MARO PARKAの詳細と遠方でもご予約対応します。

Afterglowの新作展示受注会が終了しました。平日にも関わらず、お越し頂き本当にありがとうございました!!こっそりと無理やりでも時間を作ってお越し頂いた方もいらっしゃって・・・平日の開催となりすみませんでした!

でもお越し頂く価値はあったはず。実物を見た際は皆さん満足して頂けたと思います。それだけの価値がありすぎるAfterglowですよね。もちろん私も注文しちゃいます。この先名品として語り継がれるでしょうから初期製品持ってたぜとドヤ顔をしてしまいそうです。とにかく待ち遠しいですね。

さらにありがたいことに遠方の方からも問い合わせを頂いております。なのでサンプルは返却してしまいますが、熟考した末にMARO PARKAに絞り込みまして先行注文を9/22(木)まで受け付けます!!(当初9/24までとしていたのですが、予想以上の反響がありましたので、お問い合わせに答える時間を考えて確実なところとさせて頂きました。申し訳ございません。)
実物を見ない中でのご注文は難しいと思いますが、確実に手に入れたいという遠方の方もぜひご注文をお待ちしております。個別でもできる限り説明しますので、お気軽にお問合せください

ご注文を希望の方は
メール( contact@sanso-iijima.com ) or インスタグラム( sanso_iijima )のDMにてお問合せください。
そこで予約の詳細を説明いたします。もちろんご質問だけでもどうぞ。

MARO PARKA
サイズ展開 XS~XXL
カラー ブラック、オリーブ の2色
価格 ¥55,000(税込)
納期 12月 *多少前後する点、ご了承ください。

予約の際にご住所とご連絡先をお伺いいたします。
予約後のサイズ、カラー変更やキャンセルは受け付けておりませんのでご注意ください。

サイズ表

	 着丈	身幅	裄丈	裾幅
X SMALL	 69	60	83	50.5
SMALL	 71.5	61	86	51.5
MEDIUM	 74	63.5	89	54
LARGE	 76.5	66	92	56.5
X LARGE	 79	68.5	95	59
XX LARGE 81.5	71	96	61.5

*9/19更新 メーカーから正式なサイズ表をもらいました。XSとXXLサイズもこのサイズで確定です。

ではでは、商品画像と細部の長ったらしい説明がはじまります。

その前に、ゴアテックスみたい防水素材ですか?ということを聞かれますが、大きくいうとそういう認識で大丈夫です。防水性は申し分なく、撥水性と通気性と透湿性がずば抜けているというシェルになります。なのでレインウェアとしてもおすすめです。

〇ブラック

全体 前
全体 後ろ
マロなポケット
もちろん、Afterglowではお馴染みのキーフック。これにカギやスマホをつけましょう。
マロな部分はこれだけマチがありますので、大き目のグローブなど問題無く入ります。個人にはスマホを充電しながら登山する時も便利だと思いました。きっと手ぬぐいとグローブとスマホをいれるでしょう。最近だと日焼け止めですね。
そして、この部分は実はとんでもない理由がありました。
ただデザインでカッコいいというだけでなく、麻呂感がでるだけというだけじゃなかったのです。モノを入れれば自然と外側に膨らみます。すなわち、内側には全く干渉しないのです。そちゃそうだと思うかもしれませんが、ハードシェルのポケット見たことありましたか?マチが無いのでスマホの厚みでも実は内側が膨らんでいたわけです。正直気づかなかった・・・でも非常に納得できます。確かに言われてみると、荷物をたくさん入れるとお腹あたりがごろつくときありました。目からウロコというかけっこう衝撃的な発見かもしれません。今後この目線でシェルを見てしまいそうです。

実はAfterglowのパンツも同じつくりのカーゴポケットなんですよね。商品を販売していたので今まで説明不足でごめんなさい。この夏は相当愛用していたのに・・・確かにガンガンにモノを入れてもまったく問題ないな思ってましたよ。そういうことか!やってくれたなAfterglow!!売り手としてとても恥ずかしいです。

オンラインストアに掲載しているこの商品です。

おそらく、このマチを作る仕様て工場側からしたらとんでもない迷惑な作りだと思います。立体感と曲線が独特過ぎますしシーム処理もしている。素晴らしい工場背景をもっているAfterglowだからできるのでしょう。そしてこのManeuverLiteというオリジナル素材の柔らかさもこの仕様を実現したことに一役買っていることに違いない。張りのある素材だからここまで曲線感のある綺麗な仕上がりなると、予想します。

