NEWSIANの紹介①~機能とデザインを両立させたトラベルコート~

まずは業務報告です。

MARO PARKAの交換用引手を発送しましたがスマートレターというもので発送しておりまして、それが土日祝日対応をしておりませんでした。なので到着が本日1/17~1/18頃の予定となります。

なかなか到着しないなど余計な心配をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
そして楽しみにお待ち頂いていた方、さらにお待たせしてしまうことをあらためてお詫び申し上げます。

2022年から普通郵便は翌日に届かず、翌々日になっていたとのこと。サービスによって土曜日の配達もしていないケースもあるとのことを今さら学びまして・・・下調べなく発送してしまいましたことを反省致します。本当に気をつけないと。そしてご指摘頂いたお客様ありがとうございました。

**MARO PARKA BLACK XSをご購入頂いた女性のお客様**
引手交換をさせて頂きたいのでお心当たりある方はご一報頂けます幸いです。

日々、反省と改善を試みていきますので何かご要望ありましたらご指摘くださいませ。

そんな日々ですが商品紹介をさせてください。インスタグラムで簡単に掲載してますがこのブランドについて。

世界的なスタイリストのShun Watanabeさんのブランド「NEWSIAN」

ひょんなことからこのブランドと出会い、取扱いがはじまりました。

ひょんなことというか、赤堤通りにある自転車屋 NIENTEのスタッフさんに教えてもらったのが知ったきっかけ。こういう出会いはありがたい。NIENTEさんがちょっと前にポップアップショップをやっていたのに快く教えて頂けたという器のでかさです。なかなかの近所なのに・・・その寛大さに感謝です。

そんなきっかけですが、ここまですぐに動いたのはけっこう稀です。

ふつうは商品を取り扱うまで、ものすごく時間をかけてかけすぎるくらいに吟味して、結局へらへらしながらオーダーしたりしなかったりするのですが、すぐに連絡をしてしまったくらいに一目見て興味をもったブランドです。ずっと自分が欲しいとイメージしていた商品がここにありました。

連絡してから色々調べた結果、Shun Watanabeさんがとても大物だったことにびっくり。でもあまり知らなかったからビビらずに連絡ができたわけです。とりあえずShun watanabeで検索して見るとその大物感がすぐに分かると思いますし、みなさん何かしらでその仕事を見ていたり見てなかったりでファッションの最前線感が伝わってくるはずです。

そんなwatanabeさんがライフスタイルブランドとして立ち上げたのが、このNEWSIANです。
色々な動きをしているブランドなので今回の商品はその中の一部という感じです。

もともと仕事柄、海外を行き来することが多かったがリラックスした格好過ぎると空港で止められたり、ビジネス上支障があったりしたとのこと。そのためリラックスした中にもどこかきちんと感というか品をまとうことを目的に作られた商品になってます。でもただの機能服というわけでなく、きっとスタイリストという背景なのでしょう。独特なオーラとモード感のまとった仕上がりになっているありそうで見つからない商品になっていると思いました。

ジェンダーレスでエイジレスな商品なので、女性のも気にしてもらえたらうれしいです。今回はあくまで着こなしの一つの例程度に思ってください。

型数は少ないのですが、山荘 飯島ではこのパンツとコートを取り扱っています。
このどちらも登山用品店として取り扱いたいと思わせる機能がありました。

全て化繊でコーディネートしてます。

パンツもすごく気に入ってます。でも説明することが多すぎるのでまずはこのトラベルコートを紹介します。

とりあえずこの見た目です。

ジェンダーレス、エイジレスなブランドというように本当に誰が着てもどんな服装でも都合よく合わせることができるコートになってます。色はBLACKとKHAKIの2色展開。

関係ないですが、このくらいなパンツとALTRAの合わせも個人的には好きだったり。

個人的には久しぶりの少しショート丈のコートなのですが、これがすごく良い塩梅です。試しに私物のコットンスラックと合わせてみました。こんな感じでビジネスコートに。コートは長ければ長いほど雰囲気が出ると思っていましたが気分は変わるものです。流行りにブンブンに振りまわされるのが山荘飯島です。

太いパンツにだらりとラフに合わせても雰囲気出ます。
後ろ姿も雰囲気いいです。

ちょっと冬なコーディネートですが、コムアーチのウールパンツと合わせれば上品なリラックスウェアに。

部屋着くらいなリラックスウェアを着ても、このコートさえあれば一気に品が生まれます。

そして両脇のこのギミックがすごい。

もともと裾にかけて広がるデザインですが、さらにAラインシルエットになるのです。ふつうはセンターベントにしたり、蹴回しを広げることで足上げの邪魔にならないようにするのですが、ベンチレーション的に脇が開くことで通気性と可動域があがり、非常に機能的。機能とデザインの両立とはこのこと。

閉じた時
開いた時

ショート丈でこの開きなので、自転車に乗る人にも相性がいいでしょう。

しかもこの脇を広げることで女性的なニュアンスでも着こなすことができるのです。ショート丈コートなのに雰囲気が増すのはここに秘密があり。体型、身長問わず女性の方も試しに袖を通してみてください。

