商品だということは自信をもってお勧めできます。
今回のブログに共感して、Afterglowの商品を使って頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒にブランドの良さを伝えていきましょう!登山用途はもちろん、街用でもぜひつかってください。

STREAM CHASER BACKPACK HIGHLAND ¥29,700(税込)

オンラインショップに掲載しましたので遠方の方もぜひ!以下URLよりどうぞ。

https://sanso-iijima.stores.jp/items/6248138d9a70623c6328ec4e

オリーブ無地は以下¥27,500(税込)

https://sanso-iijima.stores.jp/items/62494768bfe68b38d9586cb0


*メーカーから取り寄せもできますので在庫が無い場合などお気軽にお問合せください。

最後にこの動画を見てください。長々とブログを書きましたが、結局これです。
山荘飯島として自分の言葉でなんとか商品の良さを紹介したいと思っていましたが、私ではこの動画を超えられないです・・・商品の使い方など含めて、とにかくバチバチにかっこいい!

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