10/1(土)、2(日)に開催するイベント「ハイカーズプロフィールフォト」に向けて、ナイスな写真館(@nice_photostudio)に山荘 飯島がコーディネートをした写真を撮影してもらったので、せっかくならとそこに隠された意図を紹介させて頂きます。けっこうこってりした話です。
本格的キャンプガールのアヤメさん @sedoxmaya
登山もやってます。
既にお洒落でキラキラしてましたので、普段とは異なる感じで山荘 飯島的な解釈で幅広く全方向に向けてアピールしてもらいました。誰とも被らず、これならきっとギア好きなあの人もお洒落な男子も何も言えません。言わせません。触れられることすらないかもしれない。
もちろん撮影イベント当日はキャンプガールやボーイの来店もお待ちしてます!!
ユニセックスと言っている山荘 飯島に対して、おじさん着用モデルの限界を感じていたのでこういう写真はとてもありがたい。
①シャツ
キムタクが目立ちますが、メインはシャツ。あえてDIGAWELをよりアウトドア風に。
さすがアウトドア女子だねと言われるけれど、ここらへんはTPOというやつです。場に馴染むということも山荘 飯島は大切にしています。一見アウトドアだからチェックシャツという普通な感じだけど、そこはDIGAWELのオーバーサイズシャツなのでなんだか品もありつつ、雰囲気が違います。どこのブランドと聞かれた時にDIGAWELだよとさりげなく伝えてあげましょう。耳をふさぐ人もいれば、驚いてくれる人もいるかもしれない。
おじさんが着た写真は以下ブログで掲載してますのでよかったら御覧ください。また言いますが商品はほぼ全部ユニセックスなんですよ。
②バックパック
ギア感満載なCRUX。ここでやってる感を出しておきましょう。実際はやってなくてもいいです。UL系ザックもいいのですがブランドによっては持ってくる人が多いかもしれない。CRUXという絶妙に玄人向けでガチの人も背負っているブランドのチョイスは新鮮です。アウトドア系、特に登山な人にとっても、あれ?この子やるじゃないと思わせるはず。ブランドだけを見ると、DIGAWELとのギャップはなかなかに不協和音を感じさせるので、より山荘飯島感が増すポイントです。
③ロンバケなキムタクの焚火台
これぞまさに山荘 飯島。登山用品店に旋風を巻き起こした!?あの焚火台。なんでロンバケ?なんでVHSケースを持ってるの?と鼻で笑われるに違いありません。焚火台ということを伝えて、タッチオーブンまで置ける耐荷重30kgのポテンシャルを見せつけましょう。
ギア好きマウントの外側に行ってしまえばいいということです。外側過ぎて孤独になることもあるのでそこは覚悟してください。
④帽子
これは余談。ナインワンセブンというブランドの帽子なのですが、ビアンカ・シャンドンのスケートラインだよと言っておけばOKです。私もそこまで分かってません。アウトドアな帽子でも良いのだけど、ストリートやカルチャー的な匂いも漂わせておくことも重要な要素です。made in USAだぜという言葉も忘れなく。コットンなので燃えません。
こんな感じで何かを漂わせておけば一目置かれます。なんだったら本格的な用途で使ってなくとも見た目から入ってもいいと思います。
これが山荘 飯島のキャンプコーディネートの真骨頂でしょう。キムタクとDIGAWELとキャンプガールの組み合わせです。
同じ土俵には上がらないで、少しだけ目線をずらす。でもその道では少しだけおっと思われる雰囲気です。ベタと言われるブランドでも、少しずらしただけで只者じゃないと思わせることは大いにあります。もちろんTPOに合わせるということも忘れずに。奇をてらうと良くないこともあるので、そこは大人の余裕とシティー感を見せたいところ。
アウトドアな世界では埋もれてしまっても目線を変えれば輝きます。逆にファッションの世界でもそういうこと。だから私はファッションな場面へ行く時はほんの少しだけ匂わせアウトドアブランドを持って行きます。例えば4.5年前ならDCFがちょうどいい塩梅でした。その組み合わせの妙というのが山荘飯島の良さだとも思ってます。
