登山文脈も気にするべき「GASMACHI CARDIGAN」の凄さと、Afterglow受注会の詳細

**受注会は終わってますが、通販予約ご希望の方は別途ご連絡ください。カラー、サイズによって一部注文はできませんが、対応できるものもあります。(9月末を目途とさせて頂きます。状況は日々変わりますのでお早めに。)**

既に開催中のAftergow 23-24 MODEL EXHIBITION 平日にも関わらず、わざわざ足を運んで頂いております。

服好き、ギア好きな方々以外にも、いつもの山荘飯島とは異なるスノボード文脈なる方々の話も聞けて、Afterglowがどれだけすごいかを感じてます。

例えば、バックカントリーができるようなシェルは各社フラグシップモデルなどハイエンドモデルのハードシェルでして、よくよく考えたらそんなシェルを5万台で購入できるてとんでもないらしいですよ。

登山文脈に分かりやすく名指しで説明してしまうと、HOUDINIとかアークテリクスのハードシェル8万円~下手したら10万円オーバーのモデルと同程度と考えてしまってもOKなわけでして、びっくりしちゃう価格設定ということです。もちろん昨今の為替の関係もあり、価格差が広がって見えてしまうという部分もありますが価格設定においてもAftergowの良心を感じ取ってもらえたらと幸いです。

でもこんな価格面は余談みたいな話でして、ここからは機能面と着用画像を少し説明していきます。少しと書いたのは私では全部伝えることができないのがAfterglowです。

はじめに言っておきますと、受注会は9/12(火)までです。

**通販でのご予約希望の方**
メール(contact@sanso-iijima.com) or インスタグラムよりDMくださいませ。


特にシェルは受注生産の商品なので余剰を持つことが難しいため、確実に欲しい方はこの機会にお越しください。そしてバックカントリーにはいきません、冬シーズンは山に行きません、などなど私には関係ないよと思ってる皆さん、とっても関係あるのでぜひ最後までブログを読んでみてください。

シェルに関しては冬山仕様は使わないという人もいるの事実だと思います。
そんな人にもAfterglowのハードシェルは見てほしいのですが、分かりやすく凄さが伝わるのは新作のGASMACHI CARDIGANかもしれません。

これが初公開ガス待ちモードです。とりあえずカッコいいです。

厳冬期のバックカントリー 谷川岳での撮影時、
天候が落ち着くまでガスを待つ必要があります。
シェルの上からガバっと羽織って、天候が落ちついた瞬間に脱いで、一気に滑ります。
そんな用途から考えられたインサレーション

これがまさにそんな時の写真 by Afterglow

ちなみに、シェルの裏側にはそんな谷川岳がブランドロゴなどともにプリントされてます。

サンプルが届いて早速にガス待ちモードで着てみたところ、想像以上に格好よく、使い勝手も良いです。これは登山文脈に伝えなければならない便利で機能的な着こなしの一つだと思いましたのでこの商品を中心にブログは書くことにしました。

画像の通り、シェルの上からインサレーションを羽織ってます。

例えば、年末年始の塔ノ岳
山頂で休憩していたら一気に体温が冷えます。シェルを脱いで、ダウンを着て、シェルを着る。

そして、動くときにシェルを脱いで、ダウンを脱いで、シェルを着る。

そんな煩わしい作業がこれならただ羽織るだけで解決しちゃいます。

山じゃなくとも、アウトドアでなくともこんな使い方が想定できる状況はまだまだたくさんあると思います。そして思いついたら教えてください。カメラマンの方々もいいかもしれません。好きな発想で使ってみてください。