スカートやすごくワイドなパンツとかにも相性抜群と思います。

この大きめの雨蓋がいいですよね。ウエストベルトも背中からは見えない構造で絞った時に出るギャザー感が非常に良い。

一見すると普通のステンカラーコートになるのですが、細かなのつくり込みのおかげで雰囲気が増し、単純にコートとして非常にカッコいいという点がすごいです。

機能素材でビジネスコートを作ったり、サイズ感を今っぽくすることは真似できそうだと思ってしまったりするのですが、ここらへんの細部のディティールはNEWSIANしかできないと思わせる、ファッションの最前線に関わっているからこそできるすごみと感じました。それだけこのコート際立ってます。

さらにこんなギミックがあります。このギア感がたまらないですね。登山用品店として取り扱ってもいいでしょうと思わせました。

〇背負えるコート

内側に紐が付き、コートが背負えます。

しかもただの機能ではなく、背負った姿までカッコいいというのはやっぱりすごい。

ここらへんはデザイナーさんの仕事の時に、こんな機能があればいいなあと思って作ったとのことです。

さらにすごいのは内ポケットが背負った時には、使いやすい位置という部分。

パンツの脇ポケット的な位置にくるのでスマホなどを入れておいても便利に使えます。

ただの機能だけにならず、実際に使うことを想定している。すなわりまた言いますが機能とデザインの両立です。本当にすごいね。

〇持ち運べるカバンに。

背中の大きめの雨蓋をのぞくと、ファスナーが見えます。

この中に入れこむと・・・

そして、この紐をしまう前に外しておけば

持ち運べるカバンになります。

出張の時や手ぶらで自転車の乗った時などすごく重宝しそうです。もちろんトラベルにも最適。

朝晩冷える春だけど、日中暖かくなって邪魔だと思ったら背負うなり、カバンにするなりしてください。

これが実現できるのは変なシワにならない柔らかい生地だからこそです。この生地のチョイスがまたすごい。

ちなみにちゃんと撥水加工が施されてるので梅雨の時期も安心してください。

そんな機能もあるのですが、やっぱりこの説妙な雰囲気を醸し出す生地感が素晴らしいです。これもまたNEWSIANの背景が匂ってくる部分。

生地の雰囲気はすごく重要に思います。アウトドア過ぎる素材を持ってくるコートは多数ありますが、それだとこの雰囲気は出ない。柔らかいけど適度なハリがあり、シワにはならないけどシワ感が有るような、光沢が有るような無いような・・・非常に説明しずらいのですがとにかく何とも言えない高級感があるのです。

そんな生地ですが、日本の生地屋にてオリジナルで作りこんだというこだわりようです。規模の小さいメーカーは生産ミニマムの都合からオリジナルで生地を作ることが難しく、生地屋がもっている生地を買うことが多い。(なので山荘飯島のシャツでは他のメーカーが使っている生地をつかえちゃうのですが・・・)この規模感で生地をオリジナルで作りこむっていうのはどれだけすごいか・・・さらに化繊てのがどれだけやばいか・・・化繊は簡単に別注できる生産ミニマムではないのでアウトドアブランドでもお目にかかれません。そんなことを考えるといかにスペシャルかがより分かります。本業がスペシャルな人だからできる部分でしょうね。

別注したこの生地だから生まれる高級感があるからこそ、海外、様々な場所でもこのコートで品よく快適に過ごすことができるというわけです。ビジネスや冠婚葬祭に着用してもおかしくないし、インナーで調整すれば真冬含めて年間着用できるのでこれ1着でなんとかなります。登山的に言えば防風撥水シェルということ。しかも男女兼用なわけだから・・・とりあえず1着持っていればみんなが幸せになれるかもしれない。

ちなみにこんな部分も。裏側が腰あたりに紐があります。

背中を一回りしており、引っ張ることでウエストがシェイプされるシルエットになります。

両脇のファスナーと一緒に使えばさらにAラインのシルエットにもなり、着る人によって本当にさまざまな着こなしができるのです。色々な着方をしてください。

ちなみに上部にある内ポケットはパスポートサイズです。海外を飛び回る人が考えらからこその仕様。
外側の両脇ポケットはファスナー付き。このファスナーの高級感もとてもいいです。

こういった細部のディティールが本当に重要とあらためて感じさせられるコートです。

脇には通気孔
袖タブつきで、絞ることができるのでここもシルエットを変えて着用できます。

これだけこだわって、ちゃんと日本の工場で作ってます。こんな複雑な仕様を化繊素材で、日本で縫製するなんてびっくりしちゃうアパレル関係者も多いでしょう。iいやほんとにすごい。日本で作ると縫製工賃が高くなりすぎて現実的に買えない値段になってしまうことが多々あります。それなのにこのコートは¥63,800(税込)

さらにShun Watanabeの背景があるわけで。この現実的な値段は非常にありがたい。

これが東京の登山用品店 山荘 飯島が取り扱うトラベルコートです。

登山用品店だと言っている山荘飯島だからこそこんなコートを取り扱いたかったです。

このコートは他に取り扱い店舗は無いという謎の背景も含めてぜひ山荘 飯島まで足を運んでもらえたらうれしいです。

オンラインストアにも掲載しましたのであわせてご検討ください。サイズ感など不明点ありましたらお気軽にお問合せくださいませ。

BLACKの商品掲載ページはここから

KHAKIの商品掲載ページはここから

*掲載画像はKHAKIの色ブレがあって申し訳ございません。全身着画が実物に近い色となります。

そしてTilakも新しく入荷しています。今買ってもいいアウターが充実してます!これも作りが凄まじいので大変だ・・・

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