そろそろ安心感のあるミドルカットを履きたい気分。こんな感じで合わせてみては?

先日まで開催されていたONC MERINOのイベントにお越し頂きありがとうございました。

酷暑の中で、足を運んで頂けたことに本当に感謝です。ウールのパワーはもちろん感じますが、この調子だとONC MERINOはこれからすごくなっちゃいそうですよね。今のうちにぜひ直近の山行など様々な用途で着用してみてください!そして使用感などのご報告もお待ちしております!!こんな感じで使ったという報告はうれしいのです。

さらにありがたいことに終わってからも反響がありました。申し訳ございませんがまた開催できたらと思ってますので今回お越しになれなかった方も次回にご期待頂けましたら幸いです。

こんな時期に再びイベントを開催して!とか、例えばオーダーシャツとセットで東京以外の方もこんなところでPOP UPイベントをやってくれ!なんてご希望があればご連絡ください。色々とご意見は参考にさせて頂きたいタイミングです。あくまで参考なのでそんなことができたらいいねと思ってる日々です。

そんなイベントが終了して平常運転に戻った山荘飯島です。
これが本来のポテンシャルだったなあと、びっくりするくらいに暇な日々を送ってます・・・なかなかふるえる展開だ・・・

そういえばこんなもんでした。頑張ります!!

このタイミングでシャツのオーダーなんかお越し頂けましたらまわりを気にせず選んで頂けますので、気になってた方はお越しになってみてください。

色々と面白い商品は入荷してきているタイミングでもありますよ。

今を時めくperm and baton

今ならなんと実物見ながら選びたい放題。なかなか貴重です。
(*遠方の方には申し訳ございませんが、通販にはタイミングを見てからの掲載を考えております。)

詳細は以下ブログもご覧ください。ファッションの先です。

さらに、足元が久しぶりに充実してます。

イベント中も人気な下駄。再入荷してます。今すぐ履きたい人も多いはず。

こちらは通販でも買えます。

通販掲載ページはここから

説明不要で動きのあるルナサンダル。やっぱり良いです。

ルナサンダルをはじめて買う方は試着することがお勧めです。みなさん自分のジャストサイズにびっくりされます。

通販はのんびりと掲載します。

で、本題はこちらです。

そろそろミドルカットな気分です。今季よりレディースモデルで同カラーも展開しますので女性の方も必見です。

機能面の優秀さはきっとどこの店でもうたってますし、もはや説明不要でしょう。

なので山荘飯島らしく、こんな合わせ方はどうでしょう?

という話の前に

まずは約10年前の登山始めたころの話を。

雲取山

赤岳

塔ノ岳

とてもひどいパッキング・・・

2012年~2013年頃の写真です。

こんな服装で登ってました。

山と道の設立が2011年頃なわけで、この頃はULという言葉はもちろんありましたが、まだまだヘビーデューティーな雰囲気も正義だった頃です。この時に今こそULだ!なんて考えていたら今の自分は無かったかもしれません。

ULハイカーはあまり見かけず、当然ですが、いわゆる登山らしい服装の人が圧倒的に多かった時代です。(そう考えると、山と道てすごいですよね。この10年で間違いなく文化を築いてます。)

そんな時代にマックパックの大型バックパックとかヒルバーグのテントに憧れつつも、高かったので変な服を買ってしのぎつつ個性派登山を目指していた私です。

登山服は1コーデ程度しかないので、写ってる写真は全く同じ。登山洋品店をはじめるとは到底思えない感じです。こんなもんですよ山荘飯島は。

人と被りたくなく奇をてらったことをしたくて、パッキング含めて一番ひどい時代。コップとかバッグとか、とにかくいろいろと外付けしがちな時代でした。

この頃は登山と言ったらタイツを合わせて、ショーツを履くのが流行り?だったのかな?