袖は外側が長くなってます。風雪防止ですね。マジックテープ仕様でしっかりとした袖ベルトがあり、グローブをつけていても簡単に外したり、締めたりできます。
裾のカットは曲線を多用して独特。ここもまたよく工場がやってくれたと思います。少し裾にかけて絞られているのでダブルジップの下側を開けた時に広がり、独特なカッティングになるのです。ドローコードが無い理由がわかりますよ。ちなみに平置きで着丈前後差最大4㎝ほどあります。前身の方が少し短めです。一般的なハードシェルと比較すると少し着丈短めな印象です。
フードは小さめ。デザイナーさんはヘルメットを被らないとのことなのでこれで十分。ヘルメットは被れないのですがその大きさがゆえに口元まですっぽり隠れ、バラクラバ的に使えます。稜線沿いで歩く時の暴風を受けるとフードがデカいとばたつきますし、ドローコードがあるとそれが風で振り回されて顔面にあたったこともあります。分かりやすく雨も入りづらいので非常に便利だと個人的には感じました。小さくするてかなり盲点ですが、この便利さには驚かされるはずです。ヘルメットをかぶる際はフードは無しで。もしくはフードの上からヘルメットをすれば問題無し。

そして、店舗にお越しになった方にはテンション高めに説明してしまって申し訳なかったのですが・・・
左右非対称な襟元ですが、ファスナーの無い左側にはファスナーの半身が見えないように生地の内側に入ってます。(黄色い丸で囲った部分)このおかげで襟がきれいに立ち左右のバランスが良くなるのです。ものすごい手間ですよ。重さだけに囚われるとできない部分かもしれない。でもこのファスナーの作りの場合、この襟の具合って肝なわけで。面構えが最高によくなってしまうのです。ファスナーの半身というの試行錯誤の末に編み出した正解なのでしょう。説明を聞くと非常に納得するのだけど、その発想とこだわりはもうすごいよね。
身返しも大きく取っているので、ツバにあたる部分が生地2枚となりしっかりとしていて、変にヨレずに風の影響も受けにくいです。

フードを被った感じのカッコよさはAfterglowの画像が一番なので画像をお借りしましょう。このダラダラとした説明が納得いくはず。

釦があるのできっちりと固定されます。
口や首にファスナーがあたるような痛さもなく、このボタンもまったく問題ない。
フード後ろ部分のみドローコードがあります。シンブルな分調整が非常に楽。小さめといっても帽子被っても余裕に被れる大きさなので、風や雪が強い時はこれを使いましょう。寒さ対策にもなりますし、風が吹こうとも問題ないです。
この引き手につくスケートボード再利用パーツはアソートとなります。あなただけの唯一無二のパーツとなる故、若干の配色が異なる点はご了承ください。そしてデザイナーさんが手作りで作成しているということも、このAfterglowの規模感だからこそできる丁寧な対応です。

そしてそして袖ですよ。じっくり見ると理由が分かる。少しでも伝わりやすいように線を書いてみました。

まずは前側。黄色の線がパーツの切り替え部分です。

上袖は身頃からつながっています。肩の切り替えが無いためノンストレスで腕を伸ばしたりあげたりできます。しかも生地のストレッチが効いてるので動きやすさは着た時にびっくり。

下袖は脇下~胴まで一枚でつながっており、ウエストから袖にかけて赤い曲線のようなつくりなっています。身幅の寸法を記載していますが、このつくりのためにウエストに近い位置でしか測ることができませんでした。なので実際に脇にあたる部分はかなり広く、寸法以上にかなり身幅がある着用感です。脇の切り替えも無いので例えウエストをタイトに着ても全くきつくないです。こんな曲線なのに脇が全くごろつかないのは、ストレッチ性がある柔らかい素材のおかげですよね。
試着頂いたお客様や私が着用した雰囲気は伝えられるので、サイズ感をお困りの方はぜひぜひお問合せください。時間をかけながらどうにかして説明したいと思います。