今までありそうでなかった画期的なレイヤリングができるのが「GASMACHI CARDIGAN」です。

ただ大きいとかではなく、ちゃんと羽織れる理由があります。

理由その①

フロントファスナーが2か所あり、拡張することができる点

身幅が広がるので、余裕をもってアウター的にガバっと羽織れます。

その②&その③

②ノーカラーであること。

おかげでフードも重なることなく、どんなシェルにもガバっと羽織れます。

持っている他メーカーのシェルにも合わせられるという点も便利。懐の深さを感じます。

③裏地も含めて撥水素材を使用&化繊の中綿プリマロフトゴールドを使用

これならシェルが濡れていても、アウター使いでも安心して着用ができます。

濡れにめっぽう強いインサレーションと言うわけです。

もちろん簡単に家庭洗濯ができるのも化繊綿の良さですよね。

その④

ちゃんと動きやすいパターンであること。

これはインナー使いにおいても優秀な点でありますが、インサレーションなのにちゃんと腕が動かしやすいパターンになってます。さすがのAfterglowです。

アウターとして重ねてもストレスなく動けます。

一度お持ちのダウンや化繊系のインサレーションと見比べてほしいと思います。パターンまで凝った作りのものは実はあまりありません。(と言いながら大きなアウトドアブランドにはわりとあります。)
停滞時に着用するので必要の無いこととも思いますが、考え方次第ですけど、ここらへんのこだわりようは登山文脈において説明が不足していると感じてる山荘飯島です。Afterglowは他の商品もそうですが、ちゃんと動くことを考えた上で作られています。

中綿の素材と表生地の機能だけではなく、こんな部分を見てみると、価格差が出る理由や価値が分かると思います。

その⑤

収納袋までこだわっている点

シェルの上から羽織れることと直接は関係ありませんが、ここも個人的に感銘したポイント

底にもコードがついてます。

まずは上部のコードを絞って、よりコンパクトにしたい場合、下のコードを絞るという作りになってます。
このおかげで収納しやすく、すごく簡単にコンパクトなサイズにおさまります。

そして上下のコードをつなぐことができるのですが、これがあることで簡単にカバンの外側などに取り付けることができるのです。

例えば秋冬登山においての休憩時、ちょっと寒いなと思うことは多いです。
ザックに外付けしておけば、シェルの上からでなくとも、簡単にガバっと羽織ることができます。
濡れに強い中綿と生地なわけなので、ダウンとは異なり、あまり気にせず外付けできることもありがたいですよね。

プリマロフトゴールドは濡れた場合も98%の保温性を保つのでまさにうってつけの中綿なのです。

停滞の為のインサレーションではなく、行動することを考えて作られているインサレーションです。
街中や自転車に乗ってるときも役立ちそうですよね。特に自転車かな?手ぶらでいる時も気にせず脱げるので便利です。

そして、Afterglowではお馴染みのポケットから出てくるコードに収納袋をつなぐことができてしまいます。

これ、びっくりするくらい便利じゃないですか?
袋を無くしてしまう、バッグの中やテント内で見失うケースが私はけっこうあります。なんなら家で保管していて、いざ使う時に袋だけを探すことも多い。むしろ家で探すことが一番多いかも。

そんな人でも固定しておけばOKです。

たかが収納袋ですが、Afterglowはちゃんとリアルな行動を想定した上で作っているので本当にすごい。

ここまでが、山荘飯島が勝手に考察したシェルの上から羽織れる理由となります。
たぶんまだまだ理由が潜んでるはずなので、ぜひ使ってみて気づいてください。使えばびっくりするのがAfterglowのすごさですので。

そして上から羽織れるだけでないのが、GASMACHI CARDIGANの凄さです。

ふつうにシェルのインナー使いができます。
アウター使いができる撥水素材を使っているといっても、薄くて柔らかい素材なので、誰もが見慣れたミドルレイヤーです。インナーダウン的にふつうに使ってください。

インナー使いできることも理由があります。

フロントファスナーが2か所あるので、身幅を変えることができます。

インナー使いする時はフィット感を小さくすれば、簡単にシェルが羽織れます。

これは夏の高山含めて、見慣れたレイヤリングですよね。

山荘飯島のウールシャツと迷迭香ナイロンパンツ

フリースとダウンは持っていかないで、ミドルレイヤーにこれだけ持っていく。夏山含めてちょうどいいかも。
ノーカラーなおかげでシャツとの相性も抜群。ただ普通に使えます。

秋冬ならこんな感じです。

RAB アルファダイレクトのフリース

STONEMASTER 裏地アルファダイレクトパンツ

この上からGASMACHI CARDIGAN
ノーカラーのおかげで、ハイネックともすごく相性良いです。

これは私のリアルな登山服になりそうです。

ちなみにフリースは既に店舗に入荷済。
パンツはこれから入ってきますが、このパンツは登山界隈において、一番過少評価されているパンツだと昨年確信しましたので楽しみにしてください。お客様のおかげで様々なフィールドテストが行われまして、自身満々で今年はおすすめができるものとなりました。

