お待たせしてすみません!!ようやくにメリノウールのボーダーTの詳細についてを告知します。
ブランドは「ONC MERINO」
取り扱いのお知らせではなく・・・
4/8(土)、9(日)の2日間ポップアップイベントを開催します!!
まず登山文脈の人へは「Off the Gridから山荘 飯島へ」、もしくは「山荘 飯島からOff the Gridへ」という言葉を先に伝えておきます。そうなんです。その日はOff the Gridの開催期間。狙ったわけじゃないけれど、これは調子がいいぞと思いました。
開催場所の最寄り駅は町田。山荘飯島のある経堂 or 千歳船橋まで小田急線で一本。
すなわち、もうこの機会にくるしかないでしょう。Off the Gridでは出会うことができないメリノウールのベースレイヤーですからね。
もちろん登山文脈だけじゃなく、ファッションとしても今注目しておいた方いいと思うブランドですのでぜひぜひ足を運んでみてください。
そんな「ONC MERINO」ですがもしかすると知っている人もいるかもしれません。でも自分で言うのもなんですが、山荘飯島とはわりと別文脈なところに位置しているブランドな気もするので共通で知っている人は少ないようにも思えます。なので登山文脈の人はそこまで知らないかも。
ファッション文脈というくくりにしてしまえば、それまでなのですが少し深堀りすると
例えば山荘飯島ではメリノウールのインナーは以下3つのブランドがあります。その他STATICなどもありますが、ファッション系に絞ると、
・ノースオブヘブン *トラッド、オーセンティック系
・カレドアー *セレクトショップ系
・コムアーチ *ナチュラルかつトラッド
実はこの3つでさえもけっこう異なる文脈に位置してます。(横に記載の一文はなんとなくの言語化です。)ちょこっと被ってはいますが、同じ店で取り扱っているのはかなり珍しいです。登山用品店となるとなおさらです。
こんな感じで異なる文脈の商品を並べるバランスは山荘飯島の良さでもあって、だからこそどの文脈の人が来ても新鮮に思ってもらえる商品構成になっています。幅のある提案の秘密です。おかげで苦労しました・・・それがこんなブログに繋がるわけです。共通言語を探していると必然と長くなるのです。
今回のONC MERINOは上記の3つともまた異なる文脈からのメリノウールと言ってもいいかもしれません。少しカルチャー寄り、ストリート寄りと言えばいいのかな?
ここまで書いておいてずっと具体性がない説明をつらつらしてしまっていてびっくりです。自分の主観的な話で本当に申し訳ありません。ようするに、ついにすごくカッコいいところからメリノウールがやってきたよ!と思ってください。メリノウールを追い続けている身としてはけっこうな衝撃でした。
山荘飯島に不足しているカルチャー感です。ビジュアルを見ればそれを感じてもらえるはず。
なので思う存分、先方から頂いた画像を使わせてもらいます。
女性も着てくださいと胸を張って言えるビジュアルもあります。
なぜ知ったのかと言うと、単純にインスタグラムで某イケてるショップがメリノウールを扱ってたのを発見、なんだこれ?と思いまして。それがつい先日の話。あまりにも雰囲気が良かったので即購入をしたわけです。即購入するってけっこう稀でしてこの時点で店で取り扱いたいとは思ってました。売れる商品との出会いはたいていこんな感じです。製品をみて吟味するよりも感覚優先の方が結果的には良かったりします。
インスタで発見、即購入 → 商品届く、着た瞬間マジ最高、即連絡 → 担当者さん即日山荘飯島へ来店 → ポップアップ決定
本当にお互いにグッドタイミングというやつでした。トントン拍子に話が決まり、今に至ります。冗談で友人にここの商品扱うから買ってね、なんて言っていたのですが、1週間たたない間に実現してびっくりです。
即購入からここまで決まったわけですが、肝心のプロダクトの質はというと結論から言ってめっちゃいいです。
実際に購入してからほぼ毎日着ています。洗濯着洗い&吊り干ししても伸び縮みもせず。首袖リブもしっかりとしたテンション保ってます。もちろん速乾性抜群。試しに3日間着てみても臭いせず。肌触りは最高。なんと言っても生地の厚みがさすがと言える作りで下着感が無い、かと言って分厚過ぎないギリギリの厚みなのです。メリノウールに慣れた人こそ着てください。自信を持っておすすめできます。