いや、埋もれるというのは語弊がありました。けっこうその界隈でも一目置かれるブランドを取り扱って真面目に面白い提案をしています。
そんなわけで、山荘飯島の店内では目線を変えると実はけっこうすごい商品が置いてまして、分かりづらいですがよく見ると皆さんが好きなブランドとの共通点なども匂わせてます。だから参入しやすくみなさんに新しい提案ができるはず。興味ないものこそ、一度店でこれなんですか??と尋ねてみてください。まずは皆さんの印象から好きなものを察して幅広い目線で分かりやすい言葉を選んで、新しい提案をさせて頂きます。ハマるかハマらないは別にして、そこはけっこう自信があります。そう、ハマるハマらないは別なんです・・・険しい道です。
私自身はけっこう普通なミーハー人間ですが少しずらしてきたおかげでわりとうまいことやってきました。もし参考となる人がいましたら幸いです。
そしてここまで書きましたがあくまで山荘 飯島の偏屈的な参考例なので、こんなことまで考えないで楽しくコーディネートしましょう!楽しくキャンプをしましょう!!撮影当日はどんな服装だってOKです!!!自分らしいところを撮影してもらうのがナイスなのです。
最後にとっておきのニュース
インスタのストーリーで先にテンション高めに書いてしまいましたが、山荘飯島オリジナルのオーダーシャツにボタンダウンとバンドカラーが選べるようになりました!!
そして私も大好きなプルオーバーもできます。
プルオーバーは5つボタンで深く開く仕様とかBDこそ山に最適とか、いろいろと語る要素が盛りだくさん。特別なサイズも作りましたので、今までよりもさらにビッグなシャツも作れます。オーバーサイズなボタンダウンシャツをイタリアのネル素材で作るもありなのです。
今まで開襟シャツが苦手だった人も是非是非、足を運んでみてください。けっこうすごいことになってます。
ようするに1周年を迎えたその日にシャツのことが日本一語れる、シャツ屋よりもシャツ屋な登山用品店となりました。
アパレル目線だとシャツに関してはとんでもなくたくさんの強者やレジェンドがいますので、冗談でも日本一だと言えません。ここもまた目線をずらしたおかげですね。ずらしの飯島と覚えてください。
最後にシャツの仕組みを簡単に
オーダーは通年受け付けてます。もちろんアポイント制を利用して頂くのも大歓迎。
生地を選んで、サイズ、襟型、裾のカットなどその他仕様を選んで、見本を着ながら着丈、袖丈をお好きな長さへ調整します。
金額は生地によって異なりますが、素材毎でおおよそ、
・化繊は1万円後半
・コットンは1万円後半~2万円前半(2万円台はインポート素材なのでかなり破格です。)
・ウールは2万円前半から2万円後半
その他、イタリアの工場から仕入れたスペシャルなDEAD STOCK生地もあります。その背景はかなりやべーです。
一般的にみて、通常販売しているシャツと変わらない値段設定と思います。なにせ元アパレルメーカーにいた人間なのでそこらへんは分かります。
そこに着丈、袖丈が調整できるなどのカスタムがつくわけですから、なかなかにすごい仕組みです。
納期は30日~40日 メーカーにいた人間からするとこれもまたとんでもない速さの納期です。
通販対応は現在悩み中です。ジャストサイズの提案はするわけではないので、袖や着丈の数値だけで選ばない良さが山荘飯島のシャツにはあります。実店舗にお越し頂いた方は見本を着用してから、話をしながら決める良さを感じて頂けてるのではと思ってます。ちなみに1着作ったものがあればそれを基準として話ができるので、2着目以降に関しては通販対応は可能としてます。
それでも遠方の方で通販をご希望の方がいらっしゃいましたら試しにメール等でお問合せ頂けましたら幸いです!!正直なところ実店舗での対応より満足度は落ちてしまうと思います。それを良しとするのかどうか・・・どこまで対応できるか分かりませんが参考とさせてください。なんとか遠方の方にも対応したいとは思っております。
1年を迎えましたがまだまだ色々と模索しながらやっていますので、懲りずに引き続きどうぞよろしくお願いします。
連休はあいにくの雨ですが、遠い近所の山荘飯島にぜひ足を運んでみてください!!