「下駄」~登山文脈が2足目に買うべきジャパニーズベアフットサンダル~

まずは業務連絡を2つ

①ホームページの「お問合せ」から御連絡頂いているお客様へ
コンタクトフォームとして「お問い合わせ」を設けてますが、山荘飯島からの返信が迷惑メールに振り分けられてしまうことが多いみたいです。お問い合わせに関しては必ずご連絡をさせて頂いております。(どんなに遅くとも3日以内に)

店頭でのご予約やシャツのご注文の方にも同様にメールをさせて頂いております。

こちらから連絡、返信が無い場合は、一度迷惑メールフォルダなどのご確認お願いします。

それでも連絡がないよ!という場合は私の確認漏れです🙇‍♂️再度メール、もしくはインスタグラムのDMでも問題ありませんのでご一報頂けますと幸いです。ご返信は間違いなくさせて頂きます。

contact@sanso-iijima.com

**特に迷迭香ナイロンパンツのお問い合わせの方**
メールのやり取りができてない、途中でメールが止まってしまったお客様が数名いらっしゃいます。
ありがたいことに予約される方も多いので、万が一売り切れてしまう可能性もありまして、もし確認できた場合はご返信頂けますとうれしいです。

女性からの評判もすこぶる良いパンツ。
このファスナーがすごくいいですよ。風抜け、足上げ最高なので登山との相性が抜群です。このおかげで自転車も快適。

②営業日変更のお知らせ 来週3連休もらいます。


5/17(水)、18(木)、19(金)の3日間は定休日を頂きます。
また期間中の通販発送業務やお問合せも5/20(土)以降に対応をさせて頂きます。

こちらの都合でご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございません。

天気次第ですが、ちょっと遊びに行く予定です。

では本題へ

予想以上の反響が既にあるこちらの商品を

下駄です。

メンズ(25.5cm~28cmくらい)、レディース(22.5cm~25cmくらい)の2サイズ展開

インスタグラムのストーリーなどではしつこく紹介していますが、まだ正式な紹介はしていなかった下駄です。それにも関わらずご購入される方も多く、登山文脈との親和性を感じてます。狙い通りというか正直、予想以上でうれしい反響です。

おさえるところはおさえつつ、単純にカッコいいという・・・

下駄は下駄でもこんな洗練された下駄はありません。

こんなことができるのは「221Village」だからでしょう。

このさりげないブランド印にも、そのセンスは伝わります。

そんな「221Village」は山荘飯島では「迷迭香」と同じデザイナーさんの別ブランドと言った方が分かりやすいですね。

迷迭香は実は登山文脈の人に響くような、狙ってあえてのつくりこみをしている部分が大きいのですが(目立つようにブランドネームが大きくついている部分など)221Villageはよりファッションとしてのプロダクトを展開していて、すごく洗練された作りをした商品が多いです。

とは言え、ただ流行りを追うわけでなくデザイナーさんの今、良いと思っている感覚を落とし込んでいるので、展示会では毎回驚かされるものが多く、個人的にはこっちの展開も強めたいと思っているのですが、山荘飯島というフィルターに落とし込んで我慢しつつ少量だけ展開をさせてもらってます。

でも今回の下駄に関しては、山荘飯島フィルターを余裕で通過というか飛び越えてきまして、これはやらないといけないものだと思いました。自分でも早速に履いてます。

スラックスとも合う下駄

〇まずは一番響きそうなポイントの説明

白のビブラムソール

登山文脈の人はビブラムの良さを身に染みて感じている人も多いでしょう。安心のグリップ感で街履きとしても最適です。登山をはじめると、さらにビブラム信者になりますよね。

そして、分かりやすくファッション文脈とも親和性が高いのがビブラムソール。なんだかカッコよく見えてしまいます。

とは言え、この白のチョイスが素晴らしい。下駄だけど、皆さんが想像する下駄じゃなくなります。

うっすらと見える白が、なんとも言えない雰囲気に。

ちなみにこれを作っている本場の下駄職人の方も、このビブラムソールの機能面がすごくいいねと太鼓判を押してくれたとのこと。

下駄とビブラムの組み合わせで、そこに白をもってくるセンス・・・新しい提案だけど、多くの人に響く要素もあるすごく絶妙な塩梅。少しだけ先を提案する感覚と言えばいいのでしょうか?実はこれがとてもすごいことなんです。