そんな生地はオーストラリア産のメリノ種の中でも特に細い繊維を持つ羊種の毛を厳選し、日本国内の工場で紡績し、高密度で編み立てを行っています。最近思うのがこの日本国内で紡績したメリノウールの編地がすごく質がいいように思います。触った時の触り心地の良さという単純な話ですが、山荘飯島は国内紡績のメリノウール製品がメインなので比較すると違いを感じてくれる人が多いです。今回もきっと良さが伝わるでしょう。
生産も日本でおこなっているので、生地の紡績から製品の縫製まで日本でおこなっているメリノウールのブランドと説明ができます。
そしてブランドのホームページの文章を抜粋させて頂いて、商品の特徴を記載いたします。
1 手入れが簡単
生地に独自の防縮加工を施しているので、ネットに入れて洗濯機で洗うことができます。※縮みの原因になるため乾燥機は使用不可です。
2 サラッとした着心地
細く柔らかい繊維を使用しているため、幼児が着れるほど肌に優しい快適な素材です。 メリノウールは吸湿性に優れ、衣服内の湿度を低く快適に保つことができます。また、高密度に織り上げることにより、高い撥水性によって汗をかいてもベタつかずサラッとした着心地を実現しています。
3 UV対策にも最適
UPF50+と最高レベルの紫外線防止機能があります。
4 ゆったりとしたシルエット
メリノウールを使用したアウトドアウェアに多く見られるタイトフィットではなく、1枚で着られるゆったりとしたシルエット。真夏以外のほぼ1年中着用できる、絶妙な生地の厚みに仕上げています。冬場はインナーとしても活躍します。
とは言え、登山用品店としてあえて辛口な評価をするとここらへんの説明ができるブランドは無いわけではなく、(いや4の部分は無いのだけどね。)機能面だけならアウトドアブランドと遜色ないですよという話に終わってしまうわけですが・・・
そんな機能性なんか知らなくたって、ただカッコいいロンTとして着たいと思わせるのがONC MERINOの凄さだと思います。4 ゆったりとしたシルエットに記載の特徴が実物を見て、着てもらうと間違いなく納得します。こんなメリノウールのベースレイヤーはありますか?
迷迭香のナイロンパンツとALTRAのトレランシューズを合わせて。インしてなおカッコいいのがすごい。アウトドアブランドではないけど、真剣に山へ行けるこの合わせ方ができるのは現在、山荘 飯島だけだと胸を張って言えます。だからOff the Gridの行き帰りでも寄る価値があるはずです。
一見すると大きく見えますが、日本のブランドだからこそ日本人に合った袖丈、着丈をしていますので着ると身長問わずどんな洋服とも合わせやすいですよ。ただのオーバーサイズとも異なる絶妙な雰囲気のバランスです。3サイズ展開なので、身長体型問わずサイズダウンやアップはお好みで。
ついでにこんな合わせも
またまた迷迭香ですが、新作ナイロンショーツとの合わせ。
ゆるいロンTとショーツは最強の合わせです。この合わせの時は流行りとか関係なく、たとえジャストサイズが流行っても緩いサイズのロンTが許されるのです。
全身はこんな感じ。登山でもランニングでもできます。
間違いなく今後もメリノウールの商品は様々なところで増えそうですが、ONC MERINOを私は今後も着続けると思います。それくらいロンTとして完成度がすごい。
前回のブログでも書きましたがこのリブが最高です。
首も袖も詰まり具合と幅が本当に絶妙です。このおかげで緩い雰囲気だけどしまって見え、どことなく品も感じられる。このバランスはファッション方面で長年活躍している人しかできないと思います。真似したくとも真似できない。だからこそ取り扱いたいと思うのです。
しかも着続けて今のところ全く伸びる気配がありません。また言いますが、本当に絶妙で最高です。
このリブがしっかりとしているからこの袖溜まりが生まれます。手首でちゃんと止まるのでこの独特なシルエットとなり、小柄な方、女性の方も安心して雰囲気よく着ることができます。
リブがしっかりしているからまくった時もこんな雰囲気になります。
そしてしっかりとしたリブだからこそ、長く着られる品質になるわけですよね。しっかりと言ってもリブもちゃんとメリノウール100%なのですごく柔らかく、着心地いい質感です。
機能性や軽さと速乾性を重視するときっとこのつくりはできないはずです。
とは言えアウトドアブランドを否定するつもりもなく、よりアクティブな環境においてはより速乾性を重視した素材やタイトなデザインがいいと思います。