日常使いはこんな感じで。

カーディガンという名前の通り、ただ慣れた感じで羽織ってください。

日常のアウターとしても長いシーズン着用できます。都内ならこれだけで十分かもしれません。
再度言いますが、化繊中綿のおかげで家庭洗濯が容易なため、実はダウンよりも日常使いは優秀ですよ。
自転車に乗る人はチェーンや謎の油で汚れてしまうことも多いはず。そんな時は洗える化繊アウターが便利。

持ち運びも容易なので、車に置いておいたり、旅行に持っていくのも非常に機能的です。さらりと羽織れる作りですからね。

そして、この拡張する仕様のおかげで日常使いがよりしやすくなったと個人的に思いました。
インナー使いを想定した時、タイト目なフィットのインサレーションを買うことが一般的です。そうなった場合、街着のアウターとしては少し貧相な感じもして、サイズ感的にも日常使いはせずにわざわざ日常に使いたいサイズのものを買いなおすこともありました。

このGASMACHI CARDIGANはファスナーを止める箇所を変更をするだけで見た目にもサイズアップができ、すんなりと日常使いができるのです。機能を追求した結果、ファッション的に格好よくなるお手本です。

インナー使いもアウター使いもできるので、持っているコートと合わせても便利に役立ちますよ。

つらつらと書きましたがここまで読んで頂いた方、私には関係ないよと思っていた方、ぜひこのGASMACHI CARDIGANを見にきてみてください。ただ日常使いをするだけでも便利な要素しかありませんよ。

Afterglowの商品は女性にもおすすめですが、これはより使い勝手良さそうですね。

GASMACHI CARDIGAN
サイズ展開 S~XL
カラー BLACK、KAHKI 2色展開
金額¥38,500(税込)

**9/9追記**
とっても重要な袖の仕様を書き忘れました。

袖先の裏地はストレッチ性の生地が使われてますが、実はこの仕様がとてもすごい。

このおかげで袖口ギリギリまで中綿をいれることができます。普通はミシンのステッチが入ったり、パイピングテープをすることが多いのですが、そのミシン箇所や異素材分だけ中綿を入れることができません。

中綿が無い分だけ寒くなるのです。と言っても幅1cmくらいの小さいな箇所ですが・・・でも手首を温めるだけで暖かさがかなり変わるので、冬季においては非常に重要な1cmとなるのです。

細部にこだわりまくってます。

そしてストレッチ性がある素材なので、ゴムのかわりになり違和感なく袖をまくったり、手首で袖がおさまります。自然すぎる着用感なので、おそらく着用した際はほぼ気づかないはず。こんなところがまだまだあるのがAftergowなんですよ。

そして、肝心なシェルや受注会の詳細も説明もしないと・・・

Afterglowの大変なところは説明する箇所が多すぎるところですよね。しかもこの説明だけでは説明不足です。

シェルの見た目や構造はほぼ変わりません。なので過去のブログを見てね。

てことでさらりと紹介していきます!

〇MARO PARKA
サイズ展開 XS~XXL
カラー BLACK、OLIVE、KAHKI 3色展開
金額¥5,9400(税込)

*受注会ではXSとXXLのサンプルはありませんのでご注意ください。
サイズ表がありますので、数値と合わせて丁寧に説明させて頂きます。

デザイナーさん手作りの引き手柄は選べません。アソートになりますのでお楽しみに。

〇RIDGE WALKER JACKET
サイズ展開 XS~XXL
*色によって金額異なります。

カラー BLACK、OLIVE、KAHKI
金額¥56,100(税込)

カラー MHAK ハイランド、MHAK ゴルジュ
金額¥58,300(税込)

*受注会ではXSとXXLのサンプルはありませんのでご注意ください。
サイズ表がありますので、数値と合わせて丁寧に説明させて頂きます。

,〇Afterglowがオリジナルで開発した透湿防水素材「マニューバーライト」に関して

昨年からアップデートされてます。
表地と裏地の強度が増して、よりハードなシェルとして頑丈になり、使い勝手が良くなっています。
その反面ストレッチ性は無くなってしまったのですが、パターンが秀逸過ぎるため変わらずとっても動きやすいです。もちろんそれに伴いパターン修正をしたとのことですが、その修正箇所は見た目に分からず、昨年モデルと変化無いので安心ください。
実は頑丈になったという話を聞いて固めの生地になったのかとこっそり心配していたのですが、びっくりするくらい柔らかいです。軽快です。一般的に想像する厳冬期に使う3レイヤーのゴアテックスのハードシェルみたいな固さは無いですよ。