そんなことをしたくなくてワイドパンツにロングゲイターを合わせるというよく分からんスタイルにたどり着きました。

ちなみに、全ての写真で履いているのはビームスで買ったアメリカ製のクライミングパンツ

金峰山

当時から登山洋品店以外の場所で何か良いものないかなと探してまして、その時見つけたのがこのパンツ。

アメリカのクライマーはタイパンツを履いているらしく、そんなクライミングメーカーが作っているワイドパンツを見つけまして、ちゃんとした背景あるし、これ登山に使えるじゃないかと考えたわけです。結局アメリカ製だぞが決め手。

若干の山荘飯島な片鱗はありますが、今思うと登山とクライミングは全く別物。おまけにこれはコットン100%。

ただ、こんな経験を積んで今があります。万人にお勧めはできないし、ある程度自分の実力を知っておく必要もありますが、わりと色んな格好で登山に行った経験はありますので、機能性にこだわり過ぎない適度な提案をさせてもらってます。

今ではワイドパンツやスカートなんかもけっこう見かけますが当時はそんなやつほぼいないです。調子のってました。
そして裾を枝に引っかけて、破って転んで、泣いて、捨てました。

そんなわけでワイドパンツは稜線では強風で煽られますし、登山に向いてるのは風抜けの良さでしょうね。ハイキングには調子が良さそうですが、岩稜帯が多く高低差のある日本の登山には合わない部分もあると思います。そんな考えを持ちながらの提案ということもきちんと伝えておきますね。

結局私もここからわりとシンプルな服装に向かったわけですが・・・

このストーンマスターのパンツとの出会いがあの頃の思いを再燃させて、こんなコーディネートを提案させてもらいます。

山荘飯島オーダーメイドシャツ ウールポリのブラックウォッチ

女性にもおすすめなストーンマスターの半端丈パンツ

ALTRA OLYMPUS 5 MID ゴアテックス

ちゃんと山でも機能的な服装です。女性にも全く同じ服装で提案させてもらいます。

もちろんちゃんとしたアウトドアブランドの方が機能面では優れていると思いますが、この10年間でも様々なブランドが増えてるからこそ、こんな服装もまったくおかしくない提案になったとも言えるはず。

コットン+化繊なので、私が当時履いていたワイドパンツなんかより速乾性もあるし、ストレッチ性があり、足上げもものすごくしやすいのでかなり本格的に使えます。当時はパンツならコットンでも大丈夫でしょうみたいな気持ちがあって、けっこう不自由なく色々な山に行ってましたので、このパンツなら十分に快適な山行を過ごせます。
今日みたいな酷暑でも快適なので、この連休中は実際にお客様に自慢したくてこの服装をしていました。しかし自慢する機会がほぼなかった・・・悲しいので明日も同じ服装で店頭に立っていることでしょう。

でも、もう一度言いますが万人にはお勧めしません。地面からの突起には注意な服装です。

少し裾をまくったこのバランスがものすごく良いので、試してみてください。
ゲイターを合わせても良いですが、ロングゲイターは合わせるのはやめましょう。変な目で見られる気もしますし、とても蒸れます。

こんなパンツが気になる方はオンラインストアからも購入できますのでぜひ。

商品掲載ページはここから

思い出話で長くなったのですが、主役はこの靴です。
ここから詳細な紹介をしていきます。

ALTRA OLYMPUS 5 HIKE MID GTX

どちらかと言うと、この靴を先に見てから半端丈パンツと合わせたいというイメージが膨らみました。
ちなみにこの靴自体は安心して万人におすすめできます。

10年前の自分だったらトレランシューズが全盛期な今、そろそろちゃんとした登山靴なんかを履きたい気分にかもしれません。大学生の頃、ゴローの登山靴を履いてるオズマガジンな女子に憧れたものですし。

とは言え、山荘飯島は多少大人になったのでトレランシューズも全力でおすすめしますので、その間くらいが、このOLYMPUS 5 HIKE MID GTX でしょう。

登山靴らしい安心感とトレランシューズの軽さを合わせ持ったOLYMPUS5のミドルカットはすごく調子いいはず!!