でも塔ノ岳に登り、帰りに銭湯へいって、繁華街へ繰り出すような東京の登山ならこっちの方が私にとっては機能的なのです。
ここらへんは個人的な好みにはなりますがこの配色がすごくいい。センスというやつですよね。
ボーダーTてすごく難しいと思います。ほっこりしてしまうし、安っぽくも見えがち。実物を見た時にがっかりするボーダーTは多いです。メリノウール素材との相性を考えた上でこの配色と線の幅をしているから、この空気感をまとえるのでしょう。おそらくメリノウールのボーダーTなんてのも今後増えてくるでしょうが、ここまで絶妙なものは見ることは難しいと思います。
パッケージも付いてくるので、ギフトにもおすすめ。
ここまで書いてますが、購入してからまだ10日間くらいですよ。この熱量は引いちゃいますよね。
一度冷静になってみると、長く着用した実体験から語ることができてないことは明白です。
でもそこはご安心を。
デザイナーさんがちゃんと時間をかけて実際に着用した上で、商品化をしています。
当然でしょうと思うかもしれませんが、このビジュアルのつくり込みなどを考えた時にてっきりメリノウールが流行っているから、どこかのイケてるPR会社が仕掛けたのかなと思ったわけです。そうすると雰囲気はいいけど絶妙な難しさも感じたりするのです。結局、山荘飯島は登山用品店なわけなので。
ファッション出身のデザイナーさんご自身が昔からメリノウールの良さを知り愛用していて自分の体質にも合っていたことから、元々自分用につくったことがこの製品のはじまりとのこと。なので日常生活からアクティビティなどでもちゃんと着ていてきちんとプロダクトとしてブラッシュアップを経ているのです。最初は身内だけに提供していた商品が評判を呼び、今年に入ってブランドとしてやっていくことになり今に至ります。
規模も大きくしていないのも大量生産というものをあらためて考え直しているからなのです。
そんな思いから生地の残布を極力減らすために素材はメリノウールのボーダー天竺1種類に絞って展開しています。
また、長く使ってもらえるように初回に限り生地の穴あきや縫製部分の滑脱によるお直しを無料でしているというものづくりにとてもまじめに取り組んでいます。
こういった背景はすごく重要に感じます。製品に深さが出るのです。
なので4/8、9の2日間のポップアップにおいてもちゃんと立ち会ってくださいますので、いろいろと製品の特長などを聞いてもらえたらと思います。
逆に登山文脈の話は貴重な意見や面白い発見にもなると思うので、山荘飯島が文脈の橋渡し役なればうれしいです。
みなさんもこんなメリノウールのベースレイヤーは求めてませんでしたか?
これが私が求めていたシームレスなウェアです。
ここからはビジュアルを見てください。シームレスという言葉が納得できるはず。
なにも登山だけでなく、日常を快適にしてくれるのがメリノウールですからね。身近なシーンの切り抜きはどなたでも共感してもらえるのではないでしょうか。ここらへんも文脈の違いを感じてすごく勉強になります。
これはぜひ試してほしい。
ここからはレディースバージョン
このインナー使いも抜群ですね。このサイズ感とリブのおかげでしょう。
ロンTとしてかっこいいから選んだら、たまたまメリノウールだったみたいなことでしょう。
ワークウェア的なノリでメリノウールのベースレイヤーを選ぶのも理に適ってます。
いままでこんなビジュアルのメリノウールのブランドは無かったですよね。
山に行かない登山用品店である山荘 飯島が「これなら山で着られる」という言葉に説得力がないように、山っぽいブランドの「これなら街でも着られる」という言葉は説得力をもつのがけっこう難しいと個人的には思ってます。
よって、これなら街で着られると誰もが納得してくれるでしょう。そしてメリノウール100%の機能性を十分に理解している登山文脈の人ならばおもしろい発想で街でも山でも着て行くはずです。
はじめてメリノウールの製品を買う人もこれならロンTとしての価値も十分にあるので試しにどうでしょうか?
金額は¥15,400(税込)
この金額も登山文脈なら納得の金額。むしろ買いやすいとすら思う人もいるはず。
商品は3サイズ展開ですが、すごく説明が難しいサイズ感で着方の好みによってサイズ選びが異なりそうですのでこの機会にぜひ足を運んでみてください。
ONC MERINO @山荘 飯島
4/8(土)、9(日) 12:00~19:00*通常の営業時間です。