この柔らかさと透湿性があるからこそ、登山関係者は気にしてみてほしいと思うわけなのです。

個人的に一番の変化を感じたのは表地がサプレックスナイロンになったことかと。
生地の織りが見えて、若干クラシックな雰囲気になり、すごく良いです。

とにかく、ぜひ実物を見てほしいです!!

他にも

〇ポーラテックアルファを使ったALPHA FLAP CAP

サイズ展開 S-M、M-L
カラー BLACK、HIGHLAND、GORGE
金額¥8,800(税込)


吹雪いても、耳の裏地が凍結しづらい構造だったりと、これもまたこだわり満載。
厳冬期登山のアクティブに使える帽子を探している人にもおすすめ。

〇PRIMARY BIB PANTS

サイズ展開 S~XL
カラー BLACK、OLIVE、KHAKI
金額¥61,600(税込)

脱がずにトイレができるつくり込みなど、スノボード文脈の人はぜひ見に来てほしいパンツです。そしてこのパンツの素晴らしさを教えてください。
この画像みたくシャツと合わせちゃうくらいなので私じゃ説明できなし、全てを理解できていないのですが、着用したら欲しくなってしまい昨年自分用に購入してしまった凄みのあるパンツですよ。生地が柔らかいため、想像以上に気軽に履けます。

☆納期、お支払い方法など☆
・納期:12月中~末
但し、生産状況によって前後する可能性があります。
生産の遅れなどによるキャンセルはできませんので、ご了承くださいませ。

発送対応もさせて頂きます。

・お支払い方法:生産が確定次第のお支払い。
受注会時点でのお支払いではありませんが、納期が近づきましたらお支払い頂きます。
クレジット決済 or 銀行振り込み
*12月頭頃を予定

ご注文時には
・お名前
・電話番号
・ご住所
・メール or インスタグラムなどのやり取りできる手段

をお伺いさせて頂きます。

・先行オーダー頂いた方には
山荘飯島オリジナル「東京の寅ステッカー」を差し上げます。*非売品です。

そして、これが最後かつ、昨年ご購入者の方へ重要な説明があります。

〇アップデートブログラムに関して
先シーズンManeuverLiteシリーズをご購入いただきましたお客様対象にアップデートプログラムを行います。

この目的は、ブランドアンバサダーだけでなく、一般のお客様の使用状況でウエアー類がどのようなダメージを受けるかなどの情報を、今後の製品開発につなげたいという理由が一つ。

そして、運悪く藪で引っ掛けたり転倒したりで、破いてしまったユーザーの方への救済処置でもあります。

当プログラムをご希望のお客様には、現在お持ちの2022-23モデルのManeuverLiteシリーズアイテムと交換に2023-24モデルを、参考上代の30%引きの価格にてNEWモデルをご購入いただけます。

*但し、同モデルとの交換。色やサイズ変更は不可となります。

※納期は、製品版と同じ12月中旬を予定しておりますが、場合により来年の1~2月になる場合もございますのでご注意ください。

Afterglowは決して大きなメーカーではありませんが、こんなサービスをされるとのことです。すごいです。
おそらくほぼ利益は無いはず・・・でも昨年の購入者への配慮もありつつ、より完成された製品を持ってほしいと思う考えからなのでしょう。ただ売ってしまって終わりではなく細やかな気遣いともいえる対応ができるのも、信頼できる点ですよね。

もう一度言いますが、そんな受注会は9/12(火)までです。
*遠方の方で通販予約をされたい方がいらっしゃいましたらメールなどでご相談くださいませ。どこまで説明できるか分かりませんが、がんばって説明をさせて頂きます。

そして店内、色々と新商品もありますので皆様のお越しをお待ちしております!
まだ紹介していませんが、ヒットしそうな予感がしているイチオシ商品も入荷している山荘飯島ですので、色々と御覧になってください。

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