後ろ身 黄色線が肩の切り替え部分

後ろから見るとラグランスリーブです。前身含めて肩線が無いので、自分の肩に沿って袖が落ちます。いかり型でも、なで肩でも問題ないです。少し大きめに着ても肩が広がらずにそこまで大きく見えない綺麗なラインとなります。例えば中に厚手のダウンなどを着て肩幅が広がろうともまったく違和感なく着用できるのです。
そして背中は1枚のシンブルなパーツ コンセプトである「ゼロに近づける」を分かりやすく表した部分です。
しかし!ここに秘密がありました。
しつこいですが生地はストレッチ性があります。シームテープは薄くてストレッチ性のあるものを使用してますが、やはりパーツが切り替わっていたり、縫い目やテープがあるとその生地本来のストレッチ性は損なわれしまいます。背中一枚のシンプルな作りにすることでストレッチ性を最大限に発揮しているのです。そしてシームテープは通気性や透湿性を損なう原因でもあり、生地が重なることも同様です。すなわち切り替えが無い1枚の背中=通気性、透湿性が最大限に発揮されるということ。
シャツやジャケットは背中にタックや、プリーツを施すことでその可動域を広げてる訳ですが、袖の作りとこのストレッチ性のある生地のおかげで、そんなつくりをせずともシンプルながらも最高にアクティブに動きやすい背中となっているわけです。

実はストレッチ性のあるハードシェルを今まで着たことがなかったのですが、ここまで着心地が良いとは思いませんでした。これもAfterglowの作りの素晴らしさだと思いますし、複雑な立体裁断にしなくとも曲線を駆使しながら動きやすさを追求できるのはこのストレッチ性のある柔らかい素材ManeuverLite™️があってこそでしょう。まあじゅうぶん複雑で個性的なつくりなのですが。
あらためて見ると、「ゼロに近づける」て簡単に言うけれど、全てを把握してるからこそたどり着けることだと思いました・・・もう達人の境地です。

内ポケットにはスマホを。そこまで大きくないので取り出しやすい。
熱圧着でネームがかっこよく、シンブルについてます。
左袖のロゴ刺繍もあえて同系色なのがいいです。シェルにおいてこのロゴのカッコよさて重要ですよね。
胸じゃなくて袖につく。しかも刺繍。100点満点です。小さなところですがロゴの入れ方まで私にとってはストライク過ぎました。

〇オリーブ 説明文はもうお腹いっぱいだと思うので省きます。

画像によって色味が異なり申し訳ございません。この写真とさらに下にある着用画像のオリーブが実物の色味に近いです。

〇着用画像 171cm 57kg

私の身長と体重だとアクティブ用途だけならMサイズがジャストだと思います。適度なゆとりもありつつ。サイズ感もちょうどいい。でももう少しゆとりが欲しく、普段は太いパンツを履くことも多いのでそのバランスを考えると両方使えるLサイズを自分用に購入しようと考えてます。ちなみにMでも普段使いにカッコいいのでここらへんは好みの服装次第です。おそらくオリーブを購入予定。

ブラック Mサイズ
撮り忘れてしまったのですが、裾を閉めると少しだけきゅっとした感じになります。
ブラック Lサイズ
ブラック Lサイズ 
オリーブ XL
オリーブ XL
太いパンツと合わせてるのでバランスが良いです。普段使いでオーバーサイズで着たいという方はこのくらいでもいいかもしれません。

このほかXS、S、XXLがあります。個人的な感想として、そこまで着丈は長くないのでサイズアップしても長すぎると思うような違和感はさほどありません。一方で袖は少し長めなのでサイズアップすると長めに感じるかもしれませんがベルクロでいい具合にとめてください。その場合生地がたくさんあまってごわつくと思いきや、素材の柔らかさのおかげささほど気になりません。そこらへんも加味して私は少し大きめのサイズに決めた経緯があります。
お問合せの際は自分の普段着ているブランドや好きな着用感など教えて頂けると幸いです。

3連休は天気がどうなるか分かりませんが、残念ながら山へ行けずという方はぜひぜひ足を運んでみてください。
新しいブランドの展開もはじまります。


山をやってる人はウールが大好き。きっとその良さを一番知っているはず。だったらこのブランドをぜひ知るべき。きっと山の文脈から見れば新しい発見と幅を提案できると思います。
もし知っている人がいるならば、その人は山荘飯島が好きということです。安心して足を運びましょう。

9月、10月は色んな方向が見せられそうです。ちょっとよく分からんという方も出るかもしれませんが、飽きずについてきて頂けましたら幸いです!!

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