〇次に登山文脈に寄り添った説明
足本来のバランス感覚を鍛える、ベアフットシューズは1足持っている人も多いはず。ベアフット=素足の意味で、ソールが薄く素足感覚で履くシューズで、最近ではもはや定番ともいえるくらいに登山文脈に浸透しているはずです。
足の神経や、筋力が鍛えられ、故障しない歩き方、筋肉の使い方できるようになります。

その正解の一つがルナサンダルですよね。素足を鍛える走れるサンダルとして登山文脈ではもはや説明不要でみんな1足持ってますというくらいにお馴染みの商品。

ファッション文脈から見ると、数年前からルナサンダルはファション系セレクトショップでも取り扱いがあり、まだまだルナサンダルが大衆化されていくような気配があります。

登山文脈の人からすると何を今さらルナサンダルと思うことはあるでしょうが、ファッション文脈から見た登山文脈にもそんなことはあるわけでして、持ちつ持たれつの関係だと思いましょう。その関係性はうまく使ってるのが山荘飯島です。

レディースのサンダルでもここ数年でベアフット系のものが見られるようになっていたりと、ファションとの親和性も高いというかむしろけっこうメジャーな分野になっているのかもしれません。

そして語弊はあるかもしれませんが、ファッションに昇華される数年前から登山文脈の人は若干ルナサンダルに飽きているということも周知の事実かもしれません。飽きているというか持ってるから次に何かサンダルあればほしいなという人が多いかもしれません。そんなわけで、ベッドロックサンダルなどが出てきて、他の登山用品店などは広めようとしている気配もありますが、結局のところルナサンダルでいいんじゃないかと感じている人がいるのもまた事実かと勝手に考えています。単純にカッコいいし、コンバースのオールスターとかアディダスのスーパースターみたいなもので、下手にずらすより定番こそ一番です。安心感は間違いありません。

なので山荘飯島でもルナサンダルを取り扱います。ファションの人も買い替え需要の人も、近日入荷しますのでぜひ気にしておいてください。

ではルナサンダルを持っている人は何を買えばいいかとなると、今回紹介する下駄になってくるのです。

2足目に買うべきベアフットサンダル

新しい文脈と言えばそうなりますが、なんとなく注目していないだけで昔からありましたよね。
ここに着目するのがすごい。

ジャパニーズベアフットサンダルすなわち下駄

下駄は、日本古来からある素足を鍛えるサンダルだったのです。だったのですと言ってますが、これに気づかせてくれたのは221Villageの展示会の時。これぞデザイナーの発想だと感嘆したわけです。
なので今から書くことは「下駄 効果」 でググって調べた、取って付けたような知識なので、詳細はみなさんで調べてくださいと言ってしまいますね。ここに関しては浅い情報ですみません。そして間違った情報は御指摘ください。

では簡単に説明すると・・・

日本でのベアフットシューズというと足袋の方が、真っ先に浮かぶと思いますが、
下駄もまた指が開き、体感を鍛え、足のバランス感覚、筋肉を鍛える効果があります。さらに足の神経が研ぎ澄まされ、外反母趾や偏平足の予防になるので、健康靴の一つとして推奨されています。

もちろんこれで山で走れる歩けると言うわけではありませんが、そんな使い方はルナサンダルにまかせて、日常履きとして登山文脈の人に響くに違いないと思ったわけです。だからこそ2足目の下駄。どうでしょうか?

