いよいよ今週末10/13(金)からです。
素晴らしいメリノウールのボーダーロンTを作っているブランド【ONC MERINO】のPOP UPイベントが山荘飯島で開催されます。
「ONC MERINO -秋冬-」
期間:10/13(金)~17(火)5日間
営業時間:12:00~19:00
*商品の取り扱いは5日間限定となります。
イベント期間、店舗でのみ商品やサイズのお問合せに対応させて頂く点、ご了承くださいませ。
そして先に話しておくと、色によって在庫数が少ないものなどあるようでして、気になっていた方はお早めの御来店がおすすめです。焦らしてしまってごめんなさい。
ONC MERINOを知らなかった方は過去のブログを見てください。
ただ1枚で着るだけで形になる今まで無かったメリノウールのTシャツです。カルチャー感、シティー感があるメリノウール製品は他に無く、山荘飯島的にはシティーハイカーのためのユニフォーム認定を勝手にさせてもらいました。
2度もブログを書いてしまったおかげで、もう説明することが無い・・・とにかく良いものですというのは伝わったと思いますし、山での活用方法もお客様には浸透してきたと思います。というよりもありがたいことにお客様自信がテストしてくださいました。
なので初めてPOPUPイベントをしてちょうど半年経ったこともあり、実際に自分も着てお客様からも評価も聞きまして、ギアテスト的な感想をまずは説明します。
★登山に適したメリノウール製品であり、真夏も着られる日常着である。
さすがに真夏の行動着としては熱かったのですが、登山口、テント場、山小屋では1枚でも、ミドルレイヤーとしてちょうどでした。本当にちょうど。
例えば、真夏の上高地においては適度に暖かく、涼しくて快適。登山地域で働く人のユニフォームに採用されてもおかしくないと思いました。
停滞時のミドルレイヤー、テントや小屋での寝巻き、車やバスでの移動着、温泉後に着る服、観光しても恥ずかしくない服などなど、とにかく登山を想定した時、間違いなく着用する機会はあります。キャンプやフェス好きにもおすすめですよね。結果的に荷物を減らすことができるのです。
そして適度な厚みといってますがアウトドアブランドのベースレイヤーと比較した場合なのでトレランで使いたいみたいな人以外は気にしなくて大丈夫かと。今年の猛暑だった夏でさえも、都内の夜なら非常に快適でした。
ゆったりとしたサイズ感とウールの通気性が優秀です。風抜けを感じられるので通気しずらい半袖Tよりなんなら涼しさを感じられます。
さらに日中、冷房が効いた室内ですごす人ならちょうどいいわけなので、猛暑日でも1日中着用できるロンTとなります。(例えば、私みたいなショップ店員は外に朝夜しか外に出ないので、真夏も快適なわけです。)
夏を超えた今は行動着としても着られる最適なベースレイヤーの一つと言えるでしょう。
シティーハイクをやろうとしている人は是非これで歩きましょう。
★全くヘタらないリブに驚き。
特に袖リブ。半年間、腕まくりをし続けていたのにまったくヘタらないことにびっくりしてます。
これが最大の特徴とリピーターが増え続けている部分かもしれません。
メリノウールは毛玉になるもので、消耗品と考えている人もいるかもしれません。間違ってはいないと思いますが、、、、
そんな人はぜひONC MERINOを買いましょう。びっくりするくらいヘタらず、毛玉になりづらく、ずっとリブのテンションを保ってます。もちろん生涯保証というわけではないですし、全くヘタらないというわけではないのですが、そんな商品自体無いですからね。リブのヘタらなさにおいては、ガシガシ着られるといわれるようなヘビーウェイトのロンTとかスウェットよりも優秀さを感じました。
化繊混だから丈夫みたいな言い方もされますが、丈夫じゃないと感じてる人も多いはず。なので結局生地の質だと感じさせられるメリノウール100%の製品です。
これは登山文脈に振ってしまった商品ではできない部分かもしれません。
夏の行動着として考えるからかなり薄手の生地を採用されていますし、あんなリブは必要ないでしょうからね。そういった商品はアクティブな用途を優先しているので決して悪くないので、別ものとして考えてもらってもいいかもしれません。
日常着として考えられた生地とシルエットだからこそ、結果的に他に無いメリノウール製品となり、今登山をしている方におもしろい提案ができるわけです。
そんなわけでここから今回の「ONC MERINO -秋冬-」の本題。
ONC MERINOの特徴的なリブと、オーバーサイズのシルエットを考えた時にただのメリノウールのベースレイヤーとしてだけ、考えるのはもったいないと思いまして、半年間着続けた山荘飯島ではこんなレイヤリングを提案します。
自称「幅のある提案をする登山用品店」です。
きれいな色も多いからこそ、色を楽しみたいですよね。
★まずは新色の紹介
SAX
山荘飯島アルファダイレクトベストと合わせたコーディネート
ちなみに実は4月のPOP UPのイベントの時に既にこのベストのグレーとONC MERINOを合わせて店頭に立っていた山荘飯島です。気づいた方はいましたか??びっくりするくらいに反響なかったんですけどね・・・
身幅がゆったりとしたベストにしたのはこのONC MERINOの為でもあります。
SAXはネイビーベストと相性抜群なので、これを新たに買い足そうか迷い中です。
ちなみにこんな感じでやらしいくらいに出してもいいと思います。
細いボーダーなので、柄を合わせても色の相性を気にしておけばとっても心地よくまとまります。
特徴的なリブと長めの袖なので、せっかくなら見せつけましょう。
Yellow
これも良い色。
秋冬登山において優秀なレイヤリング
山荘飯島シャツ コットンタッチのナイロンリップストップ ¥20,900(税込)
*生地は他にも色があるのでONC MERINOと合わせてオーダーするシャツの色を選びましょう。
ウィンドシェルになる素材でシャツを羽織ることで、今時期ちょうどな山のレイヤリングになります。
夏は通気性があるから涼しいと書きましたが、通気性をふさぐと一気に暖かさが増します。でも蒸れないところがウールの良さ。
bal襟付きサッカーシャツとの合わせ 店頭はサイズ1のみです。
*10/15夜にはオンラインストアに掲載予定
人気のサッカーシャツなら一番上に着たいよね。これなら秋冬も暖かい。色合わせを気にしながら裾や袖を出してしまおう。
ではここからはさらにONC MERINOだからこそできるレイヤリングの紹介を
★ONC MERINOの綺麗なカラーと特徴的なリブを活用しましょう。
ONC MERINOは色展開もありますし、どれも良い色です。
女性の方にも人気です。そして山に行かない人も着るべきです。
なのでサイズも大きめだからこそ、こんな使い方はどうでしょうか?