安心のVibram メガグリップソールは非常に優秀。

一つ一つが独立しているので、複雑な岩場でもしっかりとグリップしてくれます。雨でも安心。

そしてALTRAの中では稀有なマックスクッションソール

やっぱりクッション性があるのは楽です。色々な意見はありますが山荘飯島ならこのくらいで良しとしてください。

見た目とは異なり、ちゃんとALTRAらしいゼロドロップです。

履いた時の安心感が違いますし、幅の広いオリジナルフットシェイプと合わせて、一度履くとOLYMPUSの虜になる人は多いです。外反母趾気味で走れなかった友人の奥さんがOLYMPUSのローカットを履いたことを機に再び走れるようになったなんてこともありましたので、とても評判は良いです。

ミドルカットだけど、クッション性があるという部分は重登山靴とは異なる特徴ですよね。荷物が軽くなった昨今では有意義な選択肢かもしれませんし、見た目よりも軽いのでこっちの方が動きやすいと思う人も間違いなくいるはずです。

もちろん慣れてきたらソールが薄いものへ移行してもいいですし。

アッパーはレザーを使用しているので、傷に強く岩場なども安心して登れます。安心安全のレザーです。

普段、軽い素材のトレランシューズしか履いてない人にとっては一番新鮮に感じるポイントかもしれません。

そしてゴアテックスのインナーなので、防水仕様。

街では長靴代わりに土砂降りな日にも履けます。軽快に履けるので街履きとしてもお勧めしやすいところ良さの一つです。

もちろん山行中は安心して、水の多い道や川を攻められます。

ローカットでゴアテックスモデルもありますが、ローカットの場合は水抜けを優先したいと思って仕入れてません。ゴアテックス系の防水靴は水が入った時に内側に溜まってしまうので、水が入りづらいミドルカットの方が防水靴として登山用なら適していると思ってミドルカットのみのチョイス。

もちろん街用ならローカットの防水靴は便利だと思いますし。他にも利点はあるでしょうが、たくさんのシューズが置けない山荘飯島ではこっちを優先しました。

ブーツらしい作りで、ちゃんと紐も足首で固定されます。

足首が固定されることで、捻るリスクも低減されますし、岩にぶつけるなどしてケガの防止にも繋がります。

正直、私がローカットを履くようになった一番の理由はカッコいいと思ったからというだけなので、選択肢の一つとしてミドルカットは1足持っておくべきだとは真面目に思います。

さらに他と被りたくない人は、こんな合わせ方もおすすめ。

秋の低山はこれで決まりですね。

山荘飯島オーダーメイドシャツ メリノウールの開襟シャツ

女性にもおすすめなストーンマスターの半端丈パンツ

ALTRA OLYMPUS 5 MID GTX

EXPED ヘルメットが持ち運べる25Lの軽量防水バックパック
商品掲載ページはここから

今回は少しジャストなサイズのシャツを合わせて。こんなシルエットも悪くないです。

ちなみに履いている靴下もレディースサイズがありますので、全て山荘飯島で購入できるユニセックス提案な服装です。アウトドアを馬鹿にしていない服装なので、多少注意さえすえれば、とても快適に過ごせます。

安心してお勧めできないコーディネートをすすめるのが山荘飯島ですが、この靴は安心しておすすめできますので夏の山行計画に向けてぜひ検討ください。かなり優秀につかえると思います。

オンラインストアにも掲載しましたのでご検討ください。

オンラインストアはここから

サイズ感など不明点ございましたらお気軽にお問合せくださいませ。ただ、やっぱり一番は実物を履いてもらうことにはなります。なので遠方の方でALTRAが初めての人には100%解決する説明はできないかもしれませんが、参考にはなる説明をするように頑張ります。

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