〇結局のところ見た目です。


色々と説明しましたが、そこは山荘飯島です。見た目が最高にカッコいいという話にいきつきます。221Villageはすごいです。

鼻緒はネイビーの起毛素材

紐はクッションを入れて、外側にオリジナルで作っているグレーのオックスフォード

杉の生木に白のビブラムソールの組み合わせ。
(*一部のお客様には店舗で材料を誤って説明しておりました。誠に申し訳ございませんでした。材料は杉の木を使用しています。柔らかく反発性があるので素足で履く下駄には最適な素材です。)

天然木なので汗をかいても吸収してさらりとした履き心地です。

そして、天然木なので色みは変わりますし汚れます。それも味として愛着持って汚してみてください。

底は焼きを入れて、劣化腐敗を防ぎます。

このバランスがただただ凄い。ちゃんと街履きで上品にカジュアルに履ける下駄です。

おかげでこんなコーディネートができてしまいます。

スラックス合わせも。
コムアーチとの親和性がすこぶる高いです。

デニムでも

*個人的に頻繁に履いてるDIGALWELのデニムは1点だけあります。商品掲載ページはここから

ちなみに迷迭香ナイロンパンツとも相性良く、みなさんお持ちのアウトドアブランドのパンツにも相性はいいに違いありません。

本当に何でも合いますよ。グレーとネイビーと白のチョイスは履いてるとすごさを感じますよ。

下駄の機能なんかは抜きにして、ファッションとして考えても選択肢に入る優れたサンダルです。もはやしつこいセリフかもしれませんが、221Villageはファッションブランドですからね。

ダメージジーンズやブーツカットのパンツとか、全身真っ黒なモードな雰囲気で履いてもすごくカッコイイと思います。若い人の自由な発想で履いてほしい下駄でもあります。

もちろん浴衣にも最適です。いきなり夏祭りで使うには痛いかもしれないので、夏場に向けて今のうちに慣れておくのもいいでしょう。

さらにキャンプ、テント場でのリラックスサンダルとして履いている人がいたらとてもクールでしょう。

2足目というのは登山用品店として話。単純に夏用ファッションサンダルとして1足目に安心しておすすめできます。どんなファッションとも合わせやすい懐の深い下駄です。

〇修理できるサンダルであるという点
本体の木がすり減ってしまったらさすがに修理ができませんが、ソールの張替え、鼻緒の付け替え可能です。

このタッカーの針みたいなものが刺さっているソール部分は簡単に鼻緒を付け替える為の作り。

ちゃんとした下駄の作り方。

サステイナブルなんて言葉はありますが、日本古来の商品てちゃんと修理のことも含めて考えられていますよね。長くはけるサンダルという点でもなんだかいい気がします。

*ちなみにソールの張替えに関しては金額を確認中です。

プロダクトシリーズとして221Villageではあまりかかわりの無いブランドや職人と協業などを展開する予定とのことでその第一弾がこの下駄でした。221Villageからはおもしろい提案がありますのでこれからもぜひぜひ注目してみてください。

ファッション業界誌であるWWDの最新号にて山と道やUL文化が堂々と取り上げられていまして、今まさに旬なジャンルになっているようです。

だからこそ、山荘飯島では下駄を提案します。

ファッションと登山の少し先へ。田舎者だった私が小さい頃から憧れた「東京」にある登山用品店を自称しているのでこのくらいのアイテムをセレクトしないといけません。
今のど真ん中には響かないし、大衆的な評価は得られないかもしれないけど、決して間違ってもいないし、ファッションと登山文脈にも寄り添ったバランスになりそうなジャパニーズベアフットシューズです。

ちなみに値段は11,000円(税込)

下駄の文脈を知っている人からしたら普通の値段なのかもしれませんが、不思議なもので安いとさえ思ってさえしまいますよね。文脈マジックです。迷迭香ブランドもそうですが、221Villageはこの価格帯含めて、変なことをしないから安心して幅広くすすめることができるわけです。

オンラインストアにも掲載しました。

商品掲載ページはここからどうぞ

*木の出方や色みが1点1点異なるため、画像と実物が異なります点ご了承ください。

慣れるまでは痛いですが、グリップ感は安定していて歩きやすさはすぐに実感できます。慣れるまでがんばりましょう。

だいたいの人はかかとがはみ出る大きさになります。サイズ感を説明するのが難しいのですが、適応サイズに該当すればフリーサイズ感覚で履けるとも思います。とは言え通販だと難しさもありそうですが・・・ご検討頂ければと思います。

左右はありません。左右交互に履くとバランス良くすり減って長くはけるとのことです。もちろんこれもさっき調べた知識。このくらいな半端な知識で販売して申し訳ないのですが、おもしろさに興味を持って頂ければうれしいです。

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