コムアーチの綺麗なモヘヤニットと合わせて「秋冬」のインナーに
*コムアーチのニットは店頭に並んでます。15日の夜にオンラインストアにアップ予定です。
ONC MERINOならこのくらい見せてもいいと思います。
コムアーチのレディースニットは身幅が広めで、短かい着丈のバランスです。
だからこそ裾を長く出してもおもしろい。お持ちの短丈スウェットなどとも合わせてください。
これにデニムをシンプルに合わせるだけですごく良い感じになりそうです。
襟も少しだけ開きがあるクルーネックだからこそ、少しだけリブをのぞかせてしまいましょう。
*グレーのみカーディガンタイプ
このモヘヤニットは化繊が一切混じっていない自然素材のキッドモヘヤ、ウール、アルパカの混紡で肌触りに驚きますよ。これで30,000円前後という衝撃な価格・・・
そんな上質で綺麗な色にモヘヤニットには上質で綺麗な色のメリノウールのベースレイヤーを合わせましょう。
生地が柔らかいのでインナーに着てもかさ張らず、ごろつかないので快適です。さらに蒸れずに調温されるので、冬の日常着にかかせないアイテムです。
メリノウールを着たことない登山文脈以外にも着てほしいと自信をもっておすすめできるONC MERINOです。
あえてサイズアップして長めに裾や袖を出してもいいかもしれません。
★オーバーサイズを活用しましょう。
これはインナーにコムアーチのメリノウール ハイネックT ネイビーを着ています。
*オンラインストアに掲載済みされてますので、良かったらご確認ください。
オーバーサイズなのでミドルレイヤーと考えたり、ただのウールのニットと考えることができるのです。
でも、この時に重要なのはただ暖かいインナーを重ね着することではなく、ちゃんと秋冬らしい暖かいものを着ていることを見た目で伝えることだと思います。
なので、ウールのハイネックTがいいわけです。冬にシャツなど着たい人にもこのハイネックはおすすめ。
身体的に暖かいことはもちろん、季節感を感じさせる見た目になるので安心して着用することができますね。「秋冬」です。
*明日掲載しますが、レディースのハイネックもあります。
DIGAWEL ポリエステル100%サルエルパンツ
ALTRA の靴
これならシティーハイクができますね。
こっちは色違い。
ゆったりとしたONC MERINOの特徴的なサイズ感があるからこそ、レイヤリング幅が広がります。
しっかりとしたリブがあるので大きなサイズでも違和感なく着用できるのです。
登山においてもベースレイヤー、ミドルレイヤーになるので、あえて持っていても損は無いかと。
★分かりやすく登山で機能的な合わせ方
STATICのアドリフトクルーとも相性良し。
OCTAと相性がいいこともありますが、重要なのはこのSTATICのアドリフトクルーは袖にリブが無く、サムホールなども無いシンブルな筒袖であること。裾にもリブがありません。
なので、長い袖がはみ出しても違和感がないわけです。ここにリブがあるフリースなどが無理に出すのは変な場合があるので気をつけましょう。
ONC MERINOは袖が長いおかげで、ハンドウォーマー代わりにもなるので理に適った使い方だと思います。
最後に自分の秋の山コーディネート
山荘飯島アルファダイレクトベスト(年内か年明けに再入荷予定)
ONC MERINO (このSAXは買おうと決断しました。)
迷迭香ナイロンパンツ(こっちも年内か年明けに再入荷予定)
服は全て登山ブランドでは無いものより。でも機能的には非常に優秀。
靴はちゃんとALTRAで登山文脈に馴染ませます。
店を開いて2年経った今、お取引先のおかげでようやく山荘飯島しかできないおもしろい山コーディネートができてきました。
ちなみに流行りのブランドだったり、ガレージブランド、登山ブランドに興味ありますし、なんなら取り扱いとも思います。
でも「独自の目線で幅のある提案をしていく東京ならではの登山用品店」と名乗ってしまったのでこんな感じになってます。
今回紹介したbalのユニフォームやコムアーチ、DIGAWELの商品も店頭にありますので、イベントの際はぜひ合わせて御覧頂き、楽しいレイヤリングをしてください。
「ONC MERINO -秋冬-」
10/13(金)~17(火)の5日間